コミュニティキッチン整備プロジェクト完了のお知らせ
2019年9月にこちらの新着情報欄でご案内したコミュニティキッチン整備計画案に対しご支援者様の了解を得て、2019年10月から現地での改修整備工事を行い、2020年1月にコミュニティキッチンが無事完成・オープンしました!
プロジェクト完了報告として、完成したキッチンの様子やプロジェクト収支等をご報告します。まずは完成したコミュニティキッチンの様子をご紹介します。
完成したキッチンに現地のお母さんもこどもたちも大喜び!早速、1月からお母さんたちが集まって料理教室に参加したり、貯金グループの集会を行ったり、子どもたちへの読み聞かせ・学習プログラムを開催するなど、活発に使われはじめました。
2020年3月中頃から5月にかけては新型コロナウイルス感染症拡大に伴い一時施設を閉鎖しましたが、6月からはまた活動を再開し、手洗いやマスクの着用など感染対策を行った上で少人数のクラスを再開しています。
ご支援者様には2019年10月から2020年4月にかけて計5回ニュースレターを配信し、コミュニティキッチン整備工事の様子や現地のお母さんと子供たちの様子をお伝えしました。
また当初予定より大幅に遅れてしまいましたが、プロジェクトブックレット(vol.1活動報告書、vol.2写真集、vol.3レシピ集)を作成し、2020年9月に該当するご支援者様に送付させていただきました。
ご連絡先の変更やご住所の変更で、ニュースレターやブックレットが届いていないというご支援者様がいらっしゃいましたら、カマル・フリーダ西村祐子までReadyfor メッセージ機能等を利用しご連絡ください。
最後に本事業にかかった費用を報告いたします。
コミュニティキッチン整備にかかった費用は以下の表に示すように総額813,571円となりました。
クラウドファンディングおよびその他の寄付により集まった、総額2,458,000円に対し、上記コミュニティキッチン整備費用とクラウドファンディング手数料を差し引いた1,255,499円が残金となりました。こちらは2020年1月からの施設の運営費用として少しずつ大切に使わせていただいております。
プロジェクトを進める中で様々な障害があり、当初予定より大幅に遅れてのプロジェクトの完了となってしまいましたが、困難な中でもコミュニティキッチンを整備し、お母さんたち・子どもたちの活動の拠点をつくることができたのは、一重に辛抱強くプロジェクト見守ってくださったご支援者の皆様のおかげです。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
建物は完成しましたが、お母さんと子どもたちを支援する活動はまだまだ必要です。カマル・フリーダではこの場所を拠点にセントマーサエステートの人々を対象としたコミュニティ開発支援を継続して行きます。ぜひそちらも応援していてください。
カマル・フリーダ 代表:西村祐子
東京大学有志プロジェクトチーム一同