SUWA×文楽2024|物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ 5枚目
SUWA×文楽2024|物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ
SUWA×文楽2024|物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ 2枚目
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SUWA×文楽2024|物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ 5枚目

支援総額

5,710,000

目標金額 3,000,000円

支援者
204人
募集終了日
2024年8月23日

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プロジェクト本文

クラウドファンディング終了の御礼

 

7月1日に開始いたしましたクラウドファンディング「SUWA×文楽2024|物語の舞台・諏訪湖に捧げる待望の無料公演へ」は、8月23日に無事終了いたしました。本プロジェクトにご支援、ご声援をお寄せ頂いたすべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

 

この間、7月15日には第一目標に掲げた300万円を、また8月14日には第二目標に掲げた500万円を達成することができ、終了時までに頂戴したご支援金総額は571万円、当初目標の190%にも及びました。また何よりも嬉しいのは200人を超える皆様方から、貴重な支援金と共に多くの応援メッセージをお寄せいただいたことでした。ご支援と激励のお言葉の数々により、私たちメンバー一同はいつも勇気づけられてきました。本当にありがとうございました。

 

今日からは、いよいよプロジェクト事業の実施に向けてスタートを切ることとなります。皆様から頂戴したご支援を有効に活かすべく、心も新たに事業実施にむけて邁進していきたいと思います。

 

まずは物語の舞台・諏訪湖畔での人形浄瑠璃『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』の屋外公演開催、そして伝統芸能「文楽」の魅力や、諏訪湖を始めとする諏訪地域の自然・文化・歴史を広く伝えられるような記録映像・ドキュメンタリー映画の制作です。皆様方には、引き続き私たちの取り組みへのご理解ご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げる次第です。

 

今後につきましては、プロジェクトの準備や進捗状況、公演内容の詳細、見学案内情報などについて、本サイトの「活動報告」を通じて随時お知らせしてまいります。またリターンの発送や内容については、ご支援者ごとに個別にご連絡を差し上げる予定です。なおSUWA×文楽2024 公式WEBサイトの方でも情報発信して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

2024年8月26日(月)追記

 

 

SUWA×文楽 2024
諏訪大明神や諏訪湖にゆかりの演目
『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』を物語の舞台へ

 

2022年秋、長野県諏訪地方で諏訪寺院由来の各寺院が大切に守ってきた仏像や寺宝を一斉公開した「諏訪神仏プロジェクト」。関連イベントの一つとして計画されたのがこの「SUWA×文楽」です。

 

期間中、千年余の歴史を持つ岡谷市の古刹、照光寺では下社神宮寺伝来とされる秘仏「千手観音」が特別公開されました。この観音像は武田勝頼(たけだ かつより)の念持仏との伝承もありますが、その勝頼と八重垣姫(やえがきひめ)との恋物語として描かれるのが、人形浄瑠璃の人気演目『本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)』です。

 

そして3年目となる2024年。照光寺での公演に加え、物語の舞台となる諏訪湖を背景に、屋外での公演実現、そして映像化に向けた計画がついに始動いたしました。

 

諏訪地域の方々に諏訪の歴史と文化の魅力を再認識してもらうとともに、諏訪地域外の方々にも発信し、足を運んでもらうきっかけにもしていきたいと考えた時に、第3回目の今回は公演の無料化に踏み切りたいと考えました。

 

現在予定されている総事業費は約450万円。一部助成金の活用を予定していますが、事業費全てを賄うことは到底難しく、広く皆様のお力をお借りして、この度の舞台を実現したく、クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。

 

諏訪が舞台となる演目『本朝廿四孝』を、物語の舞台である諏訪湖を背景として上演できることだけでなく、文楽の魅力そのものを次代へ繋いでいくための足がかりとできればどれだけ素晴らしいことでしょう。

 

物語の舞台となった、諏訪湖で行う野外公演。悲願の公演の実現には、皆様のご支援が必要不可欠です。どうぞ皆様からのあたたかいご支援をお願い申し上げます。

 

 

画像提供:諏訪地方観光連盟

 

 

諏訪ゆかりの人形浄瑠璃文楽
SUWA × 文楽 2024 への挑戦

 

古くは縄文時代から独自の文化や信仰が生まれてきた長野県諏訪地方。およそ1200年前、日本では土地に根付いてきた神様と、大陸から伝わった仏様が融合する神仏習合という信仰が生まれ、諏訪地方にも伝わりました。

 

神であり仏である諏訪大明神は日本各地で深く崇められましたが、明治時代の神仏分離政策によって神様と仏様が別々の道を歩むようになりました。それから約150年、諏訪寺院由来の仏像や寺宝を大切に守ってきた各寺院が「諏訪神仏プロジェクト」として2022年秋に一斉公開を行い、神様と仏様が共存した諏訪の歴史と文化が再び多くの人に注目されました。

 

 

この「諏訪神仏プロジェクト」の関連イベントの一つとして計画されたのが「SUWA×文楽」です。期間中、照光寺では下社神宮寺伝来とされる秘仏「千手観音」が特別公開されました。この観音像は武田勝頼(たけだ かつより)の念持仏との伝承もありますが、その勝頼と八重垣姫(やえがきひめ)との恋物語として描かれるのが、人形浄瑠璃の人気演目『本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)』です。

 

 

中でも諏訪大明神や諏訪湖にゆかりある演目、『本朝廿四孝 奥庭狐火(おくにわきつねび)の段』が照光寺にて上演されたことは、大きな話題となりました。物語の舞台を諏訪としながら、この地で上演されたことがなく、歴史愛好者や伝統芸能・文楽ファンにとっては正に長年の悲願達成の機会となりました。

 

大反響を受けて、2023年に再上演。地域の人達に諏訪の歴史と文化への理解を深めてもらいたいという願いから、本公演に加え、諏訪清陵中学校での公演も実施し、子どもたちに伝統芸能を通して地域の文化を学ぶ機会を提供いたしました。

 

 

そして3年目となる2024年。照光寺での公演に加え、物語の舞台となる諏訪湖を背景に屋外での公演実現、そして映像化に向けた計画がついに始動いたしました。

 

『本朝廿四孝』について

 

 

『本朝廿四孝』は近松半二ほかの合作で、初演は明和3年(1766年)に大坂竹本座にて行われた人形浄瑠璃の演目です。越後の上杉(長尾)謙信と甲斐の武田信玄の宿命の対決として名高い川中島の合戦を描いた中でも決定版とも言える作品で、近松門左衛門の『信州川中島合戦』など先行作を踏まえながらも、奇想天外な構想を盛り込んで独自の世界観を作り上げています。

 

 

全5段の中でも特に人気が高いのが、謙信の娘との設定で登場する架空の姫君・八重垣姫の情熱的な恋を描いた『奥庭狐火の段』。この舞台となるのが当地・諏訪です。この段で八重垣姫が語る『​​​翅(つばさ)が欲しい、羽が欲しい、飛んで行きたい、知らせたい』という台詞は、文楽、また歌舞伎でも演じられるこの演目の一つの見せ場であり、 恋する姫が凍った諏訪湖を翔け抜ける一大スペクタクルでもあります。

 

『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』ストーリー
戦国時代、上杉(長尾)謙信と武田信玄が激しく対立する中、謙信の娘、八重垣姫は両家和睦のために、信玄の息子である武田勝頼と婚約しました。ところが、長尾家は武田家の家宝の「諏訪法性の兜(かぶと)」を借りたまま返さないので、勝頼は兜をとりもどすために別の人物に変装して長尾家にもぐりこみます。その正体を見破った謙信は、勝頼を塩尻に使いに出し、途中で暗殺しようと企てます。父の計画に気付いた八重垣姫は、勝頼に危険を知らせようとしますが、諏訪湖が凍っていて船が出せません。そこで八重垣姫が「諏訪法性の兜」を手に持つと、諏訪大明神が遣わした狐が現れて…。 

 

 

皆様のご支援でできること
諏訪の歴史と文化を伝えるSUWA × 文楽 2024

 

今回のクラウドファンディングにて皆様にご支援いただきたいのは、諏訪大明神ゆかりの文楽『本朝廿四孝』を物語の舞台 諏訪湖で公演する費用、照光寺奉納文楽の開催費用、ならびに2022・2023年公演のアーカイブ映像を含む、2024年の諏訪湖文楽、照光寺奉納文楽の映像化する取り組みに向けての費用です。

 

 

神秘なる諏訪の国で諏訪大明神と諏訪湖に捧げる
諏訪湖奉上文楽公演

 

「翅(つばさ)が欲しい、羽が欲しい、飛んで行きたい、知らせたい。」 恋する八重垣姫が凍った諏訪湖を駆け抜ける一大スペクタクル『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』を物語の舞台・諏訪湖に隣接する臨場感あふれる会場で上演します。文楽協会所属の技芸員による珠玉の芸で、多くの皆様に諏訪湖と諏訪地域の魅力を体感していただきたいと願っております。

 

 

物語の主人公・八重垣姫が駆け抜けられるほど厚い氷が一面に張り、「御神渡り」現象が起きた諏訪湖も、近年は地球温暖化の影響から6年連続で「御神渡り」が観測されていません。諏訪湖周辺を巡るサイクリングロードの完成のほか、これから観光スポットとしてますます注目される中、諏訪湖の浄化と環境保全、地域発展の願いを込めて文楽を捧げます。

 

【日時】2024年10月26日(土)時間未定
【会場】諏訪湖畔公園 特設屋外ステージ(長野県諏訪市)
【演目】人形浄瑠璃文楽『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』
【出演】吉田勘彌氏ほか文楽協会所属技芸員 / 八剱神社 宮坂清宮司
【料金】無料
※諏訪圏青年会議所(JC)主催イベントとの連携による諏訪湖畔公園屋外ステージでの上演

 

武田勝頼由来の秘仏・諏訪大明神本地仏「千手観音」に捧げる
照光寺奉上文楽【支援者様限定公開】

 

照光寺(岡谷市、真言宗智山派)は、かつて諏訪大明神と呼ばれた仏像「千手観音像(秘仏)」を所有する寺院です。諏訪大明神は『本朝廿四孝』においても重要な役割を果たし、その仏としての姿である千手観音像は、武田勝頼の念持仏としても知られています。

 

 

その照光寺の御本堂で『本朝廿四孝 十種香の段』より名場面を奉納。『奥庭狐火の段』の前段である『十種香の段』には、武田勝頼も登場。諏訪大明神が結んだ奇跡の奉納文楽が実現します。
 

【日時】2024年10月25日(金)時間未定
【会場】真言宗智山派 城向山瑠璃院 照光寺 本堂(長野県岡谷市)
【演目】①人形浄瑠璃文楽『本朝廿四孝 十種香の段』より(そのほか人形解説など企画を予定)
    ②声明
【出演】吉田勘彌氏ほか文楽協会所属技芸員
 ※一般公開なし(クラウドファンディング支援者様の招待のみ)

 

クラウドファンディング支援者様限定

照光寺奉上文楽ご招待コースへのご支援はこちら

 

諏訪大明神と諏訪湖に捧げる特別な文楽公演を映像化
諏訪の文化を未来に伝える アーカイブ映像の制作

 

諏訪の歴史と文化を伝える貴重な公演を映像化し、無料で使用できる観光PR映像として、国内のみならず世界に発信。諏訪の文化と観光地としての魅力を広く伝え、多くの人々がこの地を訪れるきっかけになることを目指します。

 

 

また、地域の未来を担う子どもたちに映像で語り継ぐことで、諏訪湖をはじめとする地域の価値を感じ、諏訪湖浄化や環境保全に意識を持つきっかけとなることを願います。

 

【内容】

 ・2022年、2023年公演のアーカイブ映像

 ・2024年の諏訪湖奉上文楽、照光寺奉上文楽の映像

 ・諏訪湖、御神渡りなど『本朝廿四孝』の聖地解説

 ・諏訪神仏プロジェクト紹介

 ・吉田勘彌氏、八剱神社宮坂清宮司などのコメント

 

【使用目的】

 ・観光PR素材 / 学習素材 ※使用料無料

 

【公開方法】検討中:諏訪地方観光連盟公式YouTubeなど

 

 

なぜクラウドファンディングなのか
次代へ語り継ぐために、無料公演への想い

 

現在予定されている総事業費は約450万円。その一部となる300万円を第一目標に掲げ、はじめてのクラウドファンディングに挑戦します。

 

過去2年は補助金とチケット収入によって公演が実現できましたが、諏訪地域の方々に諏訪の歴史と文化の魅力を再認識してもらうとともに、この度の第3回目の公演においては、諏訪地域外の方々にも発信し、足を運んでもらうきっかけにもしていきたいと考えた時に、公演の無料化に踏み切りたいと考えました。

 

 

2022年、2023年の公演と同様、信州アーツカウンシル助成金として150万円の活用を予定していますが、諏訪湖奏上文楽公演は、河川法の適用を受ける諏訪湖畔に特別許可を得て設ける特設ステージ(諏訪圏JC様)に「一演目」として参加する関係上、文楽本公演のみを有料公演としてチケット収入を得ることはできません

 

そのため補助金だけでは総事業費を賄うことは到底難しく、広く皆様のお力をお借りして、この度の舞台を実現したいと考え、クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。物語の舞台となった、諏訪湖で行う野外公演。悲願の公演の実現には、皆様のご支援が必要不可欠です

 

クラウドファンディング概要


■第一目標金額:300万円
■資金使途:
・諏訪湖奉上文楽公演 200万円 (文楽協会技芸員集団招致)
・照光寺奉上文楽 200万円 (文楽協会技芸員集団招致)
・記録映像制作費  50万円 (記録映像撮影・制作)

・クラウドファンディング諸経費

 

■第二目標金額:500万円

■資金使途:
・ドキュメンタリー映画制作費200万円 (映画監督による映画制作)

・クラウドファンディング諸経費

 

※本プロジェクトはAll or Nothing方式です。第一目標金額の300万円に1円でも満たなかった場合、ご支援者様に全額返金となります。

※本プロジェクトは大昔調査会が主体となって実施いたします。

 

上記に記載の通り、第一目標達成の暁には、第二目標に500万円に挑戦し、ドキュメンタリー映画の制作を目指します。

 

制作する映画には、諏訪湖を背景に上演される『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』の全編と、美しい諏訪湖畔をはじめとする大自然、縄文時代から続く歴史と文化、御柱祭などに表れるの人々の心意気、「諏訪人気質」なども盛り込み、諏訪の魅力の詰まった情景豊かな作品として、インターネット配信で全世界に向けて公開します。

 

武田勝頼ゆかりの照光寺における特別奏上公演は、一般公開はせず、クラウドファンディングでの支援者さまへの感謝を伝える特別公演とさせていただく予定です。(該当コースのご支援者様のみ)どうぞ皆様からのあたたかいご支援をお願い申し上げます。

 

 

 

日本の誇る伝統芸能
人形浄瑠璃文楽の現状

 

人形浄瑠璃文楽とは、三味線音楽の義太夫節(ぎだゆうぶし)に合わせて人形操作を行う音楽劇です。義太夫節を語る太夫、その伴奏をする三味線方は、登場人物の性格や喜怒哀楽の心情を語り分けます。また、1体の人形を3人で操作する工夫により、人形の写実的な動きが可能となり、浄瑠璃と一体となって舞台上で高い芸術性を示します。

 

 

人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能であり、重要無形文化財に昭和30年(1955年)に指定、また平成18年(2006年)には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。しかしながら人形浄瑠璃文楽は現在、継承・存続の危機に立たされています

 

というのも、伝承文化を担う新たな人材の発掘が困難な状況になっているからです。人形浄瑠璃文楽は、これまで主に東京の国立劇場と大阪の国立文楽劇場の2会場で公演を行っておりました。現在その公演会場である東京国立劇場の建て替え工事を請け負う建設会社が何度入札しても決まらず、オープン予定が全くたたない状況です。

 

ゆえに東京公演は、公演会場を転々と替え、公演回数も絞らざるを得ない状況です。公演回数が少なくなる、ホームである国立劇場がないままの活動は、この先の文楽の伝統の継承に多大な損害を与えることになるであろうと文楽関係者は訴えております。

 

 

そんな文楽を取り巻く厳しい環境のなか、一人でも多くの方に文楽を観ていただき、その魅力を感じて欲しいというのが私たちの願いです。特に地方では文楽を観る機会が少なく、まだその魅力に触れていない方々も多いことと思います。

 

諏訪が舞台となる演目『本朝廿四孝』を、物語の舞台である諏訪湖を背景として上演できることだけでなく、文楽の魅力そのものを次代へ繋いでいくための足がかりとできればどれだけ素晴らしいことでしょう。

 

公演は文楽協会所属、 国立文楽劇場の舞台で活躍する技芸員のみなさんが、珠玉の芸を披露してくれます。 ぜひ日本の誇る伝統芸能を、この諏訪でご体感ください。

 

 

諏訪の人々に、誇りを。訪れる人々に、喜びを。
歴史が息づく街、諏訪を世界に

 

2022年の第一回を開催した当初は、多くの方々にご反響をいただくことも、3年目を迎えられることも、思っていませんでした。改めてこれまでご協力・ご参加いただいた皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。

 

 

今回のクラウドファンディングを通じて、無料公演や資料画像の制作が実現した暁には、今回に限らず、SUWA×文楽の公演が、毎年続いていくような取り組みへと成長していきたいと考えています。また、完成した資料映像を無料利用いただけるようにするなど、文楽という伝統芸能の発信・発展のために取り組んでいく所存です。

 

諏訪湖、御神渡り、諏訪大明神、武田伝説を生み出した、自然豊かで歴史的文化のある美しい諏訪の魅力がふんだんに取り入れられた文楽『本朝廿四孝』。これほどまでに地域文化を投影した文楽の演目は、全国に類を見ません。

 

この物語をきっかけに、諏訪そして伝統芸能としての文楽の魅力を、日本中・世界中に広く届けるきっかけになることを私たちは信じています。また、このような取り組みから、地域住民の皆様が、諏訪地域の歴史・文化に誇りを感じ、日本の伝統芸能を大切に伝承していく風土を育むことができれば、さらに多くの方々に諏訪の魅力を伝えていけることでしょう。

 

そんな未来への大きな一歩となる、今回の取り組みへあたたかいご支援をお願いいたします。

 

 

 

ご支援への感謝を込めて
リターンコースのご案内

 

リターンタイトル

限定個数

金額

【A】限定 浮世絵ポストカード   ¥10,000
【B】限定 照光寺八重垣姫御朱印   ¥15,000
【C】諏訪湖奉上文楽特別席ご招待 完売 ¥30,000
【D】限定 手染め八重垣姫手ぬぐい   ¥30,000
【E】支援者様限定 照光寺奉上文楽ご招待 80 ¥50,000
【F】SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD   ¥50,000
【G】支援者様限定 照光寺奉上文楽・前列ご招待(DVD付) 10 ¥100,000
【H】文楽出演者のサイン入り特別色紙   ¥100,000
【I】支援者限定 照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待 5 ¥300,000
【J】(お気持ち上乗せ)照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待 5 ¥500,000
【K】お気持ち応援(5千円)   ¥5,000
【L】お気持ち応援(1万円)   ¥10,000
【M】お気持ち応援(3万円)   ¥30,000
【N】お気持ち応援(10万円)   ¥100,000
【O】お気持ち応援(30万円)   ¥300,000
【P】お気持ち応援(100万円)   ¥1,000,000

 

 

ページをご覧の皆様へ
実行メンバーよりご挨拶

 

髙見 俊樹|一般社団法人大昔調査会 代表理事
 

 

大昔調査会は、諏訪地域を中心に歴史に根差した地域づくりや文化財保護に資する活動を行う社会貢献団体です。一昨年、地域を挙げて展開した歴史イベント「諏訪神仏プロジェクト(神仏習合時代の諏訪社や仏像に注目した一斉公開)」の事務局に参加し、関連イベントとして「SUWA×文楽」にも取り組みました。

 

多くのご協力者の熱烈なサポートを受け、当地ゆかりの人形浄瑠璃の演目を岡谷市照光寺にて上演し好評を博しました。日本の伝統芸能「文楽」が描く一大歴史スペクタクル『本朝廿四孝』、秘宝「諏訪法性の兜」を掲げ神の使い・白狐に導かれ凍った諏訪湖上を渡る伝説の姫君・八重垣姫の姿は、観る者の心を捉えて離しません。

 

今年はいよいよ物語の舞台となる諏訪湖畔での屋外上演と、八重垣姫の物語を地域から世界に発信する「映像作品」の制作に挑戦します。皆様の絶大なるご支援をお願い申し上げます。

 

宮坂 宥憲照光寺 僧侶・一般社団法人大昔調査会 運営委員 公益社団法人諏訪圏青年会議所理事長

 

 

明治維新前の日本では、神さまと仏さまが融合する神仏習合の信仰が根付いており、これが多様な文化や風習を育む土壌となりました。諏訪神社(現:大社)の上下社にはそれぞれ「神宮寺」という巨大寺院があり、諏訪の神さまの仏教的側面を、1000年以上にも渡り担ってきました。


明治政府の発令した神仏判然令の後、上下社の神宮寺は悉く廃寺となりましたが、神宮寺に祀られていた仏像の多くは幸いにも廃仏毀釈の難を逃れ、今でも諏訪地域の様々な寺院で大切に祀られています。かつて下社神宮寺に祀られていた仏像は、下社神宮寺唯一の末寺である照光寺に移管されました。


そのうちの一つに、「諏訪大明神本地仏・千手観世音菩薩」があります。本地仏とは、神さまの仏さまとしてのお姿を意味します。諏訪大明神は武田信玄・勝頼の二世に渡り厚い信仰を寄せられ、とくにこの千手観世音菩薩は武田勝頼の念持仏(身近に置いて大切にしていた仏像)として知られています。


諏訪大明神、諏訪信仰、諏訪の伝承を基に描かれる人形浄瑠璃文楽の演目「本朝廿四孝」は、諏訪地域の歴史や文化を未来に紡いでいく重要な文化財だと信じています。


歴史と文化を未来に繋いでいく役割を担うことが、お寺に奉仕する私の使命であると感じています。今回の取り組みは、そうした使命のその第一歩として、多くの方に私たちの想いを支持していただくためのものであり、これが未来への懸け橋となることを願っています。

 

武居 智子|信州しもすわ温泉 ぎん月 代表
 

 

私は、現在旅館業に従事していますが、10年ほど前まで東京の出版社で編集者として長らく仕事をしてきました。伝統芸能に関わる本の刊行などにも携わり、それがきっかけで人形浄瑠璃文楽と出会いました。

 

数々の舞台を見て人形浄瑠璃文楽を知っていく中で、出身である諏訪が舞台となる演目があり、かつそれが文楽のみならず歌舞伎でも人気の演目であることを知りました。当地に戻り『本朝廿四孝』の話を地元の方々に話した際に、知らない人、知ってはいても舞台を見たことがない方がいらっしゃることを知りました。

 

生まれ育った諏訪の地が、そしてこの地の風土的特性(諏訪湖があること、御神渡りなど)が織り込まれたこの物語に、江戸時代の人々が熱狂した。ゆえに今も残る人気演目となっていることを踏まえ、今でも変わらぬ諏訪の魅力があることをこの物語を通じて住んでいる方々に見てもらいたい、知ってもらいたいと思ったことがそもそものきっかけです。

 

そして3年目の今年はクラウドファンディングに挑み、クラウドファンディングを通じて、内外の方々に当地の魅力を知っていただきたい。皆様の多大なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

SUWA×文楽2024 クラウドファンディング
応援メッセージ

 

吉田 勘彌 |文楽人形遣い

 

 

 

 諏訪で、諏訪湖畔で奥庭狐火の段の公演ができる!なんと心躍ることでしょう。 八重垣姫がアヽ翼が欲しい、羽根が欲しい、飛んで行きたい、勝頼に知らせたい逢ひたい、見たいと凍った諏訪湖を見つめる。 その湖が目の前のここです! この企画が実現できますよう、みなさまにご協力いただけたらと願っております。

 

岩波 太左衛門尚宏|下諏訪宿本陣岩波家28代目当主 

 

 

 諏訪地域は諏訪大社と寺院、諏訪湖や八ヶ岳の自然に囲まれ、ものづくりが盛んな東洋のスイスとも呼ばれています。中山道と甲州街道の分岐の地でもあり文化の集積地とも言われ、30を超える多くの美術館博物館が存在します。諏訪信仰の物語をこの度人形浄瑠璃文楽上演を通じて未来を背負う子どもたちや全国世界の方々に知って頂く活動として一人でも多くのご参加とご支援ご協力をお願い致します。

 

大石 壮太郎|『みんなのテンホウ』 代表取締役

 

 

 

 八重垣姫。諏訪湖の石彫公園と初島の間に銅像が設置されていますが、「なぜあるのか?」。ご存じない方が圧倒的に多いのではないでしょうか。武田勝頼と上杉謙信のお姫様の物語についても。戦国時代最強と謳われた両家の覇権争い。それを支える信仰。軍神である『南無諏方南宮法性上下大明神』。それを冠した神器『諏訪法性兜』という存在!(諏訪湖博物館・赤彦記念館に現存しています!)江戸時代に流行っていた浄瑠璃の演目『本朝廿四孝』は、諏訪という地名やその存在を、文楽を通して世に広めてくれた大変感謝すべき地域の宝です。一方、諏訪といえば『龍神様』ですが、演目では『狐様』に。そこは地元からすると大変残念なところではありますが『稲荷大明神様』とのご縁も深まり、それはそれでよいかもしれませんね。今回は贅沢にも野外ステージでの上演です。映像記録も残すそう。伝統に対しご恩返しとして街をあげて応援して参りましょう!ご協力感謝します。

 

笠原 新太郎|株式会社笠原書店 代表取締役社長 

 

 

 地域の文化を守り、次世代へと繋げることは私たちの使命です。地域の伝承に関係するこの度の文楽公演を通じて、伝統芸能の素晴らしさを多くの人々に知っていただきたいと思います。このクラウドファンディングが成功し、多くの方々が文楽に触れる機会を得られることを心より願っています。皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

木ノ下 裕一|まつもと市民芸術館芸術監督団団長/木ノ下歌舞伎主宰

 

 

 浄瑠璃は、各地に残る伝説を貪欲に取り込み作品へと昇華させていった。土地もまた、ローカルな伝説にアレンジを加え全国区の物語に仕立てた浄瑠璃を受け入れ、時には抜け目なく観光資源にもした。浄瑠璃と土地は混然一体となりながら、〝伝説〟を膨らましていった。幸福な関係。 長野県下には、姨捨山、善光寺、木曾路、川中島など、古くから芸能や文学で描かれてきた〝聖地〟がたくさんあり、まことに古典の宝庫だが、物語の種をいくつも芽吹かせ、日本文化を根底から支えた、かつての〝信濃〟の雄姿を知る世代は少なくなってきているのではないだろうか。諏訪湖湖畔で『本朝廿四孝』「奥庭狐火の段」が見られるという。文楽好きにはたまらない企画だし、これを機に、〝地元〟を見る眼を新たにする方もいらっしゃるかもしれない。諏訪湖というプラットホームで、芸能と歴史、過去と現在、訪問者と在住者が出会う。そして伝説をシェアする。こんなに幸福なことはない。

 

木ノ下歌舞伎主宰。1985年、和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受け、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『夏祭浪花鑑』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『糸井版 摂州合邦辻』など。2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。NHKラジオ第2『おしゃべりな古典教室』のパーソナリティーを務めるなど多岐にわたって活動中。

 

佐久 秀幸|長野日報社代表取締役会長/諏訪観光協会会長/諏訪市スポーツ協会会長 

 

 

 上杉謙信の娘・八重垣姫は、想い人である武田勝頼の身に迫った危機を知らせようと、諏訪大明神の霊力を宿した諏訪法性の御兜を掲げ、狐火に導かれて氷結の諏訪湖を駆け抜けます−。なんと幻想的で一途な想いにあふれた作品でしょう。この作品が、文楽として三度ふるさとで上演されますことに大きな期待を寄せています。しかも今プロジェクトでは、諏訪湖畔の「野外ステージ」で無料上演を目指すとのこと。期待はさらに膨らみます。ぜひ実現し、大勢の皆さんに楽しんでいただきたい。私も開催を心から応援しています! 

 

薩摩 建|岡谷市民新聞社 代表 / 岡谷市観光協会 会長

 

 

 諏訪神仏プロジェクトの関連プログラムとして上演された人形浄瑠璃公演「SUWA×文楽」は、諏訪地域の歴史・文化・芸術に対して素晴らしい発信をしていただいたこと感謝申し上げます。そして、更なる公演に向けて精力的に取り組まれていることに感謝すると共に、ぜひ実現していただき、より多くの皆様に体験していただきたいと思います。私も応援させていただきます!

 

田村 明子 |湊木遣保存会 事務局長

 

 

 諏訪湖の前で、諏訪を舞台にした文楽が披露される事に今からとてもわくわくしています。私達は普段諏訪湖を中心に豊かな山に囲まれ自然豊かな環境に暮らしています。この暮らしの中心である諏訪湖が、一国のお姫様の恋物語の舞台である事を知った時にはとても感動しました。特に御神渡りや諏訪大明神ゆかりの兜、八重垣姫様など、諏訪ならではがたくさん盛り込まれた演目が、日本全国の方から長きにわたり愛されてきた事を知った事で、改めて地元・諏訪の魅力に気づかせて頂きました。諏訪湖を背景にした屋外公演の実現により、国内外のたくさん方にご覧頂ける事で、諏訪の魅力がよりたくさんの方に届く事を願ってやみません。 

 

林 美貴|岡谷市出身。現在は東京在住で、サラリーマンの傍ら、「自分のまわりの好きなひと、もの、こと、ばしょをつなげたり、ひろめたりするイベント」を企画するイベンターでもある。諏訪の國公式アンバサダー。

 

 

 ここ数年、諏訪の地で、落語などの伝統芸能を気軽に楽しむ機会が増えてきました。なかでも2022年の『本朝廿四孝  奥庭狐火の段』の上演は、待ってました!と思った企画。訪れてみると、諏訪圏内・松本など近隣に限らず都内などの方々もおられ、<舞台となった地で本物を堪能する>ということがこれほどまでに魅力なんだなぁと感じた機会でした。本年2024年は、それをさらに‘身近’に感じられる諏訪湖畔で、しかも無料公演を企画されているとのこと。今回は特に、諏訪の若い人たちに諏訪の魅力、伝統芸能の魅力を感じてもらえるのではないかと願いも込めつつ、この企画を応援したいと思います。

 

原 昭一|下諏訪観光協会長/株式会社エヌ・ティー・エス・ツアー代表取締役

 

 

 下諏訪観光協会長の原と申します。今回、(一社)大昔調査会様のプロジェクトに際し、大変感銘を受けました故、クラウドファンディングへの賛同をさせて頂きました。一昨年の「諏訪神仏プロジェクト」に始まり、今般の「SUWA×文楽2024」へと続き、大昔調査会様のプロジェクトは、まさに『諏訪人魂』を揺さぶられるものであります。我ら諏訪人の心の泉ともいえる諏訪湖と歴史的遺産である文楽の融合は、まるで八重垣姫が如く世界に『知らせたい』と思えるものであります。是非、皆様にも本プロジェクトにご賛同いただき、諏訪の魅力が込められた一大スペクタクルを世界に広げ、未来へと繋げたらと願います。

 

原 直正|諏訪神仏プロジェクト協議会 会長/スワニミズム会長

 

 

 「諏訪神仏プロジェクト」により開催された2022年の「諏訪社神宮寺由来の仏像一斉公開」、そして1日限定ながら昨年、今年と早くも3回開催されました。今後も寺社のご協力を頂き企画継続の予定です。その関連イベントとして毎年開催の「人形浄瑠璃」は聖地諏訪の中心「諏訪の海」が舞台の戦国ロマンス物語、今年はその湖畔での開催を企画中とのこと、きっと素敵な雰囲気での舞台となるでしょう。ぜひ実現させていただき、聖地諏訪の魅力に文楽という文化が加われば良いですね。この公演に皆様と共に私も協力したいと思います。

 

宮坂 清|八劔神社 宮司

 

 

 近松半二が200年ほど前、江戸時代に手掛けた戯曲『本朝廿四孝』。今回、舞台のお膝元であるこの諏訪で、諏訪湖を借景にして上演されることはとても素晴らしいことだと思います。かつて諏訪の人々皆が知っていたこの物語は、御神渡りや諏訪大明神、武田家と上杉家の確執に武田勝頼と八重垣姫のラブロマンスを絡め、200年前から現代に至るまで、人気の演目として文楽・歌舞伎で数多く上演されてきた演目でもあります。舞台である当地で上演することは、他に類を見ないほど、画期的なことであります。ぜひ、この機会にみなさまに、伝統芸能である文楽の素晴らしさと、当地の物語である『本朝廿四孝』を、またとないこのチャンスに鑑賞していただけたら幸いです。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

宮坂 恒太郎・ちとせ|酒ぬのや本金酒造株式会社 蔵元杜氏・若女将

 

 

私たちも一般社団法人大昔調査会の活動を応援します。 大昔調査会のみなさんが行う『SUWA×文楽』は自分の郷土には誇れるものがあるということを知り、諏訪地域の文化を『文楽』とコラボし中学生に体験させるなど、エンタメ要素も取り入れながら次世代につなげる素晴らしい活動です。  今回のクラウドファンディングが成功すれば、諏訪大明神ゆかりの文楽『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』を物語の舞台の諏訪湖で無料公演し、映像化し諏訪の文化と価値を未来 に伝えたいということが実現します!  憧れや体験した時のワクワク感が次の時代へつなげるための一歩と思っています。 地域の文化と価値を未来につなぐこの活動に、皆様どうぞ応援をよろしくお願い致します! 

 

三好 祐司|写真家

 

 

 諏訪湖を舞台にした八重垣姫の物語。諏訪ではお祝い事などで八重垣姫の日本人形を贈り、諏訪湖畔の石彫公園の水上には八重垣姫の石像まで立っています。

 

 諏訪人なら誰もが目にし、耳にしたことのある八重垣姫。しかし意外と、その物語の内容は知られていない...ましてやそれが人形浄瑠璃の人気演目であることさえ、あまりに知られていません。驚くことに、諏訪で八重垣姫物語『本朝廿四孝』が文楽として上演されたことすらなかったそうです。そのような現状から、ついに一昨年、人形浄瑠璃文楽を諏訪に誘致し、岡谷の照光寺での上演が行われました。

 

 八重垣姫の許嫁、武田勝頼に縁が深い岡谷照光寺の大広間に設けられた舞台で、八重垣姫たちが人形使いの手によって命を吹き込まれ、動き回る。それはそれは見応えのあるものでした。そして、せっかくならもっと諏訪湖を感じる場所で見てみたいな、と密かに思っていました。

 

 そう思った人が多かったのでしょうか。なんと今回はその諏訪湖に舞台を作り、『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』を上演する計画が持ち上がったと聞いた時は、諏訪湖を目の前にした八重垣姫の祈りの姿が、そして舞台を超えて八重垣姫が諏訪湖を渡っていく姿が、ぱっと脳裏に浮かんだものです。もちろん人形の八重垣姫は諏訪湖には入らないと思いますが、きっとこの公演を見た人たちは、想像を膨らませ、やはり諏訪湖を渡る八重垣姫の姿を見ることになるのではないかと思います。

 

 諏訪での『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』上演も、このプロジェクトが本邦初でしたが、諏訪湖での八重垣姫の上演も本邦初の快挙です。まさかこの物語の作者の近松半二、三好松洛の両氏も、大阪竹本座での初演から約260年を経て、物語の舞台になった諏訪湖に八重垣姫が舞い降りることになるとは、思いもよらなかったでしょう。

 

是非、諏訪湖での『本朝廿四孝 奥庭狐火の段』の上演を実現させたいものです。

 

山本 麻琴|御諏訪太鼓伝承者

 

 

 SUWA×文楽、第3回公演開催に歓喜と応援を致します。演目である「本朝廿四考奥庭狐火の段」では諏訪大明神のご加護、信玄法性兜の御力が物語の要になりますが、御諏訪太鼓は武田信玄の陣太鼓であり諏訪大社の太々神楽を伝承していることから互いに親和性がとても高い所であります。本年は諏訪湖畔で上演されるということで、八重垣姫が諏訪湖上で繰り広げる大スペクタルを生で目の当たりできるのは、唯一無二の特別公演です。無料上演、諏訪圏青年会議所との連携、短編動画の製作といった新たなチャレンジに向けての支援者が大いに集い、「SUWA×文楽2024」が大成功することを祈念しております。

 

 


ご留意事項

 

●プロジェクトページに使用する写真は、大昔調査会が諏訪清陵高校附属中学校から許可を得ています。

●プロジェクトについて、天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。

●各種個別の日程調整が発生するリターンについて、調整の都合上、ご要望には沿えない場合がございますので予めご了承ください。

●ご支援確定後(第一目標達成後)の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

●ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

プロジェクト実行責任者:
高見俊樹(一般社団法人大昔調査会)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

諏訪湖奉上文楽(無料公演)、照光寺奉上文楽(クラウドファンディング支援者限定)の公演の実施、ならびに記録映像制作費に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
信州アーツカウンシルより令和6年度文化芸術活動の創造性を生かす環境づくり支援プログラムに採択され、150万円の助成を受けます。

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リターン

50,000+システム利用料


【E】支援者様限定 照光寺奉上文楽ご招待

【E】支援者様限定 照光寺奉上文楽ご招待

クラウドファンディングの支援者様限定で、照光寺奉上文楽へご招待いたします。御本堂の仏像「千手観音像(秘仏)」の御前にて、『本朝廿四孝 十種香の段』より名場面を奉納。諏訪大明神が結んだ奇跡の奉納文楽をご支援への感謝を込めてお届けいたします。(一般公開はございません)

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●<クラウドファンディング支援者限定>照光寺奉上文楽ご招待(1名様) ※

※ 24年10月25日(金) 照光寺にて開催を予定しています。24年9月中に詳細についてご案内させていただきます。

支援者
17人
在庫数
57
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


【A】限定 浮世絵ポストカード

【A】限定 浮世絵ポストカード

ご支援への感謝を込めて、限定ポストカードをお届けします。(画像はイメージです)

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード

支援者
46人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

15,000+システム利用料


【B】限定 照光寺八重垣姫御朱印

【B】限定 照光寺八重垣姫御朱印

かつて諏訪大明神と呼ばれ、武田勝頼の念持仏としても知られる仏像「千手観音像(秘仏)」を有する照光寺より、プロジェクト限定御朱印をお届けします。(画像はイメージです)

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 照光寺八重垣姫御朱印

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


【D】限定 手染め八重垣姫手ぬぐい

【D】限定 手染め八重垣姫手ぬぐい

情熱的な恋物語、『本朝廿四孝/奥庭狐火の段』に登場する架空の姫君・八重垣姫をデザインした限定手ぬぐいをお届けします。(画像はイメージです)

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


【F】SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD

【F】SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD

2022年、2023年のアーカイブ映像、そして2024年の諏訪湖奉上文楽、照光寺奉上文楽の映像を収録した特別DVDをご自宅へお届けいたします。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


【G】支援者様限定 照光寺奉上文楽・前列ご招待(DVD付)

【G】支援者様限定 照光寺奉上文楽・前列ご招待(DVD付)

クラウドファンディングの支援者様限定で、照光寺奉上文楽へご招待。より前列のお席へご案内させていただきます。また、照光寺奉上文楽ならびに諏訪湖奉上文楽を収録した特典映像付き動画DVDもご自宅へお届けいたします。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD
●<クラウドファンディング支援者限定>照光寺奉上文楽・前列ご招待(1名様) ※

※ 24年10月25日(金) 照光寺にて開催を予定しています。24年9月中に詳細についてご案内させていただきます。

支援者
6人
在庫数
4
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


【H】文楽出演者のサイン入り特別色紙

【H】文楽出演者のサイン入り特別色紙

出演者のサイン入り色紙をお届けいたします。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD
●文楽出演者のサイン入り特別色紙

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


【I】支援者限定 照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待

【I】支援者限定 照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待

クラウドファンディングの支援者様限定で、照光寺奉上文楽へご招待いたします。公演・人形解説の終了後は、より少人数での談話会と、写真撮影にご案内いたします。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD
●<クラウドファンディング支援者限定>照光寺奉上文楽・前列ご招待(1名様) ※
●照光寺奉上公演後、談話会・写真撮影へのご招待(1名様) ※

※ 24年10月25日(金) 照光寺にて開催を予定しています。24年9月中に詳細についてご案内させていただきます。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年3月

500,000+システム利用料


【J】(お気持ち上乗せ)照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待

【J】(お気持ち上乗せ)照光寺奉上文楽&談話会・写真撮影へのご招待

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(大・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(大・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 手染め八重垣姫手ぬぐい
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●SUWA×文楽 特典映像付き動画DVD
●<クラウドファンディング支援者限定>照光寺奉上文楽・前列ご招待(2名様) ※
●照光寺奉上公演後、談話会・写真撮影へのご招待(2名様) ※

※ 24年10月25日(金) 照光寺にて開催を予定しています。24年9月中に詳細についてご案内させていただきます。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


alt

【K】お気持ち応援(5千円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


alt

【L】お気持ち応援(1万円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


alt

【M】お気持ち応援(3万円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


alt

【N】お気持ち応援(10万円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


alt

【O】お気持ち応援(30万円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

1,000,000+システム利用料


alt

【P】お気持ち応援(100万円)

<特別な返礼品が不要の方へ>
いただいたご支援をより多く本プロジェクトに充てさせていただきます。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前または企業名掲載(中・希望制)
●映像クレジットへのお名前または企業名掲載(中・希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


【C】諏訪湖奉上文楽特別席ご招待

【C】諏訪湖奉上文楽特別席ご招待

無料公演の実現を目指す諏訪湖奉上文楽において、支援者様特別席のご案内です。

●お礼メール
●SUWA×文楽公式ホームページへのお名前掲載(小・希望制)
●映像クレジットへのお名前掲載(小・希望制)
●限定 浮世絵ポストカード
●限定 照光寺八重垣姫御朱印
●諏訪湖奉上文楽・特別席ご招待(1名様) ※

※ 24年10月26日(土)諏訪湖畔公園 特設屋外ステージにて開催を予定しています。24年9月中に詳細についてご案内させていただきます。

支援者
27人
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年3月

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