シリアでがんと闘う2人の少年。さらなる支援で目の前の命を救いたい！

　皆様、9月4日、目標金額として掲げた70万円を達成することが出きて、イブラーヒーム君とサラーフ君の10月からの6か月分の治療費と交通費や食費等をカバーすることが可能になりました。

　昨年の大学生たちがTeam を立ち上げてすぐにコロナ禍になり、それでも多くの方が応援してくださり、学生チョコっと応援コースも85名の参加がありました。私自身が、今年から大学で「地球社会と中東」という講座を持たしていただいて、大学生たちが、より良き社会をつくて行く担い手になるように指導していくのも大切な仕事だと生きがいを感じ始めておりました。しかし、コロナの勢いは収まることなく、日本社会はどんどん沈んでいきます。今年引き継いでくれたTeam Bekoの大学生たちは、最初から授業はオンライン、海外にも行けない、アルバイトも減っているというコロナ世代の学生たち。彼らが中心となって、大学生たちに広めていくのもかなり難しそうでした。ゴールを当初考えていた100万円から70万円に下げて、私も全面にたってこのクラウドファンディングに入れ込まなければと思い、知恵を絞ってアドバイスしたり、手伝いました。

皆様の暖かい気持ちのおかげで無事にゴールを達成して、ほっと一安心です。

本当にありがとうございました。

　患者の家族はいつも、「いつまで支援してくれるのか」と心配しています。

知れば知るほど彼らの生活は大変です。戦争で家を壊され、お父さんは行方不明に。難民になろうにも海外出るお金などありませんでした。

　そしてシリアの物価の高騰や、コロナによる経済活動の停滞、経済制裁による復興支援の停滞などシリアは日本以上に厳しい状況に置かれています。

そのような中で、皆さんのご支援があって、2名の子どもたちが治療できています。

　まだ残り一週間あります。

一か月の2名にかかる治療費等は63000円、何とかあと2か月分ほど集まればとてもうれしいです。

今回、イブラーヒーム君とサラーフ君が書いてくれた猫の絵をデザインしたシールも全員の方に差し上げますので楽しみにしてください。

Team Beko発起人　佐藤真紀