
支援総額
目標金額 1,100,000円
- 支援者
- 130人
- 募集終了日
- 2024年8月31日

【FIP】猫伝染性腹膜ドライ型:お市を救うためにご協力お願いします

#動物
- 現在
- 458,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 5日

第二期|鉄道発展の礎を築いた最古の電車「京都電気鉄道電車」を守る

#地域文化
- 現在
- 815,000円
- 支援者
- 60人
- 残り
- 48日

引退競走馬にセカンドキャリアを!!
#動物
- 総計
- 104人

両親を亡くし貯蓄が尽き大学の最後の1年に退学になりそうです

#子ども・教育
- 現在
- 266,000円
- 支援者
- 17人
- 残り
- 37日

中西讃地域の医療を守り続けるために。高機能救急車の購入にご支援を

#医療・福祉
- 現在
- 5,164,000円
- 寄付者
- 111人
- 残り
- 44日

「宇和島をアートの街に」(五感でアートを感じる場所づくり)

#地域文化
- 現在
- 316,000円
- 支援者
- 22人
- 残り
- 13日

ガザ地区で紛争下に置かれる人々へ温かい食事を届けたい。

#国際協力
- 現在
- 37,000円
- 寄付者
- 5人
- 残り
- 62日
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
兵庫県の南西部、播磨の小京都と呼ばれる龍野城下町で、お屋敷カフェ『菓子と珈琲 朔』を営んでおります吉田元幸です。
<菓子と珈琲朔>
<チームメンバー(実行責任者前列右端・・・から二人目)>
神戸市垂水区にある実家の洋菓子店を手伝いながら、作ってから時間が経過したものではなく「作りたて(仕上げたて)のケーキを食べてほしい」との思いが強まり、注文を受けてからケーキを飾り仕上げ提供するカフェを2013年オープン。おかげさまで今年で11年になります。
<秋の限定商品モンブラン>
<焼きたてパリパリ食感のクレームブリュレ>
お菓子と珈琲そしてゆったりできる空間で、仕事や家事・育児などで溜まったストレスを解消できるような『目立たない静かな立地で、回転率の悪い店』を目指して、セオリー無視の店づくりをしました。(元来へそまがりなもので)
お客様の滞在が2時間以上になると「やった!気に入ってもらえた」と喜び、30分くらいで急いで帰られると「何か気に入らなかったかな?」と不安になることもしばしばでした。
おかげさまで今までの平均滞在時間は2時間強というところ。
こんな店を支えてくださったたくさんのお客様には感謝しかありません。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
さて、龍野城下町で開業することになったのは全くの偶然でしたが、ゆっくりとした時間を過ごせる物件が良いと探していたところ、庭がきれいなこの物件が目に止まり、龍野城下町の歴史や文化なども知らないままに即決しました。
<中庭から客室を望む>
このお屋敷は、淡口(うすくち)醤油の発案者の一人と言われている円尾孫右衛門を発祥に営まれてきた『マルヤ醤油』(旧マルオ醤油)の蔵元の自宅で、客室として使用している『離れ』は脇坂家からの嫁入りに際して建てられたらしく、建物の三室全てに床の間がある少し変わった造りの建物です。
元々住んでおられた方にお話を伺うと、50年前でも住み込みの女中さんが6人はいないと維持できなかったそうです。
<客室縁側>
そんなお屋敷のカフェということもあり、お抹茶を提供するべく近くの茶道の教室に数か月通わせてもらうことになったのですが、その時に、ここ龍野城下町で茶華道文化がいかに長く深く根付いてきたかを知り、町並みの奥ゆかしい佇まいにも「茶味とは、こういうことか!」と合点がいったものです。
<情緒ある龍野城下町の町並み>
そんな文化度の高い龍野ではありますが、茶道や華道においては先生方の高齢化などで教室は減少するばかりで、後継者不足が喫緊の問題となっています。このままではどんどん縮小してしまうのではないかと茶華道文化の行先に不安を感じずにはおられません。
<茶道お稽古風景>
そこで何かお役に立てることはないだろうか?と考えていたところ、『菓子と珈琲朔』の客室のうちの一室が元々茶室として作られていることに気づき、それならここを茶室として復元し、観光客への茶道体験や茶道に関心がある人への入門体験、友達同士のカジュアルなお茶会、子どもたちへの茶道教室など敷居の低い茶室として利用することで、茶道文化を継承し関係人口の裾野を広げるお手伝いができるのではないかと考えました。
<元茶室の四畳半>
実はこの、新しい茶室を作るのではなく『復元』ということに大きな意味があると感じています。
もちろんその頃の仕様と全く同じにはできませんが、当時の人の日本文化への思いを知ること、その思いを踏襲しながら茶室として活用すること、そして私たちが『便利さ』と引き換えに失ってしまったものが感覚的に再発見できるのではと期待しています。
▼プロジェクトの内容
明治時代に建てられた建物の中の一室を元の茶室として復元します。
具体的には畳替え(茶室用)4.5畳、炉畳、部屋を囲う障子張替え12枚、水屋製作、電気工事、水道工事、茶道具一揃えが必要となります。炉及び風炉は炭の入手も困難なため電熱を利用します。そのためには電気工事も必要ですし、水屋となると水道工事も必要です。
<余談ですが最も費用のかかる畳について・・・>
実は現在この部屋には、ほとんど幻とも言える『手織り中継ぎ畳』が畳表として張られています。中継ぎ畳とは、通常は畳の端から端まで一本のいぐさを通すところを、両側から各々別のいぐさを使い真ん中で2本を織り合わせるという贅沢で高度な技術を要するものです。下の写真を見てもらえれば畳の真ん中にうっすら筋が見えると思いますが、その箇所が2本に重なっている部分です。
それほど貴重な畳表ですが傷みもひどいので通常の茶室用のものに張り替えます。(ちなみに現在この中継ぎ畳に張り替えると一畳あたり18万円ほどするそうで、畳だけで100万円超え!)
<幻の中継ぎ畳>
また茶道具も高額なため、オークションやフリマも利用しながら絶対必要なものから買い揃えることになると思います。
もし今回余剰分が発生すれば、更に季節に応じた茶道具や掛軸など設えも揃えていきたいと思います。
<気持ちが先走って勢いで買ってしまった(笑)電熱炉と炉縁>
この機会にもしも不要な茶道具がありましたら、ご寄付いただけましたら大切に使わせていただきます。
(買取はできませんので高価なものは古物商さんへお願いします)
▼プロジェクトの展望・ビジョン
茶室ではありますが、この部屋の利用方法として茶道に限らず華道、書道、水墨画、着付け、盆栽など日本文化にこだわった体験施設として利用できればと考えています。
龍野城下町は明治・大正・昭和の建物がほどよく混在した情緒ある観光地で、そこに伝統的な日本文化が体験できる施設を提供できることは、ある意味必須のコンテンツではないかとさえ思います。
<醤油蔵や寺院が織りなす静かな佇まい>
また平日夕方であればそれら日本文化の教室としての利用も検討中です。
というのは、現在の茶道の先生方は自宅に茶室を作られている方が多いのですが、次の世代の方にとって、この自宅に茶室を作る、また自宅で教える、ということが障壁になっているのではとも思えるからです。
<茶道のお稽古の様子>
後は学生のクラブ活動や子どもたちの体験など、収益につながらなくても文化の喧伝になることは積極的に行いたいと思います。
このように色んなカタチで幅広く利用されることで、この茶室を維持していければと考えています。
<小学生の茶道体験>
周りを見渡しても、今まさに経済優先の社会から、文化・芸術など心の豊かさを求める社会に転換しようとしている気がします。
私たち日本人が培ってきた大切なモノを見直し後世に残していくためにも、このプロジェクトにご賛同いただきますようお願いいたします
<茶華道の先生方と>
- プロジェクト実行責任者:
- 吉田 元幸(菓子と珈琲 朔)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
菓子と珈琲朔の元茶室を復元。 畳張り替え160,000円、障子張り替え60,000円 水道工事125,000円、電気工事100,000 水屋工事250,000円、 炉工事50,000円 茶道具購入などに200,000円〜 その他リターン品購入、広報活動費
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プロフィール
龍野城下町にあるお屋敷カフェ『菓子と珈琲朔』代表の吉田です。 茶道や華道を習ってはいませんが、だからこそ流派やしきたりにとらわれず素人目線で出来ることがあると信じています。自称『自制心あるアナキスト』です。笑 よろしくお願いいたします。
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リターン
3,000円+システム利用料
リターン不要・感謝のメール
感謝のメール及び活動報告をお送りします。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料

菓子と珈琲朔喫茶または茶室500円分利用券
菓子と珈琲朔の利用券500円分をお送りします。有効期限は発行日から4ヶ月内
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料
リターン不要・感謝のメール
感謝のメール及び活動報告をお送りします。
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
3,000円+システム利用料

菓子と珈琲朔喫茶または茶室500円分利用券
菓子と珈琲朔の利用券500円分をお送りします。有効期限は発行日から4ヶ月内
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
プロフィール
龍野城下町にあるお屋敷カフェ『菓子と珈琲朔』代表の吉田です。 茶道や華道を習ってはいませんが、だからこそ流派やしきたりにとらわれず素人目線で出来ることがあると信じています。自称『自制心あるアナキスト』です。笑 よろしくお願いいたします。