解離性同一性障害（多重人格）への理解が深まる短編映画を作りたい

達成のお礼とネクストゴールについて

 

撮影に入る目前に開始した『解離性同一性障害（多重人格）への理解が深まる短編映画を作りたい』プロジェクトが、おかげさまで目標金額を超えるご支援をいただきました。

多くの皆さまから、ご支援とともに応援メッセージもいただき、感謝しております。

 

「作りたい」が達成できたその先に、一人でも多くの方に「見ていただきたい」という次のステージへの挑戦が見えてきました。

 

そこで、ネクストゴールを設定し、終了日まで下記を追加し、挑戦したいと思います。

 

(1)英語字幕の追加

(2)上映会＋トークイベントの開催

 

皆様から頂戴した支援は、大切に活用させていただきます。

 

新しく設定する金額

目標金額　43万円（追加分19万円）

（１）英語字幕の追加　15万円

（２）上映会＋トークイベント開催（会場代）4万円

 

その資金使途

（１）英語字幕の制作

日本に在住の日本語を母語としない方、また、世界中に発信するために英語の字幕を付けたいと思います。

 

（２）上映会＋トークイベントの開催

上映会と、制作スタッフと監修のNPO法人レジリエンスとで、解離性同一性障害についての詳しい話、映画で描いたことの背景、映画で描き切れなかった様々なお話しなどをお伝えするイベントを開催します。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、時間はかかってしまうかと思いますが、自己資金を元に実施させていただく予定です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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▼自己紹介

 

はじめまして、角田弓子と申します。友塚 結仁（ともづか ゆに）という名前で、脚本を書いたり、現在は自主映画を制作しています。また私は、20年ほど性暴力被害者の支援に携わり、解離性同一性障害の方々と一緒に活動をしてきました。

 

元々は一般企業で働いていたのですが、パートナーが解離性同一性障害の症状があることがわかり、そばにいて学べば学ぶほど、様々な生きづらさを抱えながら、誤解や偏見、さらなる被害にさらされて生きていることがわかってきました。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

解離性同一性障害はかつて多重人格と呼ばれ、小説やドラマ、映画などで、裏の顔は殺人鬼、いつ人を襲うかわからない加害者といった描かれ方をされてきたことが多く、障害を抱える人達への偏見や、本人たちの苦しみともなってきました。

 

しかし実際は、幼少期のトラウマがフラッシュバックのようにおそってきたり、日々の記憶障害による困難、人間関係への悪影響などを抱え、障害につけこまれて傷つきを重ねる人が多いのが現状です。

 

人口の1～2％くらいいると言われています※が、自分でも気づいていなかったり、誰にも言わない人も多く、障害自体があまり知られていません。

そのため、身近にこうした障害を抱えた人がいてもどう接して良いかわからず、意図せず傷つけてしまったり、周囲の人が戸惑い疲弊してしまうこともあります。

 

そこで短編映画として、障害を抱えた人のこうした困難への理解を深められればと思います。

また、障害に気づき受け入れる過程で内部の人格を理解し、チームとして歩み出すという、実際に多くの当事者の方が経験しているポジティブな希望を描きたいと考えました。

 

私自身、映画やドラマなどを見ることで人の心理に共感したり、希望を抱いたり、学んだりしてきたので、映画・ドラマの力は大きいと感じています。

2017年から脚本の勉強を始め、2022年からは監督となるための学校で学び、シナリオコンクールの賞や、映画賞の短編の賞などをいただいてきました。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

30～40分の自主製作映画として制作するため、私自身が資金を出して作りますが、映画づくりには多くのキャストやスタッフの協力が必要です。

個人の力ではなかなか充分なお支払いをする資金を作ることが難しく、皆さんのご協力をお願いできないでしょうか。

 

今回、募集する24万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

 

・キャスト8名への出演料・交通費 200,000円

・スタッフ3名への謝金・交通費 40,000円

・撮影機材賃借料　30,000円

・ロケ地の賃借料 60,000円

・衣裳・小道具代　50,000円

・音楽制作・使用料 20,000円

・支援者様へのリターン費 30,000円

・Ready forへの手数料　50,000円

総額　48万円

自己資金　24万円

募集金額　24万円

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

2023年1月25日時点の進捗状況

●脚本完成

当事者の方々に読んでいただき、性暴力被害者支援の研修を行っているNPO法人レジリエンスに監修していただきました。

 

●キャスト　ほぼ決定

 

●予告編（紹介動画）作成

 

今後のスケジュール

2023年

　2月　撮影（4日間を想定）

　3月　編集

　4月上旬　音楽等完成、仕上げ

　4月下旬　完成・上映

 

制作した映画は、4月下旬に劇場にて数日間公開の後、自主的な上映会も行う予定です。

その後、YoutubeもしくはVimeoなどのプラットフォームでの公開も考えています。

 

また、資金が十分に集まりましたら、英語の字幕を付けて公開するなど、さらに多くの人に見ていただけるような策を考えていきたいと考えています。

 

一人でも多くの方に、解離性同一性障害の症状についての理解を深めていただくために、ぜひ拡散をしていただければと願っております。

困っている当事者の方、周囲の方にとって「自分だけではないんだ」「困難はあるけれど希望もあるんだ」と感じていただけるものになるよう、精一杯心を込めて作ります。

 

応援いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

映画『Teamその子』予告編

https://youtu.be/Pmi-DnTLF8o

 

※

・National Library of MedicineDissociative Identity Disorder　 Last Update 10/7/2022

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK568768/

・International Society for the Study of Trauma and Dissociation

https://www.isst-d.org/

・Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Text Revision DSM-5-TR

American Psychiatric Association