軍旗の修復が完了しました。

終了報告でもお伝えしておりましたとおり、目標を大きく超える金額のご支援をいただいたことで、運営の継続に加え、収蔵品の修復にも着手することができました。

 

このたび修復をおこなったのは、立花家のルーツを示す軍旗です。

立花家の家宝であるこの軍旗は、長い時を経て、もう展開できないほどにぼろぼろになっていました。

 

 

この軍旗の修復がこのたび無事に完了し、立花家史料館へ戻ってまいりました。

 

 

ほぼ粉のような状態から、ここまで復原できたことは大変な驚きです。

一部ですが、家紋部分も見えるようになりました。

 

これから科学的な調査を含む詳細調査をおこない、年代を比定いたします。

ご支援いただいたみなさまに、調査結果の報告と実物を披露する場をもうけたいと考えておりますが、結果がわかるまで少し時間がかかりますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。

 

最後になりますが、以下の動画は、修復完了の報を受け、立花宗家のみなさんが工房を訪れ説明を受けた際の様子と、公益財団法人立花財団理事長（17代当主）立花宗鑑よりのお礼のことばです。