義経=成吉思汗、同一人物説のロマンと真相を追って
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 8人
- 募集終了日
- 2020年11月30日
義経=成吉思汗、同一人物説について(その10)
『義経=成吉思汗、同一人物説のロマンと真相を追って』について
(その10)
== 源義経の人間性、人物像について(続きの3)==
【 平氏との戦い(一ノ谷、屋島、壇ノ浦)における義経の情報収集と積極果敢な戦術、勝利への戦略など、軍事の天才・源義経の片鱗 】
先ず『一の谷の戦い』について、1184年旧2月7日早朝、一の谷の戦いは鎌倉方の矢合わせによりその火ぶたが切られました。
平氏は福原に京方面から進撃してくるであろう源氏を迎え撃つための強固な布陣を造っていました。兵力は平氏が8~10万人、源氏が約6万人と云われています。
源氏は、総大将源範頼軍約5万人を主力部隊として東側生田口に侵攻。一方義経軍は約1万人を率いて丹波、播磨へ山沿いを西側へと進み、両方からの挟み撃ちを狙ったと思われます。前々日、義経軍は播磨・三草山に陣取る平氏に夜襲を掛けて撃破します。
そして、前日、鵯越付近で軍を2分して、7千人をそのまま南下させ、山の手の夢野口へ向かわさせ、自らは3千人を率いて更に一ノ谷の西側の塩屋口へと進みます。
当日早朝、3千人の部下を熊谷直実と土肥実平に託して、義経は自ら精鋭70騎を率いて山中の難路を地元の猟師に道案内させ、平氏の一ノ谷城の後方・裏山に陣取ります。
この断崖絶壁を「鹿が通るならば、馬も下りれるであろう」と事前に情報を得ており、山中からの迂回奇襲のタイミングを見計らっていました。
生田口での平氏軍の防御線の後退を待っていた義経は、長弓を使った騎射戦(馬上から放たれる長射程の弓矢攻撃による戦い)を得意とする源氏軍に押される平氏軍の防御線の後退を伝令等からの情報を受けて、まさにその戦況の分岐点を突いて、70騎の騎馬軍団と共に断崖を一気に駆け下ったと云われています。
無防備の一ノ谷城に突入した義経は、すぐさま城内に火を放ちます。
時ならぬ火災に平氏の兵たちは自軍に裏切り者が出たと思い込み、混乱を来し、最前線にまで波及します。
範頼軍を狭い道路を通じ自陣へ引き込み、見方の一斉攻撃を企んでいた大将平知盛にとってはまさに青天の霹靂であったと思われます。
知盛は安徳天皇を擁して福原を引き払い、待機させていた軍船に乗船。大軍は敗れてしまいました。
一の谷の戦いは、大兵力を擁し、地の利を得た平氏軍団に対して騎兵による機動作戦を成功させた希有の実例であると云われます。
平氏が敗北を喫した最大の理由は源氏が義経という天才を擁していたからであるとも云われています。
義経は山中の間道を道案内し、奇襲作戦の勝利に大いに貢献したとして地元の若い猟師鷲尾三郎を家来として受入れ、我が名の一文字を与え、義久と名乗らせています。
鷲尾三郎義久は、日本の歴史では衣川の戦いで死んだとされていますが、実際は死んでおらず、靑森市野内の貴船神社近くで浄瑠璃姫を看取り、自分もその地で亡くなっています。
一の谷の戦いの勝利は、義経の騎馬兵力の長所を活かした機動力と情報力を駆使しての奇襲攻撃を最大限に発揮させた天才指揮官のみが成し得る戦術によるものであると考えてよいと言われます。
決して「だまし討ち」によるという洞察の浅いものではないと思います。
梶原景時は主力の総大将源範頼とともに東側の生田口で戦っていましたが、この勝利を喜ばず、むしろ義経に不信感を持ったとのことであります。
今日は一の谷の戦い(1184年旧2月7日)のみと致します。
以上
(下地図は、Wikipediaを参照しました。)
リターン
10,000円
ご支援に対する御礼
御礼の手紙、
マンガ読本の進呈、
尚、本プロジェクトはAll or Nothing方式となります。
ご支援総額が目標金額に1円でも満たない場合、全額支援者に返金される方式です。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
30,000円
ご支援に対する御礼
御礼の手紙、
マンガ読本の進呈、
尚、本プロジェクトはAll or Nothing方式となります。
ご支援総額が目標金額に1円でも満たない場合、全額支援者に返金される方式です。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
50,000円
ご支援に対する御礼
御礼の手紙、
マンガ読本の進呈、
更に、モンゴルのお土産を進呈します。
尚、本プロジェクトはAll or Nothing方式となります。
ご支援総額が目標金額に1円でも満たない場合、全額支援者に返金される方式です。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
100,000円
ご支援に対する御礼
御礼の手紙、
マンガ読本の進呈、
更に、モンゴルのお土産を進呈します。
尚、本プロジェクトはAll or Nothing方式となります。
ご支援総額が目標金額に1円でも満たない場合、全額支援者に返金される方式です。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月