こんにちは、多摩市若者会議実行委員の渡部勇人です。

 

前回の記事でもご紹介したフィールドワークですが、今回は①「多摩ニュータウンの団地巡り」コースについて紹介したいと思います。

 

私自身は多摩市内の大谷幼稚園、第三小学校、東愛宕中学校に通っていたこともあり、多くの時間を市内で過ごしてきましたが、改めて14名の方と一緒にフィールドワークを行うことで、新たな視点で多摩市を見つめ直すことが出来ました!

 

今回のルートでは永山駅に集合してから、永山、諏訪、豊ヶ丘、貝取、落合の団地・商店街を歩いて巡りながら、多摩センター駅まで向かいました。以下に詳細をまとめました。

 

 

集合してみると1-2人で応募されている方が多く、1人でも参加しやすい雰囲気がありました。また初めは市内在住の方が多いのかと思いましたが、実際に伺ってみると市外や県外からの参加者も多かったです。

 

上記コースの全長は約7キロあるそうなので、体力を心配しつつスタートです。フィールドワーク当日(9/22)は「第21回永山フェスティバル2018」が開催されていたので、永山駅やベルブ永山周辺はとても活気がありました。

 

 

ベルブ永山を南に抜けると永山北公園に出ました。こちらの公園はおよそ3年前の改修により芝生に張替えられたそうですが、駅から3-4分歩くだけで開放的な気分になれるのは嬉しいですね。また公園の奥に見えるのが諏訪団地ですが、こちらは近年建て替えが済んだ棟だそうです。あらためて高層になった団地を目の当たりにすると、団地が再生しているのが実感できました。道なりにペデストリアンデッキを南下しながら永山中学校や永山南公園を通り過ぎてゆくと永山商店街に到着しました。

 

 

永山商店街にはシャッターが下りている店舗もありましたが、その中で見学させていただいた「ネコサポステーション」さんを紹介したいと思います。こちらはクロネコヤマトで知られるヤマトグループが運営しており、多摩市内の会員に向けて「くらしのサポートサービス」を行っているそうです。実際にお話を伺ってみると、一口に暮らしのサポートと言ってもその守備範囲は広く、買物代行から電球の取り替えやスマートフォンの使い方講習会まで対応されているとのことでした。細やかなサービスを割安で受けられることから現在は2500名超の会員がいるとお聞きしましたが、全国でも多摩市内(永山・貝取)の2店舗しかないそうです。当日は大人数での訪問にも関わらず、丁寧に対応いただき有難うございました!

 

 

次に永山商店街から5分ほど歩いて諏訪名店街に向かいました。こちらには多摩市を舞台にした映画「たぬきがいた」のロケ地があり、私もエキストラとして参加させていただいた懐かしい場所になります。こちらで印象深かったのは、商店街の隣の幼稚園を利用していた参加者からの「商店街に駐車場があれば、子どもの送迎時に商店街に立ち寄る機会も増えるのだけどなぁ…」というコメントでした。やはり日常的に商店街に接する方と歩くと、身近な課題が色々と出て来ますね。

 

諏訪名店街から次の目的地である豊ヶ丘・貝取商店街までは、瓜生(うりゅう)緑地や貝取コミュニティーセンター(こぶし館)を抜けながら、約2kmのウォーキングとなりました。汗ばみながらも、他の方たちと途中で渡る橋の名前を確認しながら進んでいきました。ペデストリアンデッキが張り巡らされている多摩市の特徴だと思いますが、市内には181もの橋があるそうです!それぞれの橋には説明カードが貼られており、QRコードを読み込むと詳細情報も見ることが出来ました。ささやき橋・医者村橋・ふんすい橋・恐竜橋など、今回のフィールドワークでも10箇所ほどは巡ったはずですが、もし全181箇所を制覇することができたら、かなり多摩市に詳しくなりそうですね。

 

 

豊ヶ丘・貝取商店街には、もう一軒の「ネコサポステーション」さんに加えて、いくつものお店が開いていましたが、みんなが一番気になっていたのは「かんてん茶房 遊夢」さんでした。美味しそうな甘味に惹かれていたのは、写真を見れば一目瞭然ですね。近隣に住む方にとっても、団地内にこのような甘味処があるのは嬉しいでしょうね。

 

 

落合団地に向かう途中、少し寄り道して「J Smile多摩八角堂」さんを訪れました。こちらは日本総合住生活(株)の元ショールームを活用した地域コミュニティの活性化拠点であり、首都大学東京・饗庭研究室の方々と協力しながら運営されているそうです。私自身は施設内のパン屋「モイベーカリー」さんについても初耳でしたが、よく利用している参加者の方からは美味しいのでぜひオススメですと教えてもらいました。併せて、隣の豊ヶ丘図書館もサマーナイトライブラリーといったイベントの企画、運営で活用されているそうです。

 

 

落合団地商店街では、スーパーマーケットや定食屋など多くの商店が開いており活気がありました。その中から、見学させていただいた建築事務所「スタジオメガネ」さんを紹介します。「スタジオメガネ」さんでは、ニュータウンや郊外をテーマにさまざまなイベントを実施しており、この日は「世界の郊外展」で展示している写真や雑誌等についてご説明していただきました。展示と連動するゲスト講演会は全3回(2018年10月に初回開催予定)に分けて実施するそうで、講演会の後にはトークショーも開催するとのことなので、郊外再生の専門家とまちづくりについて、熱く語りたい方はぜひ参加されてみては?


 

 

その後は西落通り、レンガ坂を経て多摩センター駅まで完歩しました!9月にしては日差しの強い中、参加した皆さんお疲れ様でした!

 

今回のフィールドワークでは、多摩市内の各団地の近くには地元の商店街があり、その中で積極的に活動されているお店が多いことを実感しました。一方、少子高齢化のよる人口減少やネットショッピングなどの生活スタイルの変化により団地・商店街を取り巻く環境が厳しいことも目の当たりにしました。このようなフィールドワークの成果については、今後の多摩市若者会議で共有すると共に、未知カフェを通じてどのように関われるかを考えていきたいと思います。

 

最後に、今回のフィールドワーク内で個人的に注目した点を2つご紹介したいと思います。

 

1つ目は花壇や道路の美化についてです。今回のフィールドワークを通じて、きれいな花壇を目にする機会が数多くありましたが、そこには多摩市アダプト制度というボランティアの力が活かされていることを今回初めて知りました。私が見つけられただけでも、諏訪名店街さん、ネコサポステーションさん、スズランの会さんなど多くの団体が関わっており、団地周辺の環境整備を積極的に地域で担っている印象を受けました。

 

 

2つ目は市内の防犯についてです。以前から多摩市若者会議では、市内の街灯が暗いため、夜間に帰宅する学生や社会人などが不安に感じているとの意見が挙がっていました。今回のフィールドワークでも街灯同士の設置間隔が離れていると感じた箇所はいくつかありましたが、その一方で街灯のLED化により明るさは向上していると他の参加者から教えて頂きました。また駅から団地へ向かう道には防犯カメラも設置されていたので、犯罪の抑止効果にもなっていると思いました。市民がより安心できるように、多摩市としてもこれらの取り組みをアピールしても良いのではと感じました。

 

 

長文となってしまいましたが、最後まで読んでくださり有り難うございました。

新着情報一覧へ