富山築148年古民家ゲストハウス｢すどまりとなみ｣を憩いの場に！

 

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。川向実と申します。

 

私は富山県砺波市で生まれ育ち、就職後に転勤で長く県外を転々としておりました。

 

20年近く空き家だった実家を、外壁、トイレ、風呂、脱衣場、和室、広間、を改装・再生し、平成29年6月に古民家ゲストハウス「すどまりとなみ」をオープンしました。

 

昨年3月のクラウドファンディングにて皆さまにご支援いただき、無事、トイレと洗面所を増築しました！本当にありがとうございました！

 

前回プロジェクト詳細はこちら＞＞

 

 

今回、「すどまりとなみ」をより皆さまが交流できる場にしたいと考え、皆さまからのご支援で古民家cafe巣どまり（厨房）を作ることで、泊まるだけでなくお茶や食事をしながらわいわい楽しめる「すどまりとなみ」にしようと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

 

皆さまの暖かいご支援ご協力を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

「すどまりとなみ」は岐阜と富山の県境である砺波（となみ）地区にあります。

 

近くには、世界遺産の白川郷や地域財産の散居村や庄川温泉郷、庄川峡のダム湖の遊覧など、四季を満喫できるスポットがあります。

 

その他にも、散居村展望台や閑乗寺高原、瑞泉寺など、ここで生まれ育った私だからこそ紹介できる場所もご紹介しています。

 

また、「すどまりとなみ」の建物は、明治4年、今から148年前に建築された古民家です。

 

贅沢な設備はありませんが、近くで育てている野菜や果物を取って料理をしたり、寒い時期にはおやつに火鉢でかき餅を焼いて食べたり、秋に作った干し柿をお酒のつまみにしたり…、都会ではなかなかできない体験をしていただけます。

大人も子どもも、都会では経験できないさまざまな体験にご参加いただき、満足の声をたくさんいただいています。

 

 

ここに来たゲストさんは、みんなで食事作ってシェアをしたり、いろいろな話をして交流を楽しまれています。

 

また、月に1回はイベントを開催しており、（農業体験、田植え、稲刈り、柚子狩り、サツマイモの収穫、カボチャ収穫、竹風鈴作り、絵手紙、ピザ焼き体験、BBQなど）地元の方との交流も楽しんでいただいています。

 

 

お越しいただいたゲストの方からは、

 

「2階の幸福の間は、日本の和風の部屋で、花嫁暖簾、旧い民具火鉢が懐かしい。」
 

「色々な国の人と懇親できて最高！」

 

「皆で料理を作って楽しく飲み会できて最高でした。今度は旦那ときます。」

 

さらに20日間滞在した親子からは、

 

「一生忘れられない体験できて感激です！また必ず来ます。」

 

など、うれしいお言葉をいただいております。

 

 

 

古民家のため、建築基準、防火等の規制が厳しく、また資金的にも厳しかったため、一時は計画を断念しましたが、なんとかオープンまで漕ぎつけました。

 

そして今、県外の方や外国の方、そして地元の方からたくさん応援をいただき、宿泊だけではなく、地域の方と協力をしたイベントを開催するなど、その活用の幅が広がってきています。

さらに、ありがたいことに、6月にオープンをしてから、毎週のように県内外からゲストさんが来ています。

長い間いろいろな所を転勤していて、この砺波という街は、とても懐かしく、心地良いと感じるところもたくさんあることに気づきました。

高齢者の方が、庭にある草花をみて、「これも、あれも食べれれる。これはてんぷら、これは煮物、これは酢の物」などと、面白いこともたくさん教えてくれます。

 

しかし、過疎化が進む地域であり、高齢者がどんどん増えているのも現状です。このままでは、砺波市の未来を明るく作っていくことができなくなっていきます。そんな現状を変えるために、このプロジェクトを立ち上げました。

 

若い方、外国の方に、少しでも地域の財産を伝えるために。そして、いつも来てくださる皆さまのため、地元への恩返しのために、お茶を飲んだり食事を出したりして、高齢者、子供、生きにくく感じる人、海外の人など全員の交流の場所を作りたいと考えています。

 

そのためには、「すどまりとなみ」に厨房（水道、厨房、空調、等）が必要なのです。

 

工事費用などすべて合わせると、250万円ほどの資金が必要となり、自己資金ですべてをまかなうことが難しいため、クラウドファンディングの挑戦をはじめました。

 

 

 

私自身も、就職して地元を離れてからは転勤でさまざまな土地で生活をしてきました。都会での生活も経験したからこそ、今この砺波での生活をもっと都会で働く人たちにお越しいただいて体験してほしいと思っています。

 

野山にある草花を使った料理を、おばあちゃんに作ってもらったり、高齢者から子どもまで、都会の人から外国人まで、お茶やお酒（日本酒）を飲んだり雑談しながら触れ合って欲しいと考えています。
 

 

「すどまりとなみ」を訪れていただいた方には伝えていっていますが、空き家の問題はまだまだ残っています。

 

プロジェクト達成後は、人と人との暖かいふれあいを感じることができる居場所として、「すどまりとなみ」をさらにパワーアップしていきます。まずは、たくさんの人に来ていただけるような楽しい企画を実行していく予定です。

 

最終的には、地域のハブステイションとして、地域に根差した活動に寄り添い、地域内外の交流を活発にすることで、富山県砺波市をより元気な街にしたいと思っています。

 

 

また、空き家をどのように有効的に管理していくかを、より多くの方にお伝えしていきたいと考えています。

 

そして、今ある資源を有効活用しながら、人の少なくなってしまった地域が元気になるきっかけをつくっていきたいです。

 

ぜひ、より居心地の良くなった「すどまりとなみ」へ、お越しいただけますと嬉しいです。応援・ご支援をお願いいたします。