日本茶の良さを伝えるため、Ｔ-1 グランプリを開催したい！

 

急須を使ってお茶を飲む人が急激にに減りました。 日本の文化のひとつである、日本茶が廃れてしまうと危機感を持った。

 

はじめまして、井上隆と申します。昭和25年（1950年）、私の父が京都から北海道に渡ってきて、日本茶の販売をして創業50年以上になります。父が6年前に他界し、現在は父から受け継いだ会社の経営に携わっています。

 

近年、急須を使ってお茶を飲む人が急激にに減り、家に急須を持っていない人も多いと聞きます。 このままでは日本の文化の一つである日本茶の文化が、廃れてしまうと危機感を持つようになりました。

 

そこで、日本茶の魅力を若い世代の人にも知ってほしいとの思いから「Ｔ-1」の開催をスタートしました。本大会は今年で8年目を迎えますが、大会運営の資金が不足しております。そこで今回のプロジェクトを立ち上げました、皆様からのご支援は、大会の運営費用として使用させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

【イベンント開催情報】

開催日時：2017年7月9日 10:00 ～12:00

開催場所：札幌コンベンションセンター

参加対象者：小学校3年生から6年生まで

主催：札幌茶商組合Ｔ－1グランプリ実行委員会

 

 

日本の文化の中のひとつである、日本茶が廃れる危機感が切実でした。

 

私がお茶業界に携わってから25年になりますが、 今はペットボトルでお茶を飲む時代になり、急須を持っていないご家庭も多くなりました。昔のように、急須を使ってお茶を飲み、一家団欒のひとときを過ごすことも少なくなりました。

 

日本茶離れにともない、全国の茶農家も深刻な状態です。昭和40年の静岡の農家が 68,373戸だったのに対し、平成22年には13,933戸（約1/5に）。鹿児島の農家が26,533戸だったのに対し、平成22年には2,216戸（約1/12に）へと激減しています。（資料：静岡県茶業現状　お茶白書）農家経営の維持が困難で、肥料さえ、与えることができなくなったり茶農家の廃業が、増加しています。

 

日本茶は単なる飲み物のひとつではなく、生活習慣、礼儀作法、家族の会話などに 根強くかかわっています。また健康飲料としても想像以上に良い点があります。日本の文化のひとつであり、日本食の中のひとつである日本茶がなくなれば、昔ながらの日本習慣、日本の生活も、廃れてしまうとの危機感から、この大会を始めました。

 

 

Ｔ－1グランプリは、将来の日本を作る子供達に日本の文化のひとつである日本茶を継承してほしいとの主旨で始めました。

 

Tー１グランプリの参加対象者は、小学校3年生から6年生です。当然、今まで日本茶を見たことのない生徒さん、日本茶を飲んだことのない生徒さんもいらっしゃいます。日本茶を急須で淹れたこののない生徒さんが多く、最初は戸惑い、ご家庭でも保護者の方々もわからないことも多く戸惑います。

 

しかし、勉強していくうちに、関心をもち、日本茶が好きになっていただく生徒さんも多く見受けられます。 大会参加後のアンケートでも、「日本人に生まれてきてよかった」、「急須でお茶を入れる楽しみがわかった」、「これから、親に毎日お茶を淹れてあげます」 などなど、希望が持てる感想をいただいています。

 

今年で、今大会は8年目を迎えますが、なんとか成功させたいと思います。 ですが、大会にかかる費用が負担となっています。どうか、皆様のご支援ご協力を賜りまして、日本茶の普及に繋げてまいりたいとおもいますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

日本茶の文化を後世に伝えるため、Tー１グランプリを毎年開催し、継続します。

 

この大会に参加してくださった生徒さんは、日本茶に関心を持つようになり、おもてなしの気持ちが沸いてきてご家庭のご両親にお茶を淹れるようになったり、ご両親がそのお茶を召し上がって感激してご連絡をいただくこともあります。

 

日本茶は、単なる飲み物ではなく、日本の生活習慣に密接に関係しています。 伝統ある日本茶文化の火を消さないよう、この大会を続けて参りたいと思います。

 

また、お茶農家の深刻な現状の打開には、お茶の消費拡大が急務ですし

次世代の小学生がお茶に触れ、お茶を飲む習慣を作っていってほしいので

この大会を継続して参りたいと思います。

 

皆様の温かいご支援・ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

リターンに関して
今年の旬な新茶をお届けいたします。

 

本大会で使われる旬な新茶100ｇを、お届けいたします。 このお茶を召し上がっていただいて、大会の雰囲気を感じていただければ、幸いです。