解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅 2枚目
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅 2枚目

支援総額

12,310,660

目標金額 8,801,000円

支援者
527人
募集終了日
2025年7月31日

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2025年07月21日 17:46

【残り10日】支援率70%突破!FAQ⑤井の頭線沿線まで帰れないの?〜本当の里帰りを諦めないために〜

皆さま、いつもあたたかなご支援を本当にありがとうございます。

おかげさまで本日、支援率が70%を突破しました。

その後も続々とご支援をいただいており、246人の皆様から632万5460円ものご支援を頂き、支援率も71%を越えたところです。


ですが、一方で、終了まで10日…
もう時間がありません…
解体撤回・保存実現に必要な880万1000万円へは、あと約247万円が必要です。

時折、こんなお声をいただきます。

「今回、井の頭線沿線まで帰れないのですか?」
「京王井の頭線沿線で保存できないのですか?」
「どうして、渋谷・下北沢・吉祥寺など、井の頭線沿線でこのプロジェクトを行わないのですか?」と。

もちろん私たちも、できることならこの3701号車(8811号)を、渋谷・下北沢・吉祥寺といった「ふるさと」である井の頭線沿線に、里帰りさせたいと思っています。



けれども、現実には大きな壁が立ちはだかります。

 

東京で保存車両を残す難しさ

そもそも鉄道車両を置くことができる土地の確保や保管環境の整備は非常に困難です。

例えば3701号車(8811号)を1両置くだけでも、単純計算で約3m×約20m(=60㎡/約18坪)のスペースが最低限必要です。


井の頭線沿線に限らず、ご存知の通り、東京都内の地価は高騰を続けています。

 

井の頭線の終着駅・吉祥寺は東京都の人気駅ランキング1位

井の頭線が走る・世田谷区は東京都の人気エリアランキング1位

(SUUMO 東京都の土地価格相場情報より)

3000系が支えた街・沿線が発展し続け、東京で一番人気にまでなっていることは、大変喜ばしいことです。

 

ですが、一方で地価もそれと同じように上がっています。

吉祥寺駅の平均地価は、267万円 / 坪
世田谷区の平均地価は、308.3万円 / 坪
(SUUMO 東京都の土地価格相場情報より)

土地代だけで 約5,000万~6,000万円 が必要となります。
さらに作業スペースといった制約も加わると、総額は1億円を超える計算になります。

そして鉄道車両が搬入可能な、大きな道に面した場所はなかなか見つかりません。

 

仮に土地を確保できたとしても、東京の住宅街の真ん中で、保存車両の保守作業が本当にできるのか?という現実的な課題もあります。

残念ながらこれが、首都圏の鉄道車両進化のパイオニアであり、今日の便利な東京の都市の礎となった、発展の功労者であるはずの3701号車(8811号)を取り巻く現実です。

そして同時に、鉄道車両に限らず、首都圏・特に東京の文化財保護はなかなか厳しい状況であるのが現状です。

 

刻一刻と迫る「解体のリミット」

さらに問題は、時間です。
3701号車(8811号)は「解体保留期限」が目前に迫っています。
今回のクラファンが達成できなければ、残念ながら、即座に3701号車(8811号)は解体となります。

それほど緊迫している状況で、私たちが独自で適切な土地を探し、確実に売上・利益が期待できる活用方法やビジネスモデルを構築し、金融機関・投資機関・個人投資家の方々から十分な資金調達を行わせて頂くことは、残念ながら全くといっていいほど現実的ではありません。

他に自治体・企業・団体などと相談し、受け入れていただける場所を探す方法も考えられます。
ですが、この短期間でそのようなお願いはできませんし、万一何かの事情が変わった場合、行き先を失い、そのまま解体という事態になってしまいます。

 

そこで今回、私たちは難しくとも実現可能性が残るプロジェクトとして、茨城県土浦市にある「首都圏電車区」への緊急輸送を計画しました。

とはいえ、茨城は「首都圏」です。
井の頭線沿線からも、公共交通利用で約2時間、車なら約1時間

井の頭線沿線からも多くの人に訪れていただける距離に、この車両を残し次世代に守ることは、確かな意味があると私たちは信じています。

 

真の「里帰り」を夢見て、「未来への待ち合わせ」を

ですが、今回の旅の目的地である「首都圏電車区」は決して3701号車(8811号)の終着駅ではありません。

井の頭線でいえば急行の待ち合わせをする永福町駅
浅野川線でいえば列車交換をする三ツ屋駅

 

ここで、皆さまの想いを乗せ、3701号車の「未来への待ち合わせ」をしたいと考えます。

まもなく100年を迎える井の頭線の歴史を振り返ると、3701号車(8811号)は井の頭線・最古の現存車両です。さらに現存する首都圏最古のオールステンレス電車です。

いつの日か、3701号(8811号)が「帝都・東京の文化財」として広く認められ、真の里帰りを果たす日が必ずや来ると信じています。

私たちは、将来的には井の頭線沿線の自治体・企業・団体などと連携し、沿線地域で活用していく未来・可能性を視野に入れています。

例えば、井の頭線の車両基地である富士見ヶ丘検車区の近くには、「高井戸公園」という東京都の公園の開発計画があります。
近隣自治体では、清瀬市の夢空間プロジェクトなどが進行しつつあります。
そうした場所に、いつか3701号車(8811号)が本当の里帰りをできる日が来るかもしれません。


そのためにも、私たちは一般社団法人として責任をもって車両を管理し、将来的な活用・連携の道を探し続けたいと考えます。


 今なら、まだ間に合います

ですが―
そんな未来も、そんな可能性も、このままでは、あと10日で全てが消えてしまいます。

 

 

3701号車(8811号)を守れるかどうかは、きょう、この瞬間の皆さまのご支援にかかっています。
いま、車両を残さないことには、明日も、未来も訪れないのです。

夢の灯火が消えてしまう前に、
どうか「3701号車(8811号)と都市の記憶を守る」この挑戦に、お力をお貸しください。

リターン

10,000+システム利用料


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G-01【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』2枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

13,000+システム利用料


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G-02【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』計3枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚
●『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


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G-01【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』2枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

13,000+システム利用料


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G-02【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』計3枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚
●『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2026年3月
1 ~ 1/ 90

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