２０２０田川市民プールバリアフリーデイを開催したい！！

▼自己紹介

私は普段、訪問看護ステーションや重症心身障がい児者の通所施設で理学療法士として働いています。仕事で障がい児者と関わる傍、田川市障害者自立支援協議会課題検討委員会というメンバーの一員として、田川市における障がい児・者が安心、安楽に暮らせる町作りのために様々な地域課題の抽出、検討、そして少しでもそれらが改善する為の活動を行っております。障がいがあってもなくても、地域で平等に社会資源が使えて、教育が受けれて、働けて、安心安全に暮らすことができる。そんな地域づくりを目指しています。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

田川における夏の目玉公共施設である田川市民プールの利用について「流水プール」「ロデオマウンテン」等の充実したアトラクションが評判となり、田川以外からの利用者も多く週末は混雑するため障がい児・者が利用しにくい現状があるとの声が上がっていました。そこで田川市民プール開園前の週末の日曜日を「バリアフリーデイ（障がい児・者の日）」として開催しようという事になりました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

プール開き前の日曜日(7/5)に田川市民プールを1日だけですが障がい児・者及び介助者に開放いたします。昨年の初開催では完全に手弁当で１５０名の専門職を中心としたボランティアさんがイベントの趣旨に賛同してくれて集まってくれました。それでも炎天下の屋外の中で活動することになり、長時間の支援ができず交代要員の事を考えるとまだまだボランティアが不足しています。なんとか２００名集めて事故なく楽しく実施できたらと思っています。せめて、ボランティアさんに昼食やスポーツ飲料などの提供ぐらいは実行委員会でしたいと思っています。ご協力お願い致します。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

この田川市民プールバリアフリーデイは市民の声から生まれました。夏休みのごった返したプールに障がいがある子どもを連れて行く事に抵抗がある親御さんは沢山います。「ちゃんとウォータースライダーの列に並べるだろうか」「ジロジロ見てしまって不審者扱いされないだろうか」「医療ケアの必要な子どもを混み合うプールには連れて行けない」いろんな声を聞きました。「できない」ではなく、「やってみよう」と諦めずに行動すればこんな大きなイベントでも出来てしまう。諦めずに声をあげるきっかけになるイベントになればと思っています。昨年はこのイベントに田川市長、教育長、市議会委員、市役所部長、課長と多くの市政に影響力のある方が見学に来てくれました。このイベントは序章に過ぎません。本当の意味のノーマライゼーションをこの田川という土地から少しずつ発信して行けたらと思っています。

 

このイベントはあくまで「きっかけ」に過ぎません。公共施設が誰でも使える事はもちろん、健常者と障がい者の間にある心のバリアを取り除けたらと思います。このイベントを通過点に本当の意味でのノーマライゼーションを田川から発信したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

開催日時    
2020年7月5日

開催場所    
名称：田川市民プール
URL：https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji0033710/index.html

主催者    
田川市民プールバリアフリーデイ実行委員会
委員長　瀬尾　徹

イベント内容    
名称：田川市民プールバリアフリーデイ
URL：なし
内容：夏休みに大人気で混み合う田川市民プールで障がい児者が遠慮なく遊べる日を１日だけでも作りたい