プロジェクト概要

田口線との思い出をかたちに残し、新しい出発を!

 

愛知県の奥三河を駆け抜けた鉄道・田口線が廃線して今年で50年。

 


その軌道跡の一部が、設楽ダム建設工事によって今年失われてしまいます。

 

廃線50周年を盛り上げ、田口線を次世代につなぐために「田口線50の会」を立ち上げ、関係団体と「田口線廃線50周年を盛り上げるプロジェクト」を進めています。

 

 

 

田口線とわたし。

 

田口線は、愛知県東北部の山間地を走る鉄道で、昭和7年に鳳来寺口駅(現・本長篠駅)から三河田口駅まで全線開通しました。地元の熱意とともに三河田口駅の奥に御料林があることから宮内省の強力なバックアップがありました。

 

開通後、通勤通学のために地元の人々が利用したほか、茶臼山高原、鳳来寺、寒狭川、津具スケート場などの場所が観光開発され、多くのレジャー客を運びました。

 

 

そのほか、森林資源はもちろんのこと、田口鉱山、津具金山の鉱物や多くの地元産品を運び、豊橋鉄道や名古屋鉄道の傘下になるなどしましたが、材木の価格が下落するとともに貨物利用が減少し、昭和43年廃線となりました。

 

 

と、ここまでのことは色々な本に書いてありますが、

 

地元の方と田口線の話をすると、「田口線に乗ってお嫁に来た」とか「田口線に乗って保育園に通っていた」などの思い出をよく聞かせてくれます。

 

また、「昔、この町にも映画館があってフィルムを電車で運んでいた」とか「この部落に洋服が入ってきたのは田口線に乗って行商の人が来るようになってから」などのエピソードを聞くと山間部の地域の歴史を紐解くヒントがあるような気がします。

 

 

これらの思い出を語る人が、今後は少なくなるでしょう。また田口線の線路や駅、トンネルの跡の一部が設楽ダム湖の湖底に沈むことが決まっています。

 

今年であれば水没予定地の遺構を巡れることから、このプロジェクトを通して、田口線の思い出を呼び起こし、かたちにして、地域の歴史に向き合うきっかけをつくりたいと思っています。
 

 

 

思い出をかたちに。次世代が田口線を体感。

 

 

‖田口線思い出マップ

 

「車掌さんがどの駅でだれが乗るかを大体覚えていて、乗り遅れるかと思ったら電車が待っていてくれた」とか「電車が古くて終電で雨漏りしていたので傘をさして乗った」とか田口線にまつわる思い出は非常に視覚的なものが多いです。そこで田口線にまつわる思い出を募集し、思い出をイラストにします。

 

奥三河には様々な観光案内地図がありますが、多くの人が興味を持っているにも関わらず田口線案内図はありません。そこで田口線の廃線マップを作成するとともにそこに思い出イラストを盛り込み、思い出の伝わるマップにします。

 

例えば、「田口線は雨漏りしていて傘をさして乗った」というエピソードをイラストに。

 

 

‖田口線思い出コースター 

 

奥三河は豊かな森林があり、田口線も森林資源とともに盛衰しました。また、田口線の敷設には御料林の存在も大きな影響を与えています。そこで御料林(現・国有林)の木材でコースターを作ります。そのコースターには思い出イラストをレーザーで焼き付け、思い出が残るコースターにします。

 

 

‖田口線廃線記念切符


電車といえば切符!ということで、昔の切符を復元した記念切符を作成します。ツアーや店舗で頒布しますが、このプロジェクトに賛同していただける沿線店舗に切符を持っていくと割引が受けられます。記念としてだけでなく、この地域を訪れた田口線ファンの人々が地域を周遊してくれるきっかけになることを願っています。

 

こちらはイメージです。

 

‖田口線廃線ムービー

 

設楽ダム建設によって失われる清崎~三河田口間。田口線の思い出を語る時、口々に滔々と流れる寒狭川の美しさ、深山幽谷の世界を次世代に繋ぐために廃線記念映像を作成します。

 

 

 

田口線廃線から50年。田口線を知る”田口線世代”の多くは60代以上です。田口線の思い出をつないでいく次世代が実際に”田口線”を体験してみることでより思いを込めて田口線を語り継げると思っています。

 

 

‖田口線廃線ツアー 

 

7/7、8/4、10/14に、田口線の廃線を歩きます。2コース1回ずつと全線歩き1回です。クラウドファンディング限定の田口線~森林鉄道の水没予定地巡りも企画しています。

 


‖田口線駅名版づくり 

 

9/1 親子対象に駅名版を作り、2019年3月まで置かせていただきます。

 


‖三河田口駅にお別れする!

 

9/1 設楽ダム工事のために埋め戻される三河田口駅の意向でお別れセレモニーを開催します!トンネルで映画を見るという企画も考えています。

 

 

‖トンネルに電車を走らせる!


9/2 水没予定地にあるトンネルに線路をひいて、電車を走らせます。走らせる電車はバッテリー仕様のミニ電車ですが、清流に沿って走る電車の雰囲気を体感できます。

 

 

 


‖のぼり旗をたてる!

 

「田口線て聞いたことあるけどどこを走ってたの?」という声を地元ではよく聞きます。そこで沿線にのぼり旗を立てます。地元の田口線を知らない世代はもちろん、奥三河に遊びに来た人たちにも田口線のことを知ってもらい、沿線を盛り上げたいです。




田口線の思い出をつないでいく、その先に。

 

田口線の話の中で、車窓から見えた清流や山の美しさをよく聞きます。その景色は今でも全然変わりません。

 

田口線や水没していく風景を惜しむだけではなく、こうして廃線50年という節目に町にあった様々なことに思いを寄せることで、この先この地域が楽しくなるような気がしています。

 

設楽ダムを造る人たち、田口線を運営していた鉄道会社、田口線を知る人たち、田口線を知らずにこれからを生きる人たち、いろんな人たちと想いをつないでいくことで、これからの奥三河が明るくなるようにプロジェクトを進めていきたいです。

 

ぜひ、みなさんもその仲間になっていただけませんか。よろしくお願いいたします。

 

 

みなさまからのご支援の使い道について


大切に、主にグッズ等の製作費に使用させていただきます。

 

●イラストデザイン費 10万円
●印刷製本費 10万円
●ムービー製作費 20万円
●コースター製作費(製材・運搬・加工)10万円
●その他諸経費 18万円

 

合計:68万円

 


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