プロジェクト概要

宮城県女川町高白浜に唯一残った建物(倉庫)を再活用し、コミュニティカフェとして復活させたい!

 

初めまして、一般社団法人コミュニティスペースうみねこ代表理事の八木純子と申します。当団体は、被災者の自立を支援するため、宮城県女川町高白浜で果樹園を運営しております。今回のプロジェクトは高白浜に唯一残った建物(倉庫)を改装し、果樹園の加工場、被災者の働く場、憩いの場として使いたいです。

 

ただ、改装費用が足りないため、皆さんのご支援をお願いいたします。

 

(この夏すでに、果樹園の苗木が順調に成長しています。)

 

このゆめハウスの再生は、被災者が自立するため非常に重要なプロジェクトです。

 

高白浜は水道が無く、現在は写真に写っている青いタンクに雨水を貯めて、樹木の水撒きや道具の水洗いに使用しています。当プロジェクトにより早急に資金を調達し、水道、電気、その他設備を整えることが、果樹園の樹木の成長、農作業の安全のために必要です。それは、農作業をしている被災者やボランティアで作業を手伝ってくださる方の、道具置き場、洗い場などにも活用します。

 

今回のプロジェクトは宮城県女川町高白浜に唯一残った倉庫を再生させます。まずは、水道、電気設備を整え、その後内装や加工場としての必要な什器を揃えて、本年度中に、加工場兼コミュニティカフェとしてオープンさせる計画です。

 

(果樹園の隣にある唯一残った倉庫、白い2階建ての倉庫)

 

(倉庫の中)

 

ここに水道、電気、その他設備を設置するための資金をお願いいたします。特に水道設置に予算がかかります。それは、地盤が沈下したため水道管がゆがみ、さらに町役場が流され、設置図面がないため、新たに水道の調査をするからです。


皆様の暖かいご協力をよろしくお願いいたします。

 

果樹園を始めた経緯

 

私たちは、被災者の自立を支援するため、2011年秋より、仮設住宅での布草履作りをスタートしました。布草履を作り始めてから1年以上が経過しましたが、全国のボランティアや支援団体の協力もあって、全国各地で販売させていただいています。お陰で布草履製作による被災者自立支援活動は、なんとか継続することができています。

 

布草履を作っている作業風景

(布草履製作する様子)

 

ところが、布草履製作活動はどうしても女性が中心となってしまいます。そのため被災して職を失った男性に対して自立を促すための何か別の活動が必要になってきました。そこで、2012年秋から、被災してほとんどすべての家屋が流出した女川町高白浜に果樹園を作るプロジェクトを開始いたしました。

 

果樹園を作ることで、そのメンテナンス(雑草とり、水撒き、防獣ネットの整備など)を、男性(高齢者を中心)に、任せることにより、被災者の生きがい作りと自立に向けての一歩を踏み出してもらえます。

 

(ボランティアのみんなで瓦礫を撤去し開墾し、イチジクの苗を植えました。)

 

イチジクの果樹園を選んだ理由は3つあります。

 

一つは男性向きで、高齢者が作業しやすいこと。

二つ目は、イチジクが震災前から当地で実をならせ、地元の食材として活用されていたこと。

三つ目は、今の女川にスイーツを楽しめる場所が無いこと。だったらイチジクを使って新しい女川名産のスイーツを作ってみよう!

 

この果樹園で樹木の世話をしているおじいちゃんは現在4名。中には、元漁師の方もいます。三艘の船がすべて流され、漁に出られない、いや、もう海の仕事には戻らないといいます。生きる目的を失いかけていました。70歳を超えているため、普通に就職なんてできるわけもありません。そんなおじいちゃんが、生涯初めての転職?して果樹園にチャレンジしています。試行錯誤しながら、その活動を、自ら日記をつけるようになりました。

 

(栽培日記)

 

「なんでこんなのつけてるの?」っておじいちゃんに聞いたら、

「だって楽しいからさ」

その答えを聞いたときに私は涙がとまりませんでした。この果樹園を作ってよかった、間違っていなかったと。

だったら、もっともっと多くの被災者を救ってあげたいとの思いを強くしました。

 

先日、ボランティアの人たちと協力して防鳥ネットを張りました。このネットもおじいちゃん達の手作りです。なにせ、元漁師ですから、網はお手のもの。自分の特技が生かせるとあって、ますます元気になっています。

 

(防鳥ネットを張る作業中)

 

(防鳥ネットを張った様子)

 

今後、この果樹園の隣にある唯一残った倉庫(写真に写っている白い2階建ての倉庫)を、果実の加工場兼カフェとして再生させ、女川の新しいスイーツを楽しめる場所にすることが、現在の目標です。

 

高白浜ゆめハウスにより、女川に新しい6次産業を目指した雇用を創出させます。

 

現在、私たちは、おばあちゃん達の布草履製作活動とおじいちゃん達の果樹園活動を支援しています。しかし活動を継続するためには、経済的な要素は避けては通れません。布草履製作も、全国へ販売することにより、被災したおばあちゃん達の自立と生きがいにつながっています。ですから、おじいちゃん達の果樹園活動も、これからは、販売するための仕組みづくりが重要になってきます。そのための拠点となるのが高白浜ゆめハウスなのです。

 

高白浜ゆめハウスは、単なる果樹の生産だけでなく、加工品の販売もでき、観光にもなり、県外のボランティアと被災者の交流の場にもなります。少しずつですが、女川町初の6次産業化をめざし、私たちはチャレンジします。それにより女川町に雇用が生まれ、若者も、高齢者も、女性も、男性も、みんなが笑顔になれる町に生まれ変わることを信じています。

 

(ゆめハウス改造モデル)

 

引換券について

 

布草履ストラップ

おばあちゃん達が一つ一つ手作りで作ったストラップ。

 

 

布草履

おばあちゃん達が一つ一つ感謝をこめて編みこんだ布草履。とってもカラフルで、実用品としてもお勧めの一品です。

 

 

果実で作ったスイーツも引換券としてご用意しております。ですが、まだ果実を収穫していないため写真はありません。どんなスイーツになるかは、ご期待ください!


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