海洋ごみ問題が学べる動画と冊子を制作して全国の学校へ無償で届けたい
支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 78人
- 募集終了日
- 2024年9月30日
保護猫受け入れ後の難病治療費
#環境保護
- 現在
- 256,000円
- 支援者
- 29人
- 残り
- 2時間
事故にあった子猫の治療・手術費にあてたい
#動物
- 現在
- 403,500円
- 支援者
- 102人
- 残り
- 2日
【第三弾】殺されるジャージーの雄子牛を助ける
#地域文化
- 現在
- 260,000円
- 支援者
- 20人
- 残り
- 18日
香川県にある海ごみホットスポットをきれいにしたい!
#まちづくり
- 現在
- 1,639,000円
- 支援者
- 126人
- 残り
- 40日
鯖江子育て応援フェスタで “1日クラゲ水族館” を実現させたい!
#まちづくり
- 現在
- 260,000円
- 支援者
- 29人
- 残り
- 2日
美濃加茂市に住む外国ルーツを持つ子供の学習支援をする!
#子ども・教育
- 現在
- 175,500円
- 支援者
- 27人
- 残り
- 5日
猫伝染性腹膜炎(FIP)闘病中の愛猫しゃなのご支援お願いいたします
#医療・福祉
- 現在
- 31,000円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 7日
プロジェクト本文
▼美しい地球の姿を伝えることが環境学習の第一歩目
皆さん、こんにちは。本プロジェクトページをご覧いただきましてありがとうございます。
地球写真家の石井友規と申します。
この度は「海洋ごみ問題が学べる動画と冊子を制作して全国の学校へ無償で届けたい」という目標を達成するために、皆さまからのご支援をお願いすることにいたしました。
まずは「地球写真家」の自己紹介をさせてください。
これは私が写真家として撮影した写真や動画を使って、主に子どもたちへ環境をテーマにした出前授業を行うための仕事として、2007年に立ち上げたブランド名です。
地球写真家というネーミングは、2007年にバイオディーゼルカー(食廃油を燃料にした車)を使い、全国を旅をしながら各地の児童福祉施設で出前授業をしている時に誕生しました。
ある日、都会の中にある児童福祉施設へ訪問をしていました。
薄暗い部屋のスクリーンに大きく満天の星空の写真を映し出していたところ、⼀人の⼥の子が僕に質問をしました。
『あの夜空の白い帯みたいなものはなんですか?』
僕が『天の川だよ』、と答えると、その女の子は天の川が実在することに歓喜の声を上げて全身で喜びを表していました。
街では灯りが煌々と光り、都会の夜空では天の川が見えなくなってしまいました。天の川は物語の中だけではなく、本当に目で見ることができるんだ!と分かった瞬間の女の子の目はとても輝いていたのです。
授業を終えた後、その女の子は僕に駆け寄って来て、『大人になった時には自分の目で本物の天の川を見に行く』と決意を伝えてくれました。
子どもたちへ自然や動物の写真、映像を見せることによってそれが心のどこかに残り、大人になった時に何か一つの行動に繋がるのかもしれない。さらに、もしかしたら地球環境についても関心を持ってくれるかもしれない。それならば、地球のことを伝えるためにもっと子どもたちに会いに行こう。そう思い立ち地球写真家が誕生した瞬間でもありました。
そんな想いを胸にその後も地球写真家の出前授業を続けながら、2014年に映像制作会社、株式会社丸菱(現:マルビシ)を地球写真家石井友規を代表として徳島県に設立しました。
初年度から、海洋ごみ問題を動画で学ぶための環境教育教材制作業務を徳島県から受託し制作。完成後も石井友規(いっしー)自らがそれを使って県内の小学校で出前授業を実施するなど、地球写真家は法人の活動としても動き始めました。
2023年度には「徳島の海を守れ大作戦」という、海洋ごみ問題を学習するための動画教材と冊子(パンフレット)の制作業務を徳島県より受託し制作。2024年度以降も自ら県内の小学校にてその教材を使った出前授業をし続けています。
多くの子どもたちは、不法投棄や環境汚染などマイナスイメージから自然環境の学習をスタートしています。地球写真家の環境学習スタンスは、美しい地球の姿を伝えることが環境学習の第一歩目と信じ、写真や動画、VRに至るまで様々な方法を活用したプラスイメージの出前授業を送り届けています。
※株式会社マルビシの業務で出前授業を行うほかに、徳島県と奈良県より環境アドバイザーの委嘱を受けて、県の依頼にて小学校への環境教育出前授業を行っています。また大阪芸術大学写真学科の非常勤講師として教鞭を執る中でも学生たちへ環境問題について伝えています。
▼川があればどこからでも海にごみが流れてくるからこそ全国の子どもたちへ伝えたい
海岸へ行ったことがある方は、漂着しているペットボトルなどのプラスチックごみを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
それらをはじめとするプラスチックごみが紫外線等で粉々になり、その中でも特にマイクロプラスチックという5mm以下の小さな粒々が世界中の海で深刻な問題となっていることは皆さんもご存知と思います(※1)。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
このまま何も対策をせず放置すると、地球上の海は2050年には魚よりもプラスチックごみの方が多くなると言われていることから(※2)、2019年6月に開催されたG20大阪サミットでは、日本からは、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指し首脳間で共有するために、「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が提案されました(※3)。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
他国や国際機関等にもビジョンの共有を呼びかけ、2021年5月現在、87の国と地域が共有しています。このようにこれまで海洋ごみ問題は、漂流物や海岸に漂着したごみが主眼であったところ、その発生源を改善し、目標を達成するために活動が広がり始めました。例えば、新たなプラスチックごみを発生させない生活スタイルへの変革を目指すため、2021年にはEUで使い捨てプラスチック製品が禁止され(※4)、プラスチック製のストローや袋が廃止されたほか、プラスチック製品のリサイクルを強化。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より)
日本でも一つの例として、大阪府では2030年には、大阪湾に流入するプラスチックごみの量を2020年と比較し半減させることを目標に策定しました(※5)。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
世界中で目標を達成させるためにも、これまでの3R(リデュース・リユース・リサイクル)はもちろんのこと、プラスチックごみを燃料として燃焼させるサーマルリサイクルのほかに、炭酸ガスを作るために二酸化炭素と燃料用の水素を得るカーボンリサイクル、さらにはこれまでリサイクルが難しかった汚れたプラスチックごみなどをプラスチック原料に戻すケミカルリサイクル、自然界にて微生物により分解される生分解性プラスチック(バイオポリマー)が発明されるなど、社会は動き始めています。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より)
しかし、それでも河川から海へ流れ出るプラスチックごみの量は年間最大で2万4千トンとされており(令和5年度の環境省の調査※6)、今もなお大量のプラスチックごみが川を流れ、海へと向かい続けています。特に豪雨の河川増水時は河川敷の木々にはたくさんのプラスチックごみが絡まり、その醜悪な様子を目の当たりにします。
日本には3万以上の河川があり、海に面していない8つの県を含め、全ての都道府県は必ず川を通じて海と繋がりがあります。このことから、沿岸部に住む子どもたちはもちろんのこと、山間部に住む子どもたちにも海洋ごみの問題を一刻も早く伝えたいという強い想いがあります。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
けれども地球写真家のスタンスは本来あるべき美しい海の姿、生き生きとした海洋生物たちの映像と写真を、はじめに子どもたちへ見せて、汚れた海が当たり前ではないということをしっかり伝えた上で、これらのような課題を一緒に考えて行動へと繋げてもらうという流れで環境学習を進めています。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
出典一覧
※1 :UNEP Marine Plastic Debris and Microplastics
※2 :World Economic Forum The New Plastics Economy: Rethinking the future of plastics.
(https://www3.weforum.org/docs/WEF_The_New_Plastics_Economy.pdf)
※3 :環境省 「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」
(https://www.env.go.jp/water/post_75.html)
※4 :Single-Use Plastics Directive Directive (EU) 2019/904 of the European Parliament and of the Council of 5 June 2019 on the reduction of the impact of certain plastic products on the environment.
(https://www.fao.org/faolex/results/details/en/c/LEX-FAOC187670/)
※5 :大阪府 「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」実行計画
(https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/kannou_sdgs/blue-ocean-plan.html)
※6 :環境省 令和5年度検討結果 日本の海洋プラスチックごみ流出量の推計
(https://www.env.go.jp/content/000234958.pdf)
▼全国の学校で学習に活用できる教材用動画と冊子を制作するプロジェクト
◆はじめに
2023年度に海洋プラスチックごみ問題を学習するための動画教材と冊子の制作を徳島県より受託し、「徳島の海を守れ大作戦」を制作しました。
これまで地球写真家石井友規が小中学校の出前授業で行った海洋プラスチックごみ問題の環境学習の内容を整理し、クラスの先生自ら環境授業を実施できるよう動画を設計し、さらには小学校学習指導要領生活編に掲載された以下の方針を盛り込んでいます。
「感性を豊かに働かせながら,どのような未来を創っていくのか,どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え,自らの可能性を発揮し,よりよい社会と幸福な人生の創り手となる力を身に付けられるようにすることが重要であること,こうした力は全く新しい力ということではなく学校教育が長年その育成を目指してきた「生きる力」であることを改めて捉え直し,学校教育がしっかりとその強みを発揮できるようにしていくことが必要」
※小学校学習指導要領生活編(平成 29 年告示)第1章総説「1改訂の経緯及び基本方針」より抜粋
このように子どもたち自身の力で考え、アイデアを発表できる時間を設ける内容を組み込むなど、ただ学ぶだけではなく個の尊重と可能性を引き出せるようにしました。
(出典:「徳島の海を守れ大作戦」より)
この学習用動画は実際に45分授業で使用し完結できることから、先生方に好評であり、さらに地球写真家石井友規自らがこの教材を使用した出前授業後においても、子どもたちからの振り返りシートより手応えを得ておりました。海洋プラスチックごみは化学繊維や人工芝、肥料カプセルなど普通の生活の中からも日々生まれていること、発生を食い止めるために世界中が新しい技術を開発していること、回収した海岸漂着ごみを使ったビーチアートづくりなど、新しい気づきや可能性についてたくさんのことを発見し学び得ている様子が目に見えました。
(「徳島の海を守れ大作戦」を使った授業の振り返りシートの一部を紹介)
このように出前授業を重ねていく中で、このような教材を徳島県に限らず全国で使って学習してもらい、一日も早く、一歩でも解決へと前進できないかと考えるようになりました。
しかしこの教材は徳島県で制作をしたものであることから、内容は徳島県の子どもたち向けに作られている事はもちろん、著作権のことからも他県で使い回しをするわけにはいきません。
そこで、最新情報を取り入れブラッシュアップした全国版「ブループラネットムービー」と「ブループラネットブック」を制作し無償で広めようと、このプロジェクトを立ち上げることへと至りました。
多くの環境学習の出前授業は、企業からの派遣、環境省に登録された環境カウンセラー、県の委嘱を受けた環境アドバイザーや推進員、ボランティア団体による実施が大半です。また、環境問題について意識の高い先生により出講依頼されるものの、学校やクラスの数に対してその数は少なく、さらには予算や学校の年間スケジュール等の事情により、全ての子どもたちに授業が行き渡らないというのが現実です。そのため、このような無償かつ45分授業内で実施ができる教材を提供し、クラスの先生により実施してもらうことで、それを解決することに繋がると考えています。
◆「徳島の海を守れ大作戦」(©︎徳島県)について
2022年度に株式会社マルビシ(丸菱)とニタコンサルタント株式会社がコンソーシアム(共同企業体)として徳島県より受託しました。動画と冊子(パンフレット)の企画、撮影、編集、及び統括監督は株式会社マルビシが担当し、冊子のデザイン及び海岸漂着物の調査資料の作成は環境調査会社であるニタコンサルタント株式会社が担当しました。
・株式会社マルビシ(徳島市) https://www.maruvishi.co.jp/
・ニタコンサルタント株式会社(徳島市) https://www.nita.co.jp/
【徳島の海を守れ大作戦】
出典:徳島県 海岸漂着物等(海洋ごみ)ポータルサイト https://www.pref.tokushima.lg.jp/jigyoshanokata/kurashi/recycling/7210929/
●動画の紹介(©︎徳島県)
3人の出演者が海洋ごみの発見から原因の追求、解決方法の模索までを15分で紹介しています。さらには合計4カ所に動画を一時停止して、子どもたちに意見やアイデアを発言できるコーナーを設けました。
●冊子(パンフレット)の紹介(©︎徳島県)
子どもたちに海の環境へ興味を持ってもらうために、まずは徳島県の美しい海を知ってもらおうと、地球写真家石井友規自らが撮影した写真をふんだんに散りばめて惹きつける内容にしました。そこから現状を伝え、様々な海洋ごみの種類、そして危険なごみを紹介すると共に、 海洋ごみが発生する原因、普段の生活と、世界中への影響を説明しています。また、海洋ごみから美しい海を守るための6つの取り組みを紹介し、実際に海岸へ行った時の楽しみ方と注意点を説明しています。
このように関心を持ってもらい、さらに体験までしてもらう。それが環境保全への行動へと繋がることと信じて一連の学習をこの冊子一つにパッケージしました。
◆本プロジェクトにおける取り組みについて
- 全国版海洋プラスチックごみ問題学習用教材「ブループラネットムービー」と「ブループラネットブック」を制作
- 今回のために全ての映像と写真を地球写真家石井友規が自ら新規で撮り下ろし
- 学習用教材の使用ガイドの作成
- 全国の学校へ無償で届けるための取り組み
この教材は制作したままではなく、必ず使用ガイドを作成しセットで公開します。それにより活用を検討する先生がどなたでも授業を開催できるようにします。
◆制作物の仕様について
【動画】「ブループラネットムービー」
・解像度:4K(3840×2160)
・長さ:15分
【冊子】「ブループラネットブック」
・サイズ:A5
・ページ数:8〜10ページを予定
・フルカラー
【対象】
小学4年生(以上)を主対象に内容を構成し、漢字にはルビを振ります。
※文部科学省 学習指導要領「生きる力」 別表 学年別漢字配当表に準拠
(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/koku/001.htm)
◆本プロジェクトの遂行計画について
●企画の内容
子どもたちにとって読みやすく、海やごみ問題について興味と関心を持ってもらえるようにします。そのために通常授業で学ぶごみ問題や学校での取り組み、 特に小学4年生が社会科の授業で学習する生活ごみに関する内容(3Rなど) と掛け合わせて、現実生活との繋がりをイメージできるようにし、一人一人の行動に繋げてもらいます。期間としては2024年9月〜11月を予定しています。
●撮影
動画、冊子共に小学4年生程度の児童を主役としたストーリーで進めていきます。出演者や撮影地は未定ですが、視聴する子どもたちにとってリアリティのある演出を心がけます。また海中の撮影は、海水温が低下しプランクトンが減少して透明度が高まる冬に集中して行います。撮影期間としては2024年11月〜2025年3月を予定しています。
●編集
撮影の進行と同時に編集も進めます。動画については実写映像の編集以外にも、海洋プラスチックごみを数字で学ぶためのインフォグラフィック映像、世界中が行なっている取り組みを学ぶためのアニメーション映像を制作します。冊子については、イラストレーターへオリジナルイラストをお願いしクオリティの底上げを図ります。編集期間としては2024年11月〜2025年4月を予定しています。
●周知と報告及びリターンの実施
本プロジェクトで出来上がった制作物の活用対象が主に学校であるため、新学期直後の多忙な4月を避けて5月に周知を予定しています。公開時には応援をいただきました皆さまへお知らせと報告、そしてその後の反応や成果などをまとめた報告書を作成後に最終報告とリターンの送付を実施します。
なお、本プロジェクトの完了日は2025年12月31日としています。
◆本プロジェクトを遂行ための見積もりについて
全国版海洋プラスチックごみ問題学習用教材「ブループラネットムービー」と「ブループラネットブック」の制作に必要な費用の根拠は、徳島県版を制作した時にかかった費用を参考にしています。撮影及び取材対象地が徳島県内から全国に広がることとイラストレーターへ依頼することから必要経費も増えると予想しています。予定する主な勘定科目は以下のとおりです。
- 企画費(動画及び冊子制作に係る企画や調査一式)
- 撮影費(動画及び冊子制作に係る撮影一式)
- 編集費(動画及び冊子制作に係る編集一式)
- 交通費(本プロジェクト全体に係る旅費交通費)
- 人件費(本プロジェクト全体に係る出演、アシスタント、ナレーション、イラストレーター、音楽家の人件費)
- 音楽費(動画に係る音楽使用料)
- 印刷費(冊子に係る印刷料)
- 諸経費(その他本プロジェクト全体に係る通信費や雑費等)
◆徳島県版「徳島の海を守れ大作戦」との違いについて
「ブループラネット」は、徳島県版「徳島の海を守れ大作戦」と違い、全く新しい学習用教材へと進化します。
- 完全に新規で制作
- 日本全国の自然風景(山から海まで)
- 日本そして世界中の民間企業含めた取り組みや技術の開発等の最新情報を紹介
- イラストはプロのイラストレーター(候補選定中)に依頼
子どもたちがワクワクしながら学べる内容を常に想像しブラッシュアップを続けていきます。
◆制作後のプロジェクト期間中における取り組み(全国の学校へ無償で届ける方法)について
通常このような制作は、各都道府県等の地方公共団体が年度予算により事業として実施します。しかし、海洋プラスチックごみ問題の啓発は急務であり、かつ継続性が必要であることから、年度に関係なく、全ての子どもたちへ行き渡るよう無償化を目指しました。 無償化を実現する方法として主に以下の方法を想定しています。
- ICT教育によるタブレット学習を念頭に冊子はPDF等のデータで配布
- 動画はYouTube等の動画用プラットフォームを活用
本来であれば全国にある全ての小学校等へ直接、活用の案内やお願いなどの交渉をすべきかもしれません。しかし今回のプロジェクトでは制作することに注力することに留めます。また、実際に実施するか否かは学校長や担当教諭の判断によるところが大きいことから、まずは先生方に教材の存在を知ってもらう事の方が一番と考え、口コミやSNS等の方法で広めていく事が本プロジェクト内にて実現可能な手段としています。
これらの普及活動が功をなし、もし一部の地方公共団体や学校がこの冊子を年度予算を用いて印刷をしたいという希望をいただいた場合は、無償で印刷用データを提供できればと考えています。
<提供について>
・対象:全国の小中学校をはじめとする全ての教育機関
・募集方法:SNS、ウェブサイト等で募集
・人数や対象数など:制限なし。
・決定方法:希望する学校全てに対応します。
◆その他既存の海洋プラスチックごみ問題教材との差別化について
「徳島の海を守れ大作戦」のほかにも、各県が独自で制作した素晴らしい海洋プラスチックごみ問題関連の啓発資料があります。競合することなく、むしろ学びを深めるために補う関係性になればと考えています。ただ、もし差別化としての違いを挙げるならば、まずは子どもたちが興味関心を持ってもらうよう美しい写真や映像でビジュアル重視に構成されていること。そして学校現場で45分授業にて使用が可能であることにあります。特に後者によりクラスの担当教諭が実施するほかに、各都道府県の環境アドバイザーはじめ環境学習を担う推進員さんにも出前授業やイベント等で活用いただけるよう想定しています。また、公共予算で制作するものではないため、海洋プラスチックごみ問題解決のために事業を行う民間企業の紹介が可能になります。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
(出典:「Treasure our Ocean」より 石井友規撮影 ©︎徳島県)
私たち人類、特に日本人は長い歴史を見ても海と共に生きてきました。豊かな海産物、塩、そして海運に至るまでその恩恵は計り知れないものです。2050年には世界中の海が魚よりもプラスチックごみが多くなると言われています。海へ潜ればごみが浮遊し、船舶も航行の安全が確保できず、魚介類は体内がプラスチック片だらけ。さらにはマイクロプラスチックは有害物質を吸着することから、生態系の影響はもちろんのこと、人体への影響も懸念されています。
まだまだ研究段階だったり調査中ということもあり、ハッキリとした悪影響はわかっていません。けれども、その悪影響が目に見える形で姿を現した時にはもう手遅れだと思っています。病気になってしまうからと、陸上の養殖施設で育てた魚しか食べられない。海水浴ができない。そんな世界を後世へ受け継がせるわけにはいきません。
この問題を解決するのは政治家、科学者、一生懸命活動している団体や市民だけではありません。
これは地球上に住む全ての人々が取り組み、行動すべき喫緊の課題でもあります。
今回クラウドファンディングを通じて皆さんに応援をいただきたい目的は、制作するための資金のためだけではなく、このプロジェクトに一人でも多くの方に関わっていただきたいことにあります。
とにかく知って欲しい。とにかく小さなことでも行動して欲しい。たったそれだけのことでも、解決に向かって一歩前進します。
どうか一緒にこの美しい海を残し続けるためにも、温かい応援を心よりお願い申し上げます。
地球写真家 石井友規
<※掲載している名称と画像について>
本文上に掲載している名称と画像につきましては、著作権保持者及び施設管理者、保護者より掲載許諾を得ています。
なお、出典表記のない画像は全て石井友規が撮影した著作物になります。
- プロジェクト実行責任者:
- 石井友規(株式会社マルビシ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
本プロジェクトを完了させるために、まずは念入りな構想と取材を基に企画案を作成します。その後はそれに基づき撮影計画を作成し、撮影地の選定と下見、調整、出演者の候補選び、そして撮影。さらには美しい海中等の自然撮影に時間と挑戦を重ねます。撮影後は動画及び冊子の編集に取り掛かり、イラストレーターへの作成依頼やインフォグラフィックスの編集依頼を行い、完成を目指して形にしていきます。 完成後は然るべきタイミングにて公開を行い、応援者へリターンとして提供します。 資金の使徒につきましては、●企画費(動画及び冊子制作に係る企画や調査一式)、●撮影費(動画及び冊子制作に係る撮影一式)、●編集費(動画及び冊子制作に係る編集一式)、●交通費(本プロジェクト全体に係る旅費交通費)、●人件費(本プロジェクト全体に係る出演、アシスタント、ナレーション、イラストレーター、音楽家の人件費)、●音楽費(動画に係る音楽使用料)、●印刷費(冊子に係る印刷料)、●諸経費(その他本プロジェクト全体に係る通信費や雑費等)を予定しております。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 企業からの協賛金を募ります。自己資金の投入や、集まった資金の範囲内で制作できる内容にいたします。
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プロフィール
徳島県/奈良県環境アドバイザーで地球写真家の石井友規です。 海洋プラスチックごみや地球温暖化をテーマに、自身で撮影した写真や動画を使用して、小中学校への環境出前授業をこれまで100校以上実施してきました。 普段は経営する映像制作会社、株式会社マルビシにてPR動画制作、大阪芸術大学写真学科にて非常勤講師として教鞭を執り後進の育成に努めています。
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リターン
5,000円+システム利用料
【5千円ありがとうコース】
海洋ごみを減らすために一緒に応援したい!という皆様へ真心込めた、ありがとうメールをお送りします♪
●○●○●○●
★地球写真家石井友規からの感謝のありがとうメール
★活動報告書(PDF)
- 支援者
- 36人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
【1万円美しいポストカード1枚コース】
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真をポストカードにして1枚プレゼント♪
●○●○●○●
★美しいポストカード1枚
★活動報告書(書面)
※画像は参考イメージです((C)石井友規)
※ポストカードの写真の内容はランダムとなります。
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
20,000円+システム利用料
【2万円美しいポストカード3枚コース】
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真をポストカードにして3枚プレゼント♪
●○●○●○●
★美しいポストカード3枚(種類の違う写真)
★活動報告書(書面)
※画像は参考イメージです((C)石井友規)
※ポストカードの写真の内容はランダムとなります。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
30,000円+システム利用料
【3万円美しいポストカード5枚コース】
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真をポストカードにして5枚プレゼント♪
●○●○●○●
★美しいポストカード5枚(種類の違う写真)
★活動報告書(書面)
※画像は参考イメージです((C)石井友規)
※ポストカードの写真の内容はランダムとなります。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
50,000円+システム利用料
【5万円美しいポストカード10枚コース】
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真をポストカードを10枚プレゼント♪
●○●○●○●
★美しいポストカード10枚(種類の違う写真)
★活動報告書(書面)
※画像は参考イメージです((C)石井友規)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
50,000円+システム利用料
【5万円冊子1冊コース】
印刷した学習用冊子を1冊プレゼント♪
●○●○●○●
★学習用冊子を1冊プレゼント
★活動報告書(書面)
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
100,000円+システム利用料
【10万円お名前掲載冊子1冊コース】
学習用冊子に設ける応援者欄にお名前(イニシャル可)を掲載し、印刷した冊子を1冊プレゼント♪
●○●○●○●
★お名前掲載
★学習用冊子を1冊プレゼント
★活動報告書(書面)
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
150,000円+システム利用料
【15万円お名前掲載冊子1冊と美しいポストカード10枚コース】
学習用冊子に設ける応援者欄にお名前(イニシャル可)を掲載し、印刷した冊子を1冊と本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真をポストカードを10枚プレゼント♪
●○●○●○●
★お名前掲載
★学習用冊子を1冊プレゼント
★美しいポストカード10枚(種類の違う写真)
★活動報告書(書面)
・画像は参考イメージです((C)石井友規)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
300,000円+システム利用料
【30万円『I♡Sea』コメント掲載冊子1冊コース】5名限定!
学習用冊子に設けるコメント掲載ページにあなたの海に対する想いを寄せてください。コメントのほかに顔写真(アイコン可)、お名前(イニシャル可)、を併せて記載し、印刷した冊子を1冊プレゼント♪
●○●○●○●
★『I♡Sea』コメント掲載
★学習用冊子を1冊プレゼント
★活動報告書(書面)
※プロジェクト始動後、2024年11月までにコメント掲載ついてメールにてご連絡いたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2025年12月
500,000円+システム利用料
【50万円『I♡Sea』コメントシーン出演権コース】3名限定!
学習用動画に設けるコメントシーンにご出演いただき、あなたの海に対する想いをお話しください♪
●○●○●○●
★『I♡Sea』コメントシーンのご出演権
★活動報告書(書面)
※以下の点にご注意ください。
・収録は2024年11月〜2025年2月を予定しています。
・シーンの時間は10秒程度を予定しています。
・お住まいの地域またはご希望の場所まで地球写真家石井友規が収録に伺います。
・収録地までのご本人分の旅費交通費はご負担ください。
・日本国外での収録をご希望の方は一名分の旅費交通費を申込者よりご負担いただきます。
・プロジェクト始動後、2024年11月までに内容や日程調整の方法などメールにてご連絡いたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2025年12月
500,000円+システム利用料
【50万円出前授業コース】
本プロジェクトで制作した教材を使用した出前授業のご依頼の権利をプレゼント♪
●○●○●○●
★出前授業のご依頼権をプレゼント
★活動報告書(書面)
※以下の点にご注意ください。
・出前授業は一日のみ授業コマ数3コマまで実施可能です。
・お住まいの地域またはご希望の場所まで地球写真家石井友規が出前授業に伺います(日本国内に限る)。
・実施開始は2025年5月頃を予定しています。
・有効期限は2026年5月31日までです。
・プロジェクト始動後、2024年11月までに内容や日程調整の方法などメールにてご連絡いたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
500,000円+システム利用料
【50万円美しいオリジナル写真作品1点コース】エディションナンバー付き!
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真を額装作品に仕上げ1点プレゼント♪
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★美しい額装写真1点
★活動報告書(書面)
※以下の点にご注意ください。
・作品サイズはA3〜A2程度を予定しています。
・撮り下ろし作品10点の中からご希望をいただき制作をします。
・本プロジェクト限定のエディションナンバーを発行し直筆サインを入れます。
・発送先は国内外問わず対応いたします。
・送料は国内外問わず別途ご負担ください。
・画像は参考イメージです((C)石井友規)
・発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年12月
1,000,000円+システム利用料
【100万円美しいオリジナル写真作品3点コース】エディションナンバー付き!
本プロジェクト制作過程で撮り下ろした美しい写真を額装作品に仕上げ3点プレゼント♪
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★美しい額装写真3点
★活動報告書(書面)
※以下の点にご注意ください。
・作品サイズはA3〜A2程度を予定しています。
・撮り下ろし作品10点の中からご希望をいただき制作をします。
・本プロジェクト限定のエディションナンバーを発行し直筆サインを入れます。
・発送先は国内外問わず対応いたします。
・送料は国内外問わず別途ご負担ください。
・画像は参考イメージです((C)石井友規)
・発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年12月
プロフィール
徳島県/奈良県環境アドバイザーで地球写真家の石井友規です。 海洋プラスチックごみや地球温暖化をテーマに、自身で撮影した写真や動画を使用して、小中学校への環境出前授業をこれまで100校以上実施してきました。 普段は経営する映像制作会社、株式会社マルビシにてPR動画制作、大阪芸術大学写真学科にて非常勤講師として教鞭を執り後進の育成に努めています。