プロジェクト概要

自分の新しい世界観を表現した、3年ぶりの個展を開催します!

 

はじめまして、着物・オブジェ作家の重宗玉緒と申します。多摩美術大学テキスタイルデザイン科で、友禅染め・型染・スクリ-ンプリント、浸染などの染色技法を学び、在学中に球体関節人形の技法も習得しました。

 

3年前に東京都内で初めての個展を開催し、少しずつ作品を見て頂く機会も増え、活動を続けられていますが、この度、メメント・モリシリーズ4作目となる振袖を制作し、スタイリング・空間演出も含めて世界観を提示する個展を2015年の5月に東京都内で開催をしたいと思っています。制作した4作目の振袖は、スタイリング・撮影まで行い、世界観を提示するとともに、冊子として形に残し、着る物としても着地させたいと思っています。

 

作品制作にもかなり費用がかかるため、個展の開催に伴う資金が

不足しています。個展開催の為にぜひ皆様のお力を貸して下さい!

 

メメントモリ着物1(「メメント・モリ1」pre に続く2作目の振袖。)

 

「メメント・モリ」をメインテーマに制作活動を開始し、

着物・オブジェアーティストとして活動をしています。

 

メメントモリは「死を想え」「死を記憶せよ」「自分がいつか死を迎えることを忘れるな」という意味です。人は生まれてからしばらくは誕生から現在のみを見つめ、死に背中を向けて進んで行きます。ある時点で自分がいつか死ぬことに気づき、方向を変える時が訪れます。その時点から誕生に背を向け、死に向かって人生を歩みはじめる。

 

生きて行く中で発する感情(ネガティブなものもポジティブなものも含め)、生という光と、それに伴う闇(死)。自然に対する畏敬の念。取り巻く環境に受ける影響。生から死へのラインの中では「肉体による制限」が大きな存在を占め、加齢や病気、身体的特徴やそれにまつわるコンプレックスなど、常に肉体に束縛されています。

 

私自身も、身近な人の死を経験したことや、生活をして行く上で肉体によって制限されている感覚を強く意識しながら生きています。肉体の制限があること、そのことによって思考回路や、下して行く決断も変わって行くこと。2011年の震災で死が存在感を増し、まだ小さな点だった「死」がこれまでにない強烈な実感をもって、間近に迫ってきました。

 

これまで人類が繰り返し行ってきた祝祭と葬列、祈りと、自然の理と生物の営みを私なりに表現できたらと思い、3年前の個展は「祝祭と葬列」というタイトルで開催しました。

 

(これまで開催した個展での作品・ポスター)

 

ダークサイドに重きを置いた作品が多かったのですが、

表現したいものが少しずつ変わって来ました。

 

メインテーマは変わりませんが、メメント・モリシリーズの4作目は、生(光)に重きをおいて、何か暖かい大きなものをエネルギーとして注いだ作品を作りたい、美しい風景を見せたい。自己表現として制作するのではなく、自分以外の人や何かの為に制作をしたいと思うようになりました。


(制作中の下絵)

 

着物の制作を始めたきっかけ、着物に対する思い

 

大学在学中にアンティーク着物に魅せられ、自分で着るようになり、一時期は着物で学校に通うほどでした。洋服と違い、形はほぼ決まっている中で、柄と柄を合わせてコーディネートする面白さ。着た時の高揚感や、組み合わせでストーリーを作ったり、判じ物(ある意味を隠しておき、それを当てさせるようにしたもの)をして、見ている人に投げかけを発信出来る面白さにのめり込みました。

 

テキスタイルデザイン科に在籍していたのですが、着物に魅せられたのは、在籍後かなり経ってからでした。在籍当初は目的を見失って退学を真剣に考えたこともありましたが、着物に魅了されてからは染色の面白さ、絵を身に纏える面白さにのめり込み、自分でも着物の制作を開始しました。海外の文化も積極的に取り入れ、当時のクリエイターたちが競ってデザインし、高い技術を持った職人達が作ったアンティークの着物は、色使い、デザインなど、本当に面白いものが多いです。

 

和服が文化として消えかかっていると言われていますが、無理矢理に人を取り込むのではなく、単純にファッションとして面白い、美しい、着たい!と思えるものを作ることが出来れば、消えずに残って行くし、ワードローブの一つとして選択する人も増えて行くのではないかと思っています。

 

(浴衣「ミラグロ」)

 

(初めてインクジェットプリントを取り入れて制作した正絹名古屋帯)

 

着物の染色は通常は分業で、たくさんの人の手を経て作られますが、

メメントモリシリーズの振袖は行程のほぼすべてを自分で行いました。


ただその時は頭の中に描いている絵を具現化し、目指すクオリティまでもっていくことが出来ず、制作方法を模索していました。着物の制作は衣服として成立もしなければいけないという難しさがありましたが、3年前の個展をきっかけに、協力してくださる職人さんや、技法についてのアドバイスをして下さる方との出会いもあり、やっと、自分が目指すクオリティや表現したいものを実現できるようになってきました。

 

着物に魅せられたのと同時に球体関節人形にものめり込み、技法を習得しました。発泡スチロールを削って作った芯を石塑粘土でくるみ、彫ったり、削ったり、付けたりを繰り返して形にして行きます。そのうち、球体関節人形よりも、人のパーツや動物をモチーフにしたオブジェ作品を作るようになっていきました。

 

                  (石塑粘土で制作したオブジェ)


やり直しのききにくい染色の制作とは別に手で形作って行くオブジェの作品も、表現方法のひとつとして着物の作品とは別のものとして制作をしていましたが、近年では染色したテキスタイルのオブジェや、テキスタイルと粘土で制作したパーツを融合した作品も制作しています。

 

(石塑粘土のオブジェと染色したテキスタイルを組み合わせた作品。生贄の羊をイメージしています。)

 

個展ではオブジェの作品も展示し、空間を作りたいと思っています。個展の会場費用、設営費(トルソーのレンタル等)、搬入・搬出費用、個展のDM作成費用として、15万円ほど。スタイリング・撮影・小冊子の作成の費用として5万円。個展のメインとなる振袖、オブジェ作品の制作費用が不足しているため、不足分5万円。

 

集まった金額によっては、地方での展示も行いたい、ゆくゆくは海外にも着物を持って行って展示をしたいと考えています。


その足がかりとして、またこれまでの自分の力ではどうにもならなかった、資金を得て、制作をして、それを元にまた新作を作ってお見せする。
そうやってどんどん大きい作品を作って行く、という循環を作る為に、ぜひ皆様のご支援をお願いしたいと思っています。

 

 

また、他にも多数作品を掲載しています。重宗玉緒ポートフォリオサイト(音が出ますので注意!)もぜひご覧下さい。


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