支援総額
NEXT GOAL 6,000,000円 (第一目標金額 4,000,000円)
- 支援者
- 61人
- 残り
- 24日
応援コメント
プロジェクト本文
第一目標達成の御礼とネクストゴールについて
富田林興正寺別院のクラウドファンディングを応援くださり、誠にありがとうございます。
2024年12月20日に開始したクラウドファンディングは、想定よりも早く、1月23日に第一目標金額の400万円を達成することができました。
おかげさまで、15年に及ぶ「令和の大修復」の第一歩を皆様と一緒に踏み出し、調査と保存修理計画の策定を進めることができます。心より感謝申し上げます。
これからも富田林興正寺別院の歴史を次世代へとつなぐことへのお役目を痛感し、関係者一同、改めて身の引き締まる思いです。準備が整い令和8年に着工した後には、完成までの長期間も文化財をしっかりと守っていく所存です。
そのためには、工事中の期間に、解体した資材の保存、保管に使われる仮設の倉庫を、安全性が確保できる設備にしていく必要があります。しかし、現状ではその分の資金が不足している状況です。
つきましては、クラウドファンディングは最終日の2月17日23時まで、ネクストゴールとして600万円を掲げ、呼びかけを続けさせていただくことにいたしました。ご支援金は、仮設の倉庫の設備をより安全で強固にするための費用に充てさせていただきます。
最終日まで、どうか変わらないご支援と応援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
1月23日追記
富田林興正寺別院 輪番
華園大心
富田林興正寺別院は、大阪府唯一の国指定重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町の中核となる、戦国時代末期に創建された寺院です。江戸時代に建立された建造物群は、2014年に国の重要文化財に指定されました。
しかし、創建から460年が経過し、建造物の老朽化が進んでいます。特に築380年の本堂は雨漏りがひどく、瓦のずれや崩壊の危険性があります。そこで、「令和の大修復」として重要文化財6棟の解体修復工事を計画しています。
第一弾のプロジェクトでは、調査と保存修理計画策定のための400万円をクラウドファンディングで募ります。この調査は令和7年~8年に実施され、15年に及ぶ長期的な修理事業の基礎となります。
皆様のご支援により、460年の歴史を持つこの貴重な文化遺産を後世に伝えていくことができます。一度きりではなく、継続的なプロジェクトとして、富田林興正寺別院の保存修理事業にご協力いただければ幸いです。
共に歴史的な景観を守り、お念仏よろこぶ場を未来へつなげていきましょう。あたたかなご支援を、何卒よろしくお願いいたします。
富田林興正寺について
富田林興正寺別院は、大阪府で唯一*、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている富田林寺内町に所在する真宗興正派の寺院です。
戦国時代末期にあたる永禄年間の初め頃(1559~1561年頃)、興正寺第十六代門主 證秀(しょうしゅう)上人は、石川左岸の荒地を購入し、近隣四ヵ村の各代表者2名、計8名(八人衆)に寺内町の開発を依頼し、その中核となる寺院を建設しました。これが富田林興正寺別院です。
*出典:https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/museum/94793.html
創建当時の遺構は残っておりませんが、寛永十五年(1638年)に再建された本堂をはじめ、江戸時代前期から末期までに整備された建造物は、富田林寺内町のみならず、我が国にとって欠かせない歴史的景観となっています。
その価値の高さから、平成26年(2014年)に本堂、対面所、鐘楼、鼓楼、山門、御成門の6棟とそれに付随する築地塀3棟が国の重要文化財に指定されました。
寺内町とは中世に起こった浄土真宗の寺院を中心とした宗教自治都市のことです。近鉄長野線富田林駅から南に400mほどの場所に位置しています。
富田林寺内町は東西約470メートル・南北約400メートルにわたるエリアを指し、大阪府で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている地域となっています。600軒ほどある民家のうち、約200軒あまりが伝統的な町家の姿を残しており歴史的な景観を楽しむことができます。
富田林寺内町は、なんといっても江戸時代のお寺や商家の町並みが残っている歴史的景観がみどころです。寺内町の中心でもある富田林興正寺別院の山門の前を通る城之門筋は日本の道100選にも選ばれており、江戸時代から昭和までさまざまな時代の建物がご覧いただけます。ここ数年は寺内町の古い町家を活用した新たなお店もたくさんオープンし、歴史的景観と現代の感覚が融合した楽しい町として新たな歴史を作っています。
本堂中央の須弥壇には御本尊(阿弥陀如来立像)が安置され、北側の脇壇には親鸞聖人の御影がかけられています。南側の脇壇には本寂上人が、さらにその南画の余間壇には特別に厨子が設けられ開基である証秀上人の御影が掛けられています。
また、外陣と内陣を区切る襖絵は「竹梅図」と「松図」です。狩野派の絵師 狩野寿石(1639-1718)によって描かれたもので、描かれた当時のまま保管されています。
このような歴史を物語る貴重な文化財を守り継ぐだけではなく、寺内町の中心として、地域の多くの皆様が集い文化を共有する場としても、当院は重要な役割を担ってきました。
季節の法要、除夜の鐘つきを毎年実施しており、他にも地域の方々にご参加いただく腕輪念珠や匂袋づくり体験、幼稚園や小学校の児童の皆様の社会見学なども実施しております。
また以前には境内でお茶会を開催しており、それも皆様の貴重な交流の場となっていました。改修が完了した暁には、このお茶会を復活させたいと考えております。
未来へつなぐ保存修理プロジェクト
富田林興正寺別院の本堂は、寛永15年(1638年)に建立されており、約390年が経過しています。その他の棟も、江戸時代に建立されたものなどは、大阪府内でも最古級の歴史を持っています。
これらの建造物は、これまでも修復を重ねて守り継いでまいりましたが、経年による劣化が激しく進行しています。
今の段階で大規模な修繕を行っておかないと、文化財ということもあり今後の負担がさらに莫大になることが予想され、総工費がまかないきれなくなる可能性があります。また災害時には、隣接している住宅などに被害が及ぶ危険性もあります。
そこでこのたび、第一弾のプロジェクトとして、「重要文化財 富田林興正寺別院保存修理事業」の1つである、調査と保存修理計画の策定のための費用400万円をクラウドファンディングで募らせていただくことにいたしました。
調査と保存修理計画の策定は令和7年(2025年)~令和8年(2026年)にかけて実施され、この調査によって工事の段取りや本堂の解体修復工事の大まかな流れが確定します。
現状の見積もりでは、総工費23億円が見込まれており、そのうち2億円が自己負担となります。物価の高騰の影響もあり、必要最低限の工事を行ったとしても、どうしてもこれだけの費用が必要になってしまいます。
また、調査と保存修理計画の策定のために必要な資金だけでも、約1,000万円が必要です。ありがたいことに、国からの補助で半額を、富田林市からの補助で4分の1の費用を補填していただけますが、それでも負担は少なくありません。
このプロジェクトを通じて、ご賛同くださる皆様と一緒に、富田林寺内町の未来を描いていきたいと考えております。
クラウドファンディング概要
■目標金額:400万円
■資金使途:調査と保存修理計画の策定のための費用、クラウドファンディングの諸経費
富田林寺内町は、その名の通り、富田林興正寺別院を中核として成り立ってきた場所です。これからもこの貴重な町並みと特有の文化の魅力を広め、未来へと守りつなぎ活かしていくために、私たちには町のシンボルとも言える寺院を守っていく使命があると考えております。
あたたかなご支援を、何卒よろしくお願いいたします。
- 令和7年中 仮設検討・調整(設計、工事監理契約、工事業者入札・決定)
- 令和8年11月頃 着工(仮設工事、解体、耐震診断、耐震補強設計)
- 令和20〜23年頃 全体の完了
さいごに
「重要文化財 富田林興正寺別院保存修理事業」は文化庁や市の担当課との会議により、15年に及ぶ長期的な修理事業になると見込まれています。そのため、1度きりのプロジェクトではなく、継続して支援していただけるプロジェクトにしていこうと考えております。
修理事業に取りかかってからは、以前に境内で行っていたお茶会やイベントが実施できなくなるなど、何かと制約が多くなってしまいました。修理が完了した暁には、今まで以上により自由に、皆様にご活用いただける場所となることを目指してまいります。
寺内町一体となって守り継いできた当院の魅力を、より広く多くの方々に知っていただき、未来の子どもたちにとっても大切な場所にしてまいります。ご支援と応援を、何卒よろしくお願いいたします。
富田林興正寺別院は、興正寺16代証秀上人が1560年に寺内町を開基するとともに、その中核として創建した寺院です。
国の重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町と、国の重要文化財である富田林興正寺別院は貴重な文化遺産として後世に残さなければなりません。
1638年に再建された現本堂は経年劣化による老朽化が激しいため、今回「重要文化財富田林興正寺別院保存修理事業」として解体修復工事を行うことになりました。
この事業を進めるために、クラウドファンディングによるご支援をお願いいたします。
富田林興正寺別院 輪番 華園大心
応援のメッセージ
華園 真暢 様(本山興正寺 門主)
この度、富田林興正寺別院が保存修理事業を行うに当たり、クラウドファンディングによる資金調達を図るとの事で、応援メッセージを添えさせて頂きます。
富田林興正寺別院は、本山興正寺の別院にあたる寺院で、戦国時代末期に、興正寺16世住職である証秀上人によって大阪府の富田林市に創建されました。証秀上人は別院の創建と同時に、富田林寺内町のまちづくりにも着手しました。私の祖父の兄弟が富田林興正寺別院の輪番として赴いて以降、別院の中でも特につながりが深い別院であります。
そしてこの度の富田林興正寺別院の保存修理事業は、現在、日本中の寺院で抱える様々な問題をクラウドファンディングを通じて、多くの方々に知って頂く意義深い事業です。
プロジェクトの成功を念じております。 合掌
プロジェクトに関するご留意事項
※ 本プロジェクトへのご支援は、寄付金控除の対象ではありませんのであらかじめご了承ください。
※ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※リターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 華園大(富田林興正寺別院)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年10月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
富田林興正寺別院の文化財の調査と保存修理計画の策定のための費用を募ります。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 差額は檀家様の寄付や自己負担で対応します。
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プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
参拝記念スタンプ
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
10,000円+システム利用料
クラウドファンディング限定散華
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●クラウドファンディング限定散華
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
30,000円+システム利用料
寺内町せんべい+限定散華+参拝記念スタンプ
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●寺内町せんべい
●クラウドファンディング限定散華
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年8月
100,000円+システム利用料
写経体験+寺内町散策と工事の進捗・現状の見学+瓦寄進
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●写経体験
●寺内町散策と工事の進捗・現状の見学
参加人数:1組2名様まで
現地集合・現地解散
実施日程:2025年4月〜2026年4月までの間で要事前予約
詳細のご連絡時期:2025年3月中旬まで
●瓦寄進(名入れ・希望制)
●クラウドファンディング限定散華
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 13
- 発送完了予定月
- 2026年4月
300,000円+システム利用料
輪番による講話+匂袋・念珠づくり・金箔押し体験+瓦寄進
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●輪番による講話
●匂袋・念珠づくり・金箔押し体験
参加人数:1組4名様まで
現地集合・現地解散
実施日程:2025年4月〜2026年4月までの間で要事前予約
詳細のご連絡時期:2025年3月中旬まで
●瓦寄進(名入れ・希望制)
●クラウドファンディング限定散華
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2026年4月
1,000,000円+システム利用料
本堂の銘板にお名前掲載+富田林興正寺別院満喫セット
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●写経体験
●寺内町散策と工事の進捗・現状の見学
●輪番による講話
●匂袋・念珠づくり・金箔押し体験
参加人数:1組4名様まで
現地集合・現地解散
実施日程:2025年4月〜2026年4月までの間で要事前予約
詳細のご連絡時期:2025年3月中旬まで
●本堂の銘板にお名前掲載(希望制)
●寺内町せんべい
●瓦寄進(名入れ・希望制)
●クラウドファンディング限定散華
●参拝記念スタンプ
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2026年4月
5,000円+システム利用料
お気持ち応援5千円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
10,000円+システム利用料
全力応援1万円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
30,000円+システム利用料
全力応援3万円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
100,000円+システム利用料
全力応援10万円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●瓦寄進(名入れ・希望制)
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
300,000円+システム利用料
全力応援30万円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●瓦寄進(名入れ・希望制)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
1,000,000円+システム利用料
全力応援100万円
●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●お礼状
●本堂の銘板にお名前掲載(希望制)
●瓦寄進(名入れ・希望制)
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年4月
プロフィール
恵心僧都源信誕生院阿日寺(ぽっくり寺)山門再建プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 414,000円
- 支援者
- 47人
- 残り
- 66日
立志神社|伝統の祭り『御神輿渡御』存続の危機。新体制で未来へ繋ぐ。
#地域文化
- 現在
- 2,385,000円
- 支援者
- 83人
- 残り
- 24日
アフガニスタン冬の食糧支援!飢餓が心配される子どもたちに給食を!
#子ども・教育
- 現在
- 441,000円
- 寄付者
- 19人
- 残り
- 35日
二柱神社|創祀1000年記念事業で、心豊かに参拝できる憩いの場へ。
#地域文化
- 現在
- 502,000円
- 支援者
- 71人
- 残り
- 35日
ガザ地区で紛争下に置かれる人々へ温かい食事を届けたい。
#国際協力
- 現在
- 27,000円
- 寄付者
- 4人
- 残り
- 80日
松代大本営の記憶と記録を平和のために語り継ぐ。祈念館建設にご支援を
#地域文化
- 現在
- 1,105,000円
- 支援者
- 10人
- 残り
- 50日