水車むら動力復活プロジェクト!子ども達に田舎の記憶を残したい

水車むら動力復活プロジェクト!子ども達に田舎の記憶を残したい

支援総額

3,175,000

目標金額 950,000円

支援者
226人
募集終了日
2020年3月19日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

第二目標までの経緯はこちら!

 

 

ページをご覧いただきましてありがとうございます。藤枝市出身40才の保志 弘幸です。僕は築250年の古民家で、「むかし田舎体験 水車むら」を運営しています。

 

プラスチックを製造販売する化学メーカー、青年海外協力隊としてマラウィへ派遣を経て、3年前に地元藤枝市に戻り、「滝ノ谷不動峡」の奥にある小さな集落で、スタートさせたのが「むかし田舎体験  水車むら」です。(詳しい経緯についてはこちらをご覧ください)

 

 

沢山の子ども達や家族の笑顔が溢れる「むかし田舎体験 水車むら」ですが、どうしても足りないものがありました。それは「動く水車」。「むかし田舎体験 水車むら」には、水車はあるのに「動く水車」がなかったのです。

 

第一目標の達成により、水車を回すことができる様になりました。皆様の温かいご支援、本当にありがとうございました。

 

そして、第二目標の達成により、①これからも水車があり続けるために、作り直しが必要になった時の準備としての費用②「むかし田舎体験 水車むら」に存在する吊り橋の修繕費を賄うことができる様になりました。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

クラウドファンディングの期間がまだ2週間強ある中で、「むかし田舎体験 水車むら」をより長く続けていくために、第三目標へのチャレンジをしようと考えています。

 

第三目標で募集するのは「茅葺の修繕費用」です。持続可能な活動をしていくために、皆様からの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

前身である活動母体「水車むら会議」が発足したのは高度成長期の時代。景気がうなぎのぼりだった一方で、大気汚染や水質汚濁といった環境破壊も浮き彫りになりはじめた時代です。

 

それに危機感を感じた発足メンバーが、古き良き水土の利活用、環境調和を目指し立ち上げたのが「水車むら会議」です。

 

水車むら会議のメンバーは多くの困難を乗り越えながらこの「むかし田舎体験 水車むら」を守ってきましたが、過疎化が進み、人の行き来が少なくなり、この集落から人が離れていったそうです。

 

 

それから時は経ち、私が「むかし田舎体験 水車むら」での体験運営を継承させていただくこととなりました。初めは私一人でしたが、それからはたくさんの仲間たちが集い、今や26人になりました。

 

「むかし田舎体験 水車むら」プロジェクトメンバー(一部)

 

 

峯 正也
急速にIT化が進んでいる昨今、世の中は便利になり、重労働しなくても生きていける豊かな時代になりました。しかしその反面、人と人との触れ合いが気薄になり、数百年数千年と受け継がれて来た私達の遺伝子が困惑しているんじゃないでしょうか?藤枝の山村に有る自然豊かな地で先人達が回していた水車を復活させ、人として忘れかけていた感性を取り戻したいです。

 


 

鈴木 大介
自分が子供の時に遊んだ記憶の残る場所が朽ちていくのが残念だと思っていたのでこのプロジェクトに参加しています。
吊り橋と水車と古民家が揃っているので復活すれば遠足にもなかなか良い場所になるのではないでしょうか?
大きな水車がふたたび水しぶきを放って回っている風景が蘇ることを願っています。

 

 

 


 

巧 淳一

自分がこのプロジェクトに参加して強く思うのは日本の原風景を守りたいという事です。例えば田植えや収穫後に稲を田んぼに干している風景などは、後世に残していきたい風景の一つです。もちろん水車もそうです。今は便利な電化製品に代わってしまいましたが、仲間達との作業も楽しく、学びも多いです。

確かに水車を再び回すのは大変ですが、それ以上に得るものがあります。何としても水車を回して、先人達の想いを繋いでいきたいと思っています。

 

 

 

みんなで力を合わせ、古民家の再生、回らない水車の既設設備の現状調査と修繕箇所のあぶり出し、水を流しながらの実験検証を一緒に行ってきました。

 

 

 

古民家の修繕が完了し、たくさんの笑顔が「むかし田舎体験 水車むら」に訪れました。多くの人にむかし田舎体験をしていただき、楽しく過ごしていただいています。

 

また、第二目標まで達成できたことで、水車を回すことができる様になり、水車を回し続けるための備品も揃い、そして、吊り橋の修繕もできる様になりました。

 

 

しかし、「むかし田舎体験 水車むら」をこれから長く続けていくために、まだ手がつけられていないことがあります。それは、茅葺の修繕です。

 

 

これまで修繕をすることができた箇所は、それは茅葺以外の内装、外装です。茅葺の修繕には、莫大な費用がかかり、抜本的な修繕ができていません。今は、茅葺の上にプラスチックのトタンで保全している状態です。

 

抜本的な修繕ができなければ、これまで修復してきた古民家はいずれ壊れてしまいます。それでは、「むかし田舎体験 水車むら」が継続していくことが近い将来難しくなってしまいます。

 

そこで、第三目標では茅葺の修繕にかかる費用、資材費200万円(茅、竹材、縄など)、人件費100万円(主に茅葺師)の計300万円を追加で募集したいと思います。

 

 

基本的にすべての茅葺き修繕を依頼すると、800~900万円の費用がかかるとの見積もり結果があります。
 
これを受け、メンバーと協議した結果、「極力自分たちで茅を葺き直したい」という結論に達しました。これは費用を少なく抑えるという意味がありますが、もっとも重要視したいのは「子供たちにその過程を含めて体験してほしい」ということです。

 

水車プロジェクトでは、プロを雇わず活動メンバーが主となって、資材のみを購入して動力復活を目指します。

 

次の茅葺きプロジェクトではさらに一歩進んだ活動の在り方として、活動そのものをワークショップ化し、茅を刈るところ~屋根に登って茅を葺くところまでの全てを目で見て体験していただく機会と捉えています。

 

 

これには「子供たちを含む参加者と活動メンバーとの交流」や「日本の伝統技術の継承」といった茅の葺き替えのみにとどまらない効果が期待できます。

 

茅を葺き替えた真の意味での「むかし田舎体験 水車むら」復活と、未来を担うこれからの子供たちに古き良き日本を体感いただく場を創るために、その費用として300万円をご支援いただけたら幸いです。

 

簡単に到達できる目標ではありませんが、期限の3月19日まで、頑張りたいと思います。

 

皆様の心温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

お茶やみかんなどの農業や林業で栄えたのは昔の話。荒廃した空き家や耕作放棄が増えているこの地域は過疎化の一途をたどっています。親世代の苦しい現状を目にしていた若年層は仕事を求めて都市部へ流出。

 

生まれ育った地域の魅力を感じながらも田舎では暮らしていけないのが現状。この地域が抱える過疎化に対して、賑わいを創り、雇用を生み出して、持続可能な田舎生活を体現できるリアルな村を創りたいです。そのために、むかしの田舎暮らしを体験できる「むかし田舎体験 水車むら」が存在し、それを象徴する水車が回っている。

 

日本の原風景を体感いただくと同時に、命の恵みをいただくということ、普段の生活とは異なるコミュニケーションの形、刃物や火を使いこなす術など、一昔前では当たり前であった古き良き暮らしをより多くの人に届けたいと思っています。


100年後も子供たちが安全に健全に育ち、笑いが絶えない田舎であり続けるために。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

1979年静岡県静岡市生まれ、小学生の活発な時期を藤枝市の中山間地域で育つ。静岡市内の中学高校を卒業後、大阪府立大学(総合科学部物質科学科)に進学し、同大学院修士課程(理学系研究科有機化学専攻)を修了。その後、住友ベークライト㈱に入社し、プラスチック製品の研究開発職に従事。在職中、青年海外協力隊で2年間アフリカのマラウイ共和国に赴任し、現地住民の生活向上や農業技術支援活動に取り組む。帰国後、職場に復帰するも1年半後に一身上の都合により退社、地元藤枝市に帰郷。現在、築250年茅葺古民家「水車むら」を再興し、むかし田舎体験 水車むらを運営している。むかし田舎体験 水車むら 代表、地域活性化任意団体Seetoyaの共同代表、静岡県グリーンツーリズム協会理事 元志太榛原支部長、静岡県青年海外協力隊OB会副会長を兼務。

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リターン

30,000


【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

・茅葺屋根修繕プロジェクトにご参加いただけます!(茅葺屋根を修繕するために、一緒に水車むらで活動しましょう!)
・心を込めたお礼のお手紙を送付いたします!
・水車むら農園の緑茶と紅茶セットをお送りいたします!
※交通費は誠に恐縮ですがご負担ください。時期は2020年4月〜10月を予定しております。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

・むかし田舎体験へのご参加
・囲炉裏端トーク
水車むらが主催する定番むかし田舎体験を通じて、交流を深めませんか?築250年の茅葺古民家にて、薪割り、かまどでの火起こし、ヤマメの調理、囲炉裏焼きなど、昔ながらの農村での生活を体験します。体験に含まれる食事メニューは、かまど焚きごはん、ヤマメの塩焼き、地元有機野菜の囲炉裏焼きなどです。
体験を通じて、円滑な参加者同士のコミュニケーションが期待され、チームビルディングに最適のプランです。
※誠に恐縮ではございますが、交通費はご負担願います。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

・茅葺屋根修繕プロジェクトにご参加いただけます!(茅葺屋根を修繕するために、一緒に水車むらで活動しましょう!)
・心を込めたお礼のお手紙を送付いたします!
・水車むら農園の緑茶と紅茶セットをお送りいたします!
※交通費は誠に恐縮ですがご負担ください。時期は2020年4月〜10月を予定しております。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

・むかし田舎体験へのご参加
・囲炉裏端トーク
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体験を通じて、円滑な参加者同士のコミュニケーションが期待され、チームビルディングに最適のプランです。
※誠に恐縮ではございますが、交通費はご負担願います。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月
1 ~ 1/ 14

プロフィール

1979年静岡県静岡市生まれ、小学生の活発な時期を藤枝市の中山間地域で育つ。静岡市内の中学高校を卒業後、大阪府立大学(総合科学部物質科学科)に進学し、同大学院修士課程(理学系研究科有機化学専攻)を修了。その後、住友ベークライト㈱に入社し、プラスチック製品の研究開発職に従事。在職中、青年海外協力隊で2年間アフリカのマラウイ共和国に赴任し、現地住民の生活向上や農業技術支援活動に取り組む。帰国後、職場に復帰するも1年半後に一身上の都合により退社、地元藤枝市に帰郷。現在、築250年茅葺古民家「水車むら」を再興し、むかし田舎体験 水車むらを運営している。むかし田舎体験 水車むら 代表、地域活性化任意団体Seetoyaの共同代表、静岡県グリーンツーリズム協会理事 元志太榛原支部長、静岡県青年海外協力隊OB会副会長を兼務。

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