なぜ今、義経なのか？

【　小休止　】

なぜ今、義経なのかについて、

簡潔ですが、

１、東北・平泉で義経は３１才で妻２２才と娘４才を殺して自害したと記述のある鎌倉幕府が作った歴史書「吾妻鏡」は間違っている。

義経や妻子、家臣たちは誰も死んではいない。

その一年前（１１８８年）に平泉を出立し、靑森、北海道へ進み、さらに北

海道から約３００人の若い東北騎馬武者と共に樺太、大陸へ渡ったという

ことが近年、明らかになっている。

２、一方、成吉思汗はその前半生は全く不明であり、１２０３年頃モンゴル部族を次々と破り、統一するに至って初めて歴史上に名前と年代が出てくる。

「元朝秘史」に関し、史実としての謎は以前からも指摘されている。

３、この１１８８年から１２０３年の空白の１４，５年間について、最近義経

と成吉思汗とをつなげる新しい発見等がなされている。

４、義経について、近年ネットやコミックマンガ本などに書いてあるその性格や人物評価が「女たらしであり、逃げてばかりいる。卑怯なだまし討ちで勝っ

ただけである」などと非常によくない。著しく間違って悪く評価されている。

大きな損失であると言わざるを得ない。

などがその理由です。

つまり、原点は私たちが「小中学校で教わった歴史が間違っている」、ということであります。

義経は兄頼朝からの追討を受けて京都から平泉に逃れ、更に逆境の中、靑森・北海道へと渡り、ついには約３００人の東北騎馬軍団と共に壮図の想いで大陸へと侵攻していったのであります。

そして、約１０年間の大興安嶺山脈の東側、満州地域での住民との融和と共存、軍事強化等を図り、一定の瀬踏み期間を経た後、瞬く間にモンゴル部族を統一し、モンゴル帝国を統治したということであります。

当時、文字がなかったモンゴルに、新たにモンゴル文字を創るなどを進め、法律制定と国の安定と繁栄を図っています。

成吉思汗自身は、その後も死ぬまで戦いを続け、中国やイスラム方面へと侵攻し、大元帝国の礎を造りました。

正しい歴史を伝え、又、理解し、誇りと自信と自らを切り開く力などを日本の若者たちに持ってもらいたいからです。　

 

ご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

東北の先人たち３名は人生を通して、義経＝成吉思汗説を調査・研究され、その真実を各面に発信されました。

　①　秋田県出身の小谷部全一郎氏（明治から大正時代）

　②　岩手県出身の佐々木勝三氏（昭和の戦前から戦後の時代）

　③　青森県出身の高木彬光氏（昭和の戦後から平成の時代）

の３氏です。

その後、新たな調査・分析等が進められており、伝説ではなく、真実（史実）としての評価が高まりつつあります。

 

これまでのわが国の正統歴史家たちが“史実である”として主張している歴史書「吾妻鏡」の記述内容について、再調査が必要であります。

即ち、１１８９年旧４月３０日の所謂「衣川の戦い」の事実関係（義経はじめ妻子や家臣が泰衡の襲撃に遭い、皆死んだということ）の再調査であります。

この一点こそが、全ての始まりであると考えます。

 

東北一帯には、義経様のことについては“言わば語るな、語らば言うな”の昔からの風潮があり、同調圧力が今でも存在しているようです。

義経や忠衡をはじめ、東北の若き武士団約３００人（東北の人たちのご先祖さま）が深く関わっておられるようですが、・・・・・・・・。

田中良一記