ただいまとおかえりのある第2の家。古くなった学童施設を建替へ

 

 

はじめまして。菅野児童育成クラブの父母会長 矢口みゆきと申します。

 

菅野児童育成クラブは、長野県松本市にある学童です。豊かな自然に囲まれた松本市立菅野小学校の敷地内に施設があり、普通学級の子も支援学級の子も、放課後をここで過ごしています。

 

校庭や雨の日には体育館で思い切り遊ぶことができ、上級生が班長となる班行動を通じて、皆が仲良く兄弟姉妹のように過ごしています。

 

 

 

ただ遊ぶだけでなく、近くの農家さんで収穫体験などお手伝いをさせていただくなど、地域に溶け込みながら世代を超えた交流を通して、子ども達の成長と地域の発展が一緒に進行している施設です。

 

設立されてから35年以上経ちますが、過去10年だけでも、累計約450人のこども達が放課後を過ごしてきました。子ども達にとっては第2の家ともいえる存在で、私たちのような子ども預ける親にとっても、安心して仕事に挑める頼れる場所です。

 

 

 

しかし、建てられてから35年近く経った今、プレハブに近い作りの施設は今にも崩れそうで、通っている子ども達の人数から考えても室内のスペースがかなり手狭になっています。

 

この地域にクラブはもう1ヶ所ありますが、現在両方ともキャパオーバーの状態です。また、来年更に人数が増えることが既に分かっています。

 

そこで施設を新たに建て替え、子ども達が安全に楽しく過ごせて、学童の先生や保護者も安心できる環境をつくっていくことに致しました。

 

 

 

 

費用は総額で2000万ほどかかります。市の補助金や父母会でのバサー収益など色々な手段を講じて資金を集めていますが、まだまだ足りない状況です。

 

そこでみなさんにご支援をいただき、子ども達がこれからも安全に過ごせるためにも、このクラブを無事に完成させたいと思っております。

 

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

クラブではNPOの先生達が子ども達の面倒をみてくれていて、急な病気やケガのときにも、保護者へ連絡の上病院に連れて行ってくださったり、適切で丁寧な対応をしてくださっています。

また、台風等で学校の下校時刻が急に早まった時には、学校から学童へ連絡が入る為、下校時刻に合わせて速やかに対応もしてくれます。

そして何よりも、子ども達の楽しみは毎日先生達が用意してくれる先生の手作りおやつ！上級生下級生関係なく、毎日毎日楽しみにしています。

 

 

 

夏休みなどの長期休暇でも通えるのが、保護者にとっては有難いところ。学校がお休みでも朝から規則正しい生活ができ、先生の引率で遠足・キャンプ・映画館での映画鑑賞・バーベキュー・流しそうめんなどの行事を楽しんでいます。

 

仕事をしている保護者にとっては、安心して仕事に励むことができ、無くてはならない存在です。

「第2の家庭」という方針の通り、環境は非常にアットホーム。時にはケンカもありますが、1つ1つの経験がこども達の成長にも繋がっていると、保護者の私も実感しています。

 

 

 

 

課外活動も多い菅野児童育成クラブですが、もちろん室内で過ごす子どもも多くいます。

 

宿題をしたり、本を読んだり、下級生の面倒を見てくれたり。そして中には、体調が優れず休んでいる子も。

 

しかし、子どもの人数に対し施設内は決して広くはなく、現在41名の子ども達が27名分の収容スペースの中で過ごしています。今年度の卒業を控えている児童は１名のみ。来年度に入所する予定の児童は既に5名ほど決定し、来年度児童数が更に増える事が分かっています。

 

特に雨天時や冬季の夕方は屋内での活動となるため、スペースが足りないときには、ロッカーの上に乗って本を読むことも。本来であれば注意しなければならないところを、黙認しなければならない状況です。

 

 

 

静養室として使えるスペースもなく、胃腸炎による嘔吐や感染症が疑われる急な発熱時には、保護者が迎えに来るまで多くのこども達が遊んでいる部屋の片隅で待機をさせる以外に方法がなく、十分な感染防止対策が取れていません。

 

そして、近年増えてきた地震。ここ松本にも断層があり、現在の施設では何かあった際の耐震性の面で心配が残ります。

 

そこで、元気な「ただいま！」の声を安全に迎えるために、このプレハブを改修し子ども達が安心安全に過ごせる新たな施設に建て替えを実施することになりました。

 

 

 

建替えが無事できれば、50名分のスペースで、子ども達が安心してのびのびと過ごすことができます。

 

また、プレイルームを見渡せる開放感あるキッチンでは、先生方がおやつを作りながらこども達の様子を確認できるようになり、トラブル防止や、こども達の変化に少しでも早く気づけるようになります。

 

そして調理スペースも学校の調理室のように広々とさせて、「先生のお手伝いをしたい！」と言う子どもの気持ちを尊重しながら、先生と一緒に手作りおやつが作れるようになります。（これまではスペースもなく危ないため、簡単な作業以外は断っていた状態でした。）

 

 

 

また、今まで無かった事務スペースも確保することが可能になります。

 

先生方が事務仕事を行うのはもちろん、急に体調を崩した子供が安心して静養できる静養スペースとしても使用できるようになります。

着替えの時に周りの目が気になる女の子も、事務スペースを使用することで、安心して着替えが出来るようにもなります。

 

 

 

 

菅野児童育成クラブの父母会は、子ども達がどうしたら快適に学童で過ごせるのか日々話し合いを行い、必要であればバザーなどの資金調達も実施しています。

 

 

 

保護者からは、学童についてこんな声が上がっています。

 

 

 

 

 

この建て替えには、総額2000万円とかなり大きな金額が必要になります。

 

市から助成金をいただいたり、私たち父母会も、バザーや物品販売などを通して資金を捻出できるよう試行錯誤していますが、なかなか必要な額には届いていません。

 

そこでクラウドファンディングを通してみなさんにご支援をいただき、建て替え費用に一部に充てさせていただきたく思っております。

 

私たち菅野児童育成クラブの父母会、そして先生方も一丸となり、安心して子どもを預けられ、そして子ども達自身が楽しめる学童の建替えに向けて取組んでいきます。

 

目に浮かぶのは、学童に「ただいま！」と元気いっぱいの大きな声で挨拶する子ども達の姿です。彼らを「おかえり！」とこれからも迎えるために、みなさまのお力をお貸しいただけますでしょうか。

 

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

※注意事項：このリターンに関する条件の詳細については、こちらのリターンに関するご留意事項」をご確認ください。