医療的ケアの必要な子供たちのために、より良いケアを届けたい

 

 

初めまして。石井歌子です。約40年間、病院や老人ホームで看護師として勤めておりました。

 

その中で、知人から「障害を抱えた子供を預ける施設が少ない」「障害を抱えた子供たちや親御さんのケアが出来る所が少ない」という声を聞くことがありました。

 

医療的ケアを必要とするお子様を預かるには看護師の資格保有者が必須となります。看護師として務めて来た経験を生かし、もっと自分にできることはないか？と、3年前に『児童デイサービス　太陽の子』を立ち上げました。

皆様のご協力で、通ってくれる児童が多くなり、2号店も視野に入れております。そこで、子供たちを送迎する車の購入をする必要が出てまいりました。より多くの子供たちに通っていただけるように、お力を貸していただけないでしょうか？

 

 

 

 

『太陽の子』の立ち上げから半年ほどは、利用してくださる方もいなくて、存続できるか頭を悩ませることもありました。それでも、ご家族からの「医療的ケアができるところは少ないから、助かっている」という声や、子供たちの成長を見て、運営を続けてまいりました。

 

次第に利用してくださる方が増え、現在は利用人数が月200人を超えることもあります。1日の定員を10名としているのですが、MAXに近づいております。

 

オープンした当初から利用してくれている女の子がいます。利用当初は、酸素のチューブが必須で、栄養剤も拒否していました。機嫌が悪くなると手や足を床に打ち付けたり、言葉のやり取りもできないため、どうしたら心地よく過ごせるのかと頭を悩ませることも多かったです。

 

利用から3年、今では酸素チューブも外れ、手を引いての歩行ができるようになったり、ほとんど飲めなかったお水も飲めるようになってきたり。さらに、名前を呼ぶと手を挙げて応えてくれたりと、日々成長していて、関わりの中で嬉しい変化が生まれることに、感動しています。

 

 

 

 

利用者が増えた分、子供たちの身体的に、現状所有している送迎車では対応が難しいご家庭も増えて来ました。お待ちいただいているご家族が、5～6家族ほどいらっしゃるのですが、お断りせざるを得ない状況です。

 

送迎ができないと、施設まで来ることが難しく利用いただけないことや、ご家族が体調を崩されたりした際に、連れて来ることができないのでお子様のお休みにつながってしまっています。

 

 

 

 

送迎を希望されるご家族のご希望に沿えるよう、より安全に多くの子供たちをご自宅まで送り届けられるように、送迎車を購入します。

送迎車が増えると、状況は大きく変わります。機能として、椅子が上がり下がりできるものや、車いすごと乗ることができるものがあると、現状お預かりしているお子様や今後送迎をご希望されたお子様が、さらに送迎を受けやすくなります。
 

今回ご支援いただきました金額により、座席が乗降する車を1台の購入します。ご家族の希望に沿い、負担を減らし、子供たちも安全に送迎が出来るようになります。

 

 

 

 

送迎が難しいために、片道30分かけて通ってくださっている方もいらっしゃいます。1日1時間をご家族自身の時間や家事などに使えるのは、精神的にも身体的にも大きなゆとりができると思います。そうなることで、お子様の未来について、よりゆっくり考えていただきたいと思いを巡らせています。

 

最後に、いつも応援してくださる皆様へ。いつも応援ありがとうございます。これからも、『太陽の子』を必要としてくださるお子様・ご家族と、大切な時間を過ごしていきたいと思っております。ぜひご支援よろしくお願いいたします！
 

 

 

 

子供たちと、支援してくださる皆様、お一人お一人に対する感謝の気持ちを込めて作った創作物とお菓子などをお届けいたします。子供たちの温かい思いに触れていただければと思います。