
支援総額
目標金額 2,700,000円
- 支援者
- 49人
- 残り
- 11日
プロジェクト本文
【はじめに】
避難所で始めた、1日1時間限定の居酒屋・語ろう亭。
安心して過ごせる場、集まり語らう場の重要性を痛感してきました。
地震の影響で、まちから居場所がなくなりました。
避難所が閉鎖され、仮設住宅で暮らす方もいらっしゃれば、家を再建される方もいらっしゃれば、他の地域に移住した方もいらっしゃいます。皆ばらばらになってしまい、集まる場所もない状況です。
そんな地震から1年半以上経った今、リニューアルした形で語ろう亭を復活させます。
皆が集まり、食べて語って笑える場所へ。
そして復興の象徴となるために。
「食卓を囲み、語り合う場こそが人の暮らしを支える力となる」
これが私の原点であり、私たち地域の思いです。
そして語ろう亭の復活は、今や地域全体の願いです。
ぜひ本プロジェクトページをご覧いただけますと幸いです。
ご支援について
スマートフォン等でご覧の場合はページの一番下から、
パソコンでご覧の場合は画面右側から選んでくださいますと幸いです。
【これまでの経緯】
2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。七尾市・田鶴浜では震度6強を観測しました。
(地震直後・田鶴浜)
田鶴浜体育館は避難所となり、多くの方が避難しました。
家の倒壊も相次ぎ、厳しい寒さの中での生活が続きました。
(田鶴浜体育館内避難所の様子)
避難生活2日目、暖房もない体育館で体の芯から冷えている皆さんに温かい豚汁をつくってお配りしたところ、「体が温まった」「おいしい」と喜んでいただけました――語ろう亭の原点は、ここにあります。
その笑顔に背中を押されて、私たちは毎日のように炊き出しを続けました。
(炊き出しの様子)
ある日、体育館の外に置かれた空き缶入れにビール缶がいくつも捨てられているのを見つけました。
車の中でお酒を飲んで、赤い顔で体育館に戻る方々の姿もありました。
「家族や仲間と少し飲みながら、誰にも気兼ねなく語り合う時間も今の避難生活には必要なのではないか」
そう考え、体育館2階のクラブハウスで、夜の1時間だけの「避難所の居酒屋・語ろう亭」をオープンしました。
2歳の子どもから90歳のお年寄りまでが時間になると自然に集まってくる。
地震が発生する前の「みんなで食卓を囲む時間」が1時間だけ戻る場所でした。
(語ろう亭の様子・田鶴浜体育館内)
食べる・話す・笑う――語ろう亭は、心を少し前へ進めるための小さな灯でした。
https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/society/kt9c32137e2a6341ccbec05f12f18347e9#
(テレ金NEWS NNN(テレビ金沢、2024/2/6放送))
【私たちの挑戦 ── 語ろう亭の再開】
かつての田鶴浜は、田鶴浜駅から続く商店街に駄菓子屋・お寿司屋・居酒屋などが並び、子どもも大人も集まるにぎわいがありました。
しかし今は震災の影響で全壊・閉店が相次ぎ、食事をしながら語り合える場所はほとんど残っていません。
地域のグラウンドや公園も仮設住宅団地となり、地域に一つも子どもたちが遊べる場所は残っていません。
(現在の田鶴浜)
避難所は2024年3月に閉鎖されました。
その後も、バスケットボールの試合や地域イベントなどの行事の際に、語ろう亭を都度都度ではありますが再開してきました。
それは、地域や支援者とともに交流の輪を続けることこそが大事だと考えてきたからです。
(語ろう亭復活)
「子どもが集まれる場所がほしい」 「家族や仲間と語り合える場所が必要」 「あの語ろう亭を、またやってほしい」
今、避難所の時に語ろう亭に来てくださった地域の皆さんから、こうした声をたくさんいただきます。
そして今、被災した古民家を再生してできた「タツルエ」という場に出会いました。
(タツルエ、のと鉄道・田鶴浜駅徒歩1分)
田鶴浜の名前を受け継ぐこの場所で、「語ろう亭」を日常にしたい。
地域の方が気軽に立ち寄れる場所になれば。
語ろう亭が憩いの場となり、心のケアと地域のつながりを取り戻す一助になれば。
そして能登の復興と田鶴浜の新しい発展につながれば。
そんな願いを込めて、このクラウドファンディングに挑戦します。
この古民家には厨房設備が整っていません。
そこで、プロ仕様の厨房を備えたコンテナを併設し、古民家の風情を活かしながら、美味しい料理を安心して提供できる体制を整えます。
これは、私一人の夢ではなく、地域の人も、かつて支援に来てくれたボランティアも、そしてこれから応援してくださる皆さんも一緒になって育てていく。
「私たちの挑戦」です。
語ろう亭の再開は、私たちだけでは成し得ません。
「あの時」に関わってくださった地域の仲間が、今回も心強い応援団になってくれています。
「みんなの得意」を主役に 田鶴浜で被災された方々にも、ご自慢の一品を語ろう亭で提供していただく機会をつくります。「美味しい!」のひと言が、つくり手のやりがいになり、会話のきっかけになり、地域の新しい物語になります。
昼:みんなの居間(お茶・定食・おにぎり・揚げパン)。お米レディの日、子ども食堂的な企画も検討。
カフェ:昔の駄菓子屋のように、地域の子供たちが気軽にたむろするような空間を目指します。
夜:みんなでつくる居酒屋。「松尾さんの魚の日」、「唐木さんのエビ餃子の日」、「大黒寿しの日」など、地域の得意料理が主役になる夜を定期開催。
復興の近況や季節の話題を持ち寄り、地域の方も遠方からの方も語って・食べて・笑う時間を続けます。
【リターン】
お食事券(すべて1,000円券でお渡し/語ろう亭でご利用)
5,000円のご支援:お食事券 2,000円分(40%)
10,000円のご支援:お食事券 4,000円分(40%)
40,000円のご支援:お食事券 18,000円分(45%)
100,000円のご支援:お食事券 50,000円分(50%)
・有効期限:発行日から6ヶ月内
・分割利用可/お釣りは出ません
・譲渡可(転売不可)
・紛失・破損の再発行不可
田鶴浜の新米(お届け)
10,000円のご支援:新米 2kg
50,000円のご支援:新米 10kg(2kg×5袋)
・発送について 収穫・精米の時期に合わせて順次発送(時期は活動報告でご案内)
・国内発送(予定)/配送先や受け取り方法は支援後に個別確認
・精米して白米でのご提供となります。
語ろう亭パートナー
100,000円:店内にお名前を記載
感謝のメール
1,000円/10,000円:代表・原島よりお礼のメール(進捗のご報告つき)
複数口の支援も歓迎です。
共通のご案内
複数口のご支援も歓迎です(例:お食事券+新米の組み合わせ など)
リターン内容・スケジュールは、仕入れ・天候等の事情により同等範囲で変更となる場合があります。
その際は活動報告で速やかにご連絡します
【最後に ― ご支援のお願い】
あの避難所の1時間の明かりを、田鶴浜の日常へ。
語ろう亭は、食と語り合いで心をほんの少し前へ進める地域の灯です。
古民家タツルエを拠点に、昼はみんなの居間、夜はみんなでつくる居酒屋として、もう一度はじめまる居酒屋として、もう一度はじめます。
このプロジェクトでは、厨房コンテナを設置するために270万円の資金を必要としています。
皆さんからのご支援が、「語ろう亭」を未来につなぐ大きな力となります。どうか、この挑戦に加わってください。
一緒に「語ろう亭」を、田鶴浜の、そして能登の未来を紡ぐ拠点として育てていきましょう。
語ろう亭が、「能登に行ってみよう」と思う小さな背中押しになれたら嬉しいです。
食べて、買って、泊まって—そのひとつひとつが能登の力になります。
ぜひ、田鶴浜の語ろう亭に会いに来てください。
どうかご支援をお願いいたします。
【地域から応援のメッセージ】
(2024.1.24 現金書留に義援金と一緒に入っていた手紙)
(語ろう亭・当時)
収支計画
目標金額:2,700,000円
目標金額の使途および実施する内容:以下の内容に使用いたします。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まった場合、現時点で必要最小限の厨房設備を伴い、語ろう亭を開業することは可能です。
例えば、期日までに目標金額の50%が集まった場合には、厨房設備を縮小して実施いたします。
※プロジェクトページに使用している画像について、ご本人様方、または保護者様より掲載許諾取得済み
※READYFOR事務局:本プロジェクトは被災地で実施する緊急災害支援活動の関連プロジェクトです。被災地、被災者の皆様の状況等が変化する可能性がございます。被災地の情報に関する公的機関の発信、報道等もご確認下さい。
※本クラウドファンディングはALL-IN形式で行われます。目標金額に満たない場合もクラウドファンディングは成立となり、集まった金額に応じて当初プロジェクトに沿った内容にて実行いたします。目標金額を超えて集まった場合は別途活動報告などを通じて使途のご案内をいたします。刻々と変わる状況に鑑みて、ページ内記載のプロジェクト内容が変更、遅延する場合もございますが、支援金の返金は行われませんのでご理解のほどお願い致します。一方で、完全に中止となった場合は返金致します。
- プロジェクト実行責任者:
- 原島 敬之
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
十分な厨房設備を持った飲食店を開設いたします。 厨房機器・設備・工事 ¥3,100,000 物件契約 ¥700,000 開業手続き ¥300,000 初期食材・消耗品 ¥16,500 広報 ¥35,000 事務・発送料 ¥200,000 予備費 ¥16,500
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 【飲食店営業許可】コンテナ厨房の図面を作成完了。2025/9/29にタツルエへ設置。リフォーム会社(株式会社リハートリック)とは打ち合わせ済み。2025/9/18に七尾市保健所で事前相談済み。2025/10/6申請予定。設置完了後の立入検査を経て、2025年10月中の許可取得見込み。 【食品衛生責任者】中村斗星(従業員)が取得済み。なお、大将・原島も9月中に受講・修了予定 【消防】必要時は自動火災報知設備等を中村技研工業へ依頼。 【BGM】現状使用予定なし(使用時は権利処理を実施)。 【税務】開業届は開業後1か月以内、青色申告承認は2か月以内に提出予定。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額との差額は自己資金にて補填いたします。
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プロフィール
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リターン
1,000円+システム利用料
【感謝のメール】1000円コース
感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料
【お食事券】2000円分(40%分)
お食事券(1000円分) × 2枚となっております。
有効期限:発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
【お食事券】4000円分(40%分)
お食事券(1000円分) × 4枚となっております。
有効期限:発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

【田鶴浜の新米】2kg
田鶴浜で今年収穫された新米です。
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 43
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
【感謝のメール】10000円コース
・ 感謝のメール
・ (希望者のみ) 寄付金受領証明証(領収書)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
40,000円+システム利用料
【お食事券】18000円分(45%分)
お食事券(1000円分) × 18枚となっております。
有効期限:発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
50,000円+システム利用料

【田鶴浜の新米】10kg
田鶴浜で今年収穫された新米です。
1袋あたり2kgの新米を5袋お送りいたします。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2025年12月
100,000円+システム利用料
【お食事券】50,000円分(50%分)
お食事券(1000円分) × 50枚となっております。
有効期限:発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
100,000円+システム利用料
語ろう亭パートナー(店内にお名前を記載)
語ろう亭の中に、お名前を掲載いたします。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
プロフィール

広島の農業と広大生をつなぐ|規格外農産物で地域と学生が元気な広島へ
#子ども・教育
- 現在
- 234,000円
- 寄付者
- 30人
- 残り
- 65日

子どもの居場所づくり in輪島! ~未来へつなぐ~
#子ども・教育
- 現在
- 264,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 11日

聖武天皇が建立し日本武尊を祀る礒崎神社本殿の修復にご支援ください!
#地域文化
- 現在
- 628,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
- 1日

千歳市立富丘中学校陸上部 全国中学駅伝への挑戦
#地域文化
- 現在
- 270,000円
- 支援者
- 40人
- 残り
- 15日

能登半島地震復興支援 OUTDOOR AID
#災害
- 現在
- 815,900円
- 支援者
- 90人
- 残り
- 26日

北海道から広島へ!苫小牧選抜、全国大会へ挑戦します!
#子ども・教育
- 現在
- 691,000円
- 支援者
- 128人
- 残り
- 25日

奨学金の原資が不足しています│未来応援奨学金にいがた2025
#地域文化
- 現在
- 1,703,000円
- 支援者
- 86人
- 残り
- 30日










