自己主張がうまくできない高齢者、脳梗塞の姿勢問題をサポートしたい

 

高齢者、脳梗塞患者のQOL改善に向けて姿勢サポートベストの普及と改良を目指しています。

 

実は昨年秋に私自身が脳梗塞になり半年間入院をしてリハビリをしていました。

 

 

 

 

脳梗塞になると、体の自由が利かなくなり、無理もできなくなります。

 

そのリハビリ生活の中でよかったなぁと感じたのが今回ご紹介する

姿勢サポートベストです。

 

 

珍しい形状で患者仲間にも関心を持ってもらいました。

 

 

 

しかし、この姿勢サポートベストは基本的に企業間で売られるもので

小売でとか、小ロットで仕入れられるものではありません。

 

 

さらには、元の姿勢サポートベストはシャツの下に着るもので

シャツの上に着るものではないデザインです。

 

 

 

これをプロジェクトはシャツの上に着るようなデザインにしたい

そして姿勢を正すことの心地よさを味わってもらいたいとの

思いで実施いたします。

 

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

自分で脳梗塞となってわかったのですが、

 

家族は脳梗塞の人がどう感じているのか？

高齢者が実際どういう状態なのか

 

実際のところはほとんど知らないですよね、

あなたも話を聞いて言葉はわかっても、意味が通じていないでしょう。

 

 

 

僕もそうでしたから

 

 

実際自分が脳梗塞になって、体が不自由になって初めて

おふくろが言っていたのはこういうことか

おやじはこういう状況だったのか

などなど色々と思い当たります。

 

 

高齢者、障害者の言っている意味や状態が納得できれば

もっといい社会になると思いませんか？

 

 

 

 

 

僕たち高齢者や脳梗塞患者は不平も不満もあまり口にしません。

 

 

 

 

高齢者や障害が重い脳梗塞患者になれば自分の状況を改善する手段・能力もなくなります。

不平、不満、苦痛は口にできても、状態を改善する方法が思つかないのです。

 

 

自分も脳梗塞ですが、実感している自分だからこそできることをしたい。

まだ頭が動く今のうち提供したいと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

このプロジェクトを通じて、こんな商品があるのかと思ってもらえればいいし

高齢者の状況を知るきっかけになるだけでもいいと思います。

 

現行商品もぜひ評価して見て下さい。

  

 

姿勢サポートベストの本来の機能

 

姿勢サポートベストの機能は姿勢を正し、腰の曲げ伸ばしをサポートするベストです。

 

 

インナーとして着るのでウエスト周りもスッキリして

 

背中のバネ鋼板と伸縮性のある生地のおかげで

着用すると背筋がすっきり伸びた感じになります。

 

特に僕のように姿勢が悪い、猫背の人間には気持ちよい感覚です。

 

写真を見て愕然としましたが、僕は本当に姿勢が悪い

 

 

姿勢サポートベストの何がいいか？

 

普通にインナーベスト感覚で着用できます。

 

 

 

デスクで座って作業するにも、スマホを見るのにも

体のあちこちに負担がかかります。

 

この負担を軽減するのが姿勢サポートベストです。

 

 

使用感を知ってもらうためにこのプロジェクトでは現行品も販売します。

 

しかし、この姿勢サポートベスト、ちょっとした不都合がありました。

これをデザイン変更してよりよい物にしたいと思います。

 

 

 

 

 

なぜデザインを変えたいのか？

 

脳梗塞になった人間としては、シャツの下に着るのはとても不便です。

 

姿勢サポートベストは姿勢を整えるために、強い締め付けがありますので

体力が弱まっている高齢者、脳梗塞患者は必要に応じて外したくなります。

 

ところがインナーとして着ていると「脱ぐ着る」が難しい！

 

それでアウターとして着ているとトイレに言った時も、裾を直しがこれまた難しい

 

 

 

ボタンをするのにも、外すのにも一苦労していますので

姿勢サポートベストを脱ぐのにボタンをはずしたり、つけたりにも

手間がかかり下手すると助けが必要です。

 

 

 

 

すべて私の患者としての個人的な感想ですが

脳梗塞経験者、高齢者なら納得していただけると思います。

 

 

こうした自分自身が着用して得た改善点を加えた改良版なら

より多くの人に使っていただけると思っています。

 

 

 

 

こんな試作品を考えている

 

 

 

◆ポケットをつけたい。

病院内でちょっと売店や食堂に行く時も両手がフリーでないと怖いです。

  

財布や携帯、薬をちょっと入れられる程度でいいので

ポケット欲しい。

 

 

◆シャツテイルはなくしたい。

ベストの裾を整える時、トイレに行った時。

シャツテイルは意外に邪魔になります。

 

◆ちょっと裾を長くしたい

アウターとして着るなら、もうちょっと裾が長い方がいいです。

 

 

 

今回のプロジェクトの内容

 

１．試作品を作る費用の支援

これはリターンは僕の感謝の言葉と

試作品ができ販売した後の購入者からの

密やかな感謝だけがリターンです。

 

２．現行商品の購入

この姿勢サポートベストです。

プロジェクト用にサンプル的に商品を提供してもらいます。

使用感や改良点のご意見をいただけると嬉しいです

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

このプロジェクトを通じて、なるべく多くの人に

姿勢サポートベストのよさを知ってもらいたい。

薬機法、景品表示法などの制限が大きくて自分が感じていることはそのままでは書けません。

 

高齢者、脳梗塞患者や家族の方に

自分を支えてくれる商品があるや生活を改善する工夫があることを知ってもらいたい。

 

 

 

 

 

体はいろいろ大変ですが、まだまだ頭は元気ですのでいろいろ工夫しています。

 

 

すでに世の中にはこんな工夫があります。

 

靴下を履くのが大変なことがあるって知ってますか？

靴下を履くのをサポートしてくれる道具があります。

 

床に落ちたものを拾おうとして骨折したことありますか？

僕はあります、マジックハンドを用意しておきましょう。

 

段差やエスカレーターでころんで立てなくなったことありますか？

2度やらかしました、転ばぬ先の杖とはよく言ったものです。

 

 

 

プロジェクト責任者

 

福田誠志

今回のの写真のモデル、福ネット株式会社経営

脳梗塞で倒れましたが、まだまだ元気なうちにやれることをやりたい

 

画像使用許諾

製品画像は有限会社アトリエケー様より許諾をいただいております。

着用者の写真はプロジェクト責任者本人です。