支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 71人
- 募集終了日
- 2015年5月11日
皆様のお力添えに心から感謝申し上げます。
さぽうと21の事務局長、高橋敬子でございます。
まずは、4月1日から今日までにいただいた多くの方々からのご芳志と応援のお気持ちに心より御礼申し上げます。
そして、さぽうと21の生活支援生達に対して、今回に限らず、日頃より様々な形で応援してくださっている皆様、また、今回初めて彼らと出逢って下さった皆様、そのご縁とお力添えに心から感謝しております。本当にありがとうございます。
今年度、生活支援生の選考会議が終わった時には、言いようもない無力感に襲われていました。
昨年度支援していた高校生、この一年、本当にがんばってきたこともよく知っています。家庭の厳しい状況も分かります。それでも、今年は不採用と通知せざるをえませんでした。より大変な状況にある子達が昨年度以上に数多くいたからです。
毎年、多かれ少なかれ抱く思いですが、今年は例年以上に「何とかしなければ」という思いに苛まれ、何かに突き動かされるように、クラウドファンディングという初めての試みに踏み切ることを決めました。スタッフも皆、この挑戦に賛同し、懸命に皆様への発信を試みてくれています。
しかしながら、顔や名前を出せない学生達がほとんどです。その一人一人についてそれぞれの事情がありますが、それをお伝えすることはできません。そんな中での寄附の呼びかけが、果たして皆様のお心のどこかに響いてくれるものなのか否か、不安な思いでこの1か月余りを過ごしてまいりました。
ありがたいことに、皆様から頂戴したご芳志は目標金額を達成し、その後も絶えることなく次々と応援のお気持ちを届けていただいています。皆様の信頼とご期待を裏切ることのないよう、身を引き締めてお約束を果たしてまいる覚悟でおります。
30年以上続く活動では、いつもそこに学生達がいて、その傍らに頼もしい応援団がいてくださいました。私達が願っているのは、華々しい成功をおさめる人材を輩出しようということではなく、学生達が自立した普通の大人に育ってくれることです。慎ましやかであっても、日々の暮らしに感謝し、日々精進、他人の痛みが分かり、心優しく、多様性を当たり前の事として受け止められる、そんな大人になってもらいたい・・・。
何年か前のことです。生活支援生だったX君がある会社に就職し、ある日事務所を訪ねてきてくれました。その時、彼はちょっと恥ずかしそうに、「これ、スタッフの皆さんへ・・・」と菓子折りを差し出しながら、「これ、初任給からです。少しですが、後輩のために使ってください」と、ご寄附を手渡してくれました。
「さぽうとで多くの仲間に出会えたから、自分もがんばれた」と語る彼を見ながら、「菓子折りもご寄附もこれが最後でいいけれど、こんないい大人に成長してくれて、本当にありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいになりました。「事務所や後輩たちじゃなくて、お母さんに何かを…」と言いますと、「母とは一緒に食事に行きました」とのこと。
支援生はもう卒業、また一人、外国につながる若者達の一番の味方である心強い「先輩」がそこに誕生していました。
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5月11日午後11時までのカウントダウンが始まっています。ただ、皆様からの応援が本当の意味で実るのはまだまだ先のことです。どうぞ大きな期待をもって、私たちと一緒に、引き続き若き者たちの成長をお見守り下さい。
リターン
3,000円
・ニュースレターのご送付(年3回)
・ご支援いただいた学生からの「近況報告メッセージ」
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円の引換券に加えて
・35年間の活動を記録した「報告書」の贈呈
・夏期研修会、支援生とのつどいへのご招待
(是非、学生と一緒に行事にご参加ください)
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
10,000円の引換券に加えて
・さぽうと21共催のチャリティコンサートご招待券(ペア券、A席)
・当会ホームページへのお名前の記載(任意)
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 2
50,000円
30,000円の引換券に加えて
・ミャンマー料理店へのご招待(ペア券、ランチコース)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 2