目の見えない子猫、みきちゃんのこと

8月末にうちに来た三毛の子猫のみきちゃん

みかりんと同じく、みきちゃんも

保護された時には、すでに失明していました。

それでもまわりの気配を感じとり、

目が見えていないとは思えないくらい

よくじゃれて遊び、

ほぼ普通に生活できることに驚きました。

 

リスザルみたいに、ぴょこぴょこはしゃぐ

みきちゃんの動画です　↓

 

https://www.instagram.com/p/CUKp4fblKX6/?utm_medium=copy_link

 

 

しばらく前から、下痢や嘔吐が続き、

動物病院で整腸剤、胃腸薬などもらっていましたが

なかなか良くならず、体重は１ヶ月前から全く増えず

ふと気付くとお尻から2cm程赤い腸が出てきていました。

夜で動物病院もしまっていて、焦りましたが、

知り合いの獣医さんに電話で

腸を中に戻す応急処置を教えてもらうことができました。

 

腸が出たまま時間が経つと死んでしまうので

出てきた腸が壊死しないように中に戻します。

出ている腸は腫れていたので、

濃い砂糖水(飽和状態)に出ている腸を漬け(浸透圧で腫れが引く)

後ろ足を持って、お尻を上にあげると少しずつ腸が中に戻っていき、

(ゴム手袋をして、小指に潤滑剤を塗り、

ゆっくり慎重に小指の根元まで真っ直ぐ押し込む。)

小指のかわりに、鉛筆に先の丸いキャップを付けてゴム手袋をかぶせたらちょうど良く、潤滑剤はなかったのでサラダ油を使って、腸を中に戻すことができました。

 

翌日、みきちゃんを連れて病院に行くと

腸重積の可能性がありますと言われ、

すぐに検査入院となりました。

バリウムを飲ませて、数時間おきにレントゲンを撮り

大変な検査だったようです。

 

お腹にひどくガスが溜まっていましたが

みきちゃんは、食欲もあり、

元気にしていたそうです。

 

でも短時間のうちに状態が急変し、

亡くなってしまいました。

 

あとで先生が確認してくださり、

レントゲン撮った時にはなかった

腸重積が起こっていたそうです。

 

手を尽くしてもらっても

助からない命…

特に子猫の命ははかないと感じます。

 

みきちゃん、

今度生まれてくる時は、

健康な体を授かって、

幸せな家猫に生まれてきてね。