シリアでがんと闘う2人の少年。さらなる支援で目の前の命を救いたい!

シリアでがんと闘う2人の少年。さらなる支援で目の前の命を救いたい!

支援総額

953,500

目標金額 700,000円

支援者
139人
募集終了日
2021年9月13日

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プロジェクト本文

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【目標達成のお礼とネクストゴールについて】

 

 たくさんの方のおかげで、9月4日に目標金額達成しました!イブラーヒームくんとサラーフ君が、もう6か月がんの治療を続けることができます。

コロナ禍でこんなに大変なのに、皆様の暖かい応援本当にありがたいです。

2人の家族の方からも、お礼をいただきました。

 私たちももう少し最後まで頑張って、できるだけこの2人が治療を続けるお金を集めたいと思い、ネクストゴールを826,000に設定します。

 2人の一か月にかかる治療費、交通費は、63,000円ですので、2か月分126000円を残り1週間のゴールにいたします。

そしてこの機会にシリアのことをより多くの人に知ってもらいたく、新着情報にも是非ご注目ください。

 コロナ禍で、私達大学生も今までなかったような環境下で戸惑うこともたくさんありますが、最後まで頑張りますので応援よろしくお願いします。

 

 

今回クラウドファンディングに応援してくださった方全員にイブラーヒーム君とサラーフ君が描いた猫の絵をデザインしたシール(4㎝)をプレゼントいたします。こちらもお楽しみに。

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。Team Bekoです!

 

Team Bekoでは、紛争が続くシリアで、貧困などが理由で治療が続けられない小児がんの少年2人の薬代・交通費・食費を支援しています。

 

 

昨年の5月にTeam Bekoの学生グループが中心となって2人の治療をサポートするためのクラウドファンディングを行いました。

昨年のプロジェクト

 

皆様のおかげで、現在も毎月2人の治療に必要な資金を届けることができており、2人は経済的に厳しい状況にあるシリアでなんとか必要な治療を続けることができています。

 

しかし前回のプロジェクトから1年以上が経ち、その資金も残りわずかとなりました。

皆様からのご支援で2人をサポートしている間に、シリアでは経済制裁により物価がさらに高騰したり、サポートしている少年の1人であるサラーフくんのがんが再発してしまったりと、困難な状況が次から次へと彼らを苦しめています。

 

その状況の中で、私たちには2人が経済面に不安を抱えることなく治療を続けられるよう、資金面の支援を続けるほかに出来ることはありません。

 

そのため、前回に引き続きクラウドファンディングによって引き続き2人への支援を続けようと決めました。

 

 

前回のメンバーが卒業したため、新学生メンバーでの挑戦となります!

 

厳しい状況が続く中でも2人が諦めず、お金の心配をすることなく治療に専念できるように、皆様と日本から応援したいです。

 

今年も、サラーフ君とイブラーヒーム君が未来に希望を持てるように、ご協力をお願いいたします!

 

 

 

Beko?東北弁で牛のことをベコと言います。2011年に東日本大震災で被災した福島では、復興のシンボルとして郷土玩具の赤ベコが一躍有名になりました。

赤ベコは、会津に天然痘が広がった時に子どもたちが病気にかからないようにお守りとして作られたという話があり、コロナ禍で再び脚光を浴びています。

 

2018年にシリアを訪問する機会があり、シリアの復興と、がんで苦しんでいるこどもたちが元気になりますようにとの願いを込めてお土産に赤ベコを持っていきました。2019年には,子供たちと一緒に赤ベコを作って交流企画が立ちあがり、訪問団にTeam Bekoという名前を付けたことから始まりました。

 

 

Team Bekoは、シリアや周辺のアラブ諸国の情報を持ち寄り、文化的な交流や、商品開発のお手伝いをしたりしながら、必要に応じて人道支援などを行っています。

Team Bekoの詳しい活動についてはこちら

 

 

 

昨今ではSDGsを掲げて、誰一人取り残されることがないような社会システムづくりが重要だと言われています。

 

しかし、それにも限界があります。

 

というのは、援助業界では、より多くの人が支援を受けられること、つまりコストパフォーマンスがいいということが重視されています。

 

難病の子ども1人を、いちいち支援していたのでは、手間暇、お金がかかり、○○ちゃんだけ不公平だという風にも言われてしまいます。

 

実際に現場では、「この子の手術代、何とかなりませんか?100万円かかるんですけど」と支援を求める お母さんが訪ねてくることがよくあります。

 

誰かが助けてあげないと、そのお母さんには大金は払えません。

 

誰でもいい、でも誰かが必要なのです

 

 

 

 

昨年のプロジェクトメンバーの馬場響は、大学で学んでいたアラビア語をなんとか使って中東諸国を旅しました。

 

レバノン留学中にシリア難民の家族に優しくしてもらい、夏の暑い日にバスで4時間の旅に出るときに、お母さんが凍らせたパイナップルジュースをもたせてくれました。その時に「愛」を感じたと言います。

 

その後シリアのアレッポ出身のアフマドさんと出会いすっかり仲良くなりました。彼は、日本が大好きで、優人(ユウト)となのり日本語も上手です。アフマドさんが本を出版します!

馬場(左)アフマドさん(右)

 

アフマドさんはシリアの赤新月社で働いています。そこには、支援を求めて訪ねてくる家族が後を絶ちません。

 

2人のがんの男の子がいるけど、どちらも貧しいため病院に行くお金や、薬代も払えない状況だと言いう話を聞きました。

 

馬場は、凍ったパイナップルジュースから「どんな状況下でも他人を思いやり、助け合うこと」をシリア人から学んだことを思い出し、昨年のクラウドファンディングを立ち上げたのです。

 

 

 

今回のクラウドファンディングでは、イブラーヒーム君とサラーフ君の薬代・交通費・食費を6ヶ月間支援します。

 

 

イブラーヒーム君

 

 

アレッポの北部に住む9歳の男の子。現在、急性骨髄性白血病を患い、アレッポ大学病院で通院をしながら闘病生活を続けています。主治医によると、治療は毎月必要で、血小板と血液袋(4-6袋/日)、1袋6000SP/シリアポンド(日本円で約1200円)が欠かせません。

 

しかし最近再発が発覚したため輸血が必要になり、頻繁に入退院を繰り返しています。以前よりも予断を許さない苦しい状況が続いています。

 

彼の両親は読み書きが苦手なため、親戚のおじさんがWhatsAppで私たちにイブラーヒーム君の状況を報告してくれています。

 

イブラーヒーム君はサッカーが大好きで、スペインのバルセロナの大ファンです。またひとりっ子であるため、紛争下で混乱したシリアにおいて、お父さんとお母さんのかけがえのない希望でもあります。またいつかグラウンドで元気にサッカーをできるように日本から私たちが応援をします。

 

 

 

サラーフ君

 

 

彼は同じくアレッポに住む、サイクリングが大好きな9歳の小学生。多発性骨髄腫という難病を患っており、ダマスカスにあるオマヤ病院で治療を受けています。

 

昨年は一時症状が落ち着いていましたが、最近再び骨への転移が発覚し、化学治療を受けねばならなくなりました。化学治療は辛い副作用があるため、サラーフ君は再び髪が抜け落ちることを怖がっているそうです。

 

治療にかかるお金はもちろん、通院にかかる交通費も物価上昇によりどんどん値上がりするため、大きな負担になっています。彼の父親は紛争により6年間行方不明となっており、お母さんが自力でサラーフ君の治療費を得ることは難しい状況です。

 

サラーフ君がまた大好きな自転車で遊べるように、お母さんも安心できるように私たちがしっかりと支援したいです。

 

 

 

 

 *コロナ等によるプロジェクトの中止、遅延の可能性

 昨年の実績からコロナによるプロジェクトの影響はほとんどないと考えています。物価の上昇等をある程度見込んで計画を立てておりますが、終了日が多少前後することをご了承願います。また、プロジェクトが中止になる可能性としては、がんが思ったほど早く完治する場合と、途中で残念ながら亡くなるケースも考えられなくはありません。その場合は、現地の赤新月社等と相談の上、支援が必要な別の家族を紹介していただくことを考えています。

 

 

私たちは、「治療を受けられない」と困っていた2人から相談を受け、昨年の5月に初めてこのプロジェクトを行いました。

昨年のプロジェクト

 

その際、計217名の方にご協力いただき、なんと1,400,000円に達することが出来ました。

当初の目標金額が700,000円だったのに対し、その2倍を超えた結果となりましたことを、私たちは大変嬉しく感じております。

 

昨年いただいたご支援によって、私たちは約1年にわたって、イブラーヒーム君とサラーフ君の応援を行うことが出来ています。

 

皆様のご支援のおかげで、コロナの影響や物価の高騰という困難な状況にもかかわらず、イブラーヒーム君とサラーフ君は栄養をとり、病院に通うことが出来ています。

 

 

WhatsAppでは時々、サラーフ君のお母さんが、彼女の手作りの美味しそうなお料理を送ってくれます。

 

タッブーレ(アラブで定番のサラダ)

 

送られてくる写真で二人の素敵な笑顔とどんどん成長していく姿を拝見する度に、この挑戦を続けていくことで、次の1年も2人の力になりたいと私たちは強く思うのです。 

 

今年初めてこの活動を知ったという方も、ぜひ2人を応援する私たちの輪に入って一緒に彼らの未来を描いていけたら嬉しいです。

 

 

 

みなさまのおかげで昨年度集まった資金はまだ底をついておらず、現在も少しずつ送金しております。

 

しかしシリアでは年々物価の高騰が続き、食料を手に入れることさえ難しくなってきました。

もちろん薬の獲得もです。

 

それでも、治療は待ってはくれません。

 

特にタクシー代の上昇は驚くべき変化です。

タクシーは通院手段なので必要不可欠なのですが、元々サラーフ君とお母さんの2人で往復4万シリアポンドだったのが2020年の9月には10万シリアポンドに変わり、年を明けた1月には10万シリアポンドでも足りない状況に陥りました。

 

 

この恐るべき上昇にサラーフ君のお母さんは嘆いておられます。

 

しかしながら、私たちの支援が苦しい経済状況における少年2人の治療の継続を可能にしています。

 

サラーフ君とイブラーヒーム君が病気から回復するには、たとえ物価が上昇したとしてもこれまでと変わらない治療が必要です。

 

去年のプロジェクトによる支援を終えてから新プロジェクトを始めると、その間に送金できる資金がないために彼らの治療が滞ってしまいます。

 

したがって、間を空けずに支援することが必要だと考え、私たちは新しいプロジェクトを始動することにしました。

 

 

 

昨年から始めたサラーフ君とイブラーヒーム君の支援は、新しい代に引き継がれて第2弾となりました。

 

「がんの治療を受けられない2人の男の子がいる」

 

「でも個人の支援はできない」

 

と相談を受けた時、まだTeam Bekoは何もプロジェクトを行なっていませんでした。

 

学生メンバーは支援活動の経験もなかったため、学生に何ができるのか悩みました。

 

それでも日本で学生にできることをやろうと、クラウドファンディングを決断してTeam Beko初のプロジェクトとなりました。

 

昨年の学生メンバーの卒業後は、このプロジェクトを新しい代に引き継いで現在に至ります。

 

シリアは報道が減り支援もどんどん少なくなっている状況ですが、それでも私たち学生はシリアに目を向け、引き継いだ活動を続けます。

 

 

「日本ではシリアへの注目が減っているからもう支援できない」

なんて2人に伝えたら、どうなるでしょうか。

 

何回も繰り返す入退院や再発、どんどんエスカレートする物価高騰にも耐えながら治療を行う2人を失望させたくありません。

 

「今年もたくさんの日本人が応援してくれているよ!」と2人に報告して元気づけたいです。

 

これから明るい未来を描けるはずの、小さな2人の命。

 

小さな活動ですが、目の前の命に手を差し伸べませんか?

 

シリアはなかなか身近に感じない国かもしれません。

それでも、この活動をきっかけにシリアで頑張る少年がいること、私たちと一緒に応援ができることを知っていただけたら幸いです。

 

シリアの少年2人が金銭面で生きることを諦めず、明るい未来を描けるように皆様の手を貸してください。

あたたかいご支援を、よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤真紀:国際協力アドバイザー、Team Beko発起人

 

 

 

 

 


 

▼プロジェクト終了要項
・寄贈するもの    
小児がんを患うイブラーヒームとサラーフッディーンの6ヶ月分の自宅と病院の移動費と薬代

 

・寄贈個数    
517600円(送金手数料を含む)

 

・寄贈完了予定日    
2022年10月31日

 

・寄贈先    
イブラーヒームとサラーフッディーンの保護者

 

・その他    
2022年10月31日(月)までに、実行者の大寺杏胡、長堀恵名、吉岡珠美が、小児がんを患うイブラーヒームとサラーフッディーンの6ヶ月分の自宅と病院の移動費と薬代、食費補助費分及び予備費合計517600円(送金手数料を含む)を寄贈したことを以って、プロジェクトを完了とする。目標金額以上にお金が集まった場合は、継続して治療にかかる費用として送金する。途中でがんが完治した場合、または患者が死亡した場合は、赤新月社や、BASMAなどの支援団体から支援が必要な患者を別途紹介してもらい治療費等にあてる。

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プロフィール

Team Bekoは、福島県の会津地方に伝わる伝統玩具の赤べこを世界に広げ平和を作っていくことを目指す団体です。 赤べこが、原発事故が起きた福島と、紛争が起きているシリアを結ぶ「平和の架け橋」になるよう活動しています。

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リターン

1,500


【学生さんへ】1,500円コース

【学生さんへ】1,500円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

3,000


3,000円コース

3,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

5,000


5,000円コース

5,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

10,000


10,000円コース:アレッポの石鹸とオリジナル・ステッカーをお届け

10,000円コース:アレッポの石鹸とオリジナル・ステッカーをお届け

◼︎アレッポの石鹸(エクストラ)
◼︎オリジナル・ステッカー
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

10,000


10,000円コース

10,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

30,000


30,000円コース:アラブの音楽を奏でる国際派ユニットchalchal のCDまたはシリア人学生が書いた本お届け

30,000円コース:アラブの音楽を奏でる国際派ユニットchalchal のCDまたはシリア人学生が書いた本お届け

AコースかBコースを選択していただきます。
Aコース:chalchalのCD
Bコース:アフマドさんの本(『ぼくらはひとつ空の下シリア内戦最激戦地アレッポの日本語学生たちの1800日』)

全員にお届け
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

30,000


30,000円コース

30,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

50,000


50,000円コース:シリアの子ども達の絵で作ったストールをお届け

50,000円コース:シリアの子ども達の絵で作ったストールをお届け

◼︎YDYの商品ストール(カラフル5枚・グレー4枚)
エシカルな商品を制作するYDYとコラボ。ダマスカスの子ども達の絵をデザインしました。
◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがき1枚

支援者
0人
在庫数
9
発送完了予定月
2022年2月

50,000


50,000円コース

50,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

100,000


100,000円コース

100,000円コース

◼︎感謝の気持ちを込めた絵はがきセット

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

プロフィール

Team Bekoは、福島県の会津地方に伝わる伝統玩具の赤べこを世界に広げ平和を作っていくことを目指す団体です。 赤べこが、原発事故が起きた福島と、紛争が起きているシリアを結ぶ「平和の架け橋」になるよう活動しています。

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