天領大庄屋｜平家を守りたい

 

自己紹介

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。平家保存会の平です。

 

平家は、徳川幕府の天領地13カ村を支配した大庄屋でした。平家の一門である平維盛の重臣・平式部太夫の子孫と言われています。

 

江戸時代から天領大庄屋として建物、庭園　総面積6,000坪という広大な敷地を現在まで維持、守ってきました。

 

庭園は、平家書院の前庭として作られ、池を境に手前と後とで趣が異なり、手前が江戸中期、心字の池、築山、中心部の枯滝が室町時代の様式を伝える江戸時代前期の名作です。後庭は、大正中期に京都修学院離宮の庭師、広瀬万次郎氏が古い庭を大改造して、深山幽谷を想起せられるよう作庭されました。

 

平家に伝存する近世大庄屋の文書群の能登天領に関する在地史料を代表する文書群の一つである「平家文書」及び庭園は、石川県の指定文化財となっており、庭園後方にある六角形の石幢「六地蔵石幢」は、町指定文化財となっております。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

平家および庭園は、昭和53年に石川県の文化財に指定されてから一般開放しており、約50年の間にはいろんなお客様に観ていただき、お客様からは「落着きのある良い庭園」と好評をいただいておりますが、広い敷地の管理についてご心配してくださるお客様もおいでです。

 

昭和20年頃、棟方志功さんがこの屋敷に２週間ほど滞在し、そのお礼に「襖に絵を描きたい」と申し出たそうですが、当時の当主は断ってしまったという話もあります。約800年前からこの土地を守り続けてきた平家および平家庭園は、妙成寺書院庭園や下時国家庭園と主に能登地方の庭園文化の研究に重要な庭園であり、地元にも愛されて続けてきました。

 

 

新型コロナウイルス感染症の猛威、そして、令和6年能登半島地震で志賀町も大きな被害があり、観光のお客さんもゼロに近く、これまで観光のお客様のおかげで平家の屋敷および庭園をなんとか維持してきましたが、度重なる災害により維持管理が難しくなってしまいました。特に庭木の剪定や松くい虫の防除、庭園の苔の管理が大変です。

 

地震で建物、庭の倒壊は免れたものの、江戸時代中期の建物や庭園を今まで通りに維持していきたいと思っております。

 

皆様のお力を頂いて、このプロジェクトを成功させたいと思っておりますのでご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

能登の守護、畠山氏の家臣・平式部太夫の子孫と言われ、江戸時代に作られたと言われている庭園は、石川県の指定文化財となっており、総面積が6,000坪にも及ぶ広大な敷地を有しています。室町時代や江戸時代の様式を伝える名園であり、能登地方の庭園文化の研究の上で重要な庭園です。

 

昭和53年の一般開放以来、入場料や自己資金で何とか庭園等の維持に努めてきましたが、数年前からの自粛および今回の地震により、維持管理費の支出が厳しくなり、今後この屋敷・庭園を守っていくために悩みに悩んで、今回クラウドファンディングの決断となりました。

 

どうかこの、のどかな屋敷周辺の雰囲気や四季それぞれの風情を後世に残し、より多くの方々に知っていただくために、皆様のご支援をお願いいたします。

 

皆様からいただいたご支援は、以下の費用として使用します。

 

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

皆様からのご支援により、江戸時代から守られてきたこの平家庭園を後世に残していくことができます。

 

ぜひ、皆様のお力添えをお願いいたします。