プロジェクト概要

【English】

 

気仙沼に暮らす人々のもとへ、1本1本心をこめて

桜の木を植えに赴きます。~手あわせ桜プロジェクト気仙沼~

 

 

はじめまして。「手あわせ桜プロジェクト気仙沼」広報担当の渡辺です。

私たちは東京に住む20代~30代中心の有志グループで、東日本大震災の復興支援活動のため、「手あわせ桜プロジェクト気仙沼」を立ち上げました。

(代表:小泉万里子、メンバー:小泉貴裕、志摩顕生、吉岡裕子、出羽亮、ビンセント・クワン、千葉奈津子、角寛子、パク・スヒョン、末綱義統、出羽瑤子、金蓮実、田中大策、志摩仁美、ほか)

 

このプロジェクトでは、気仙沼で地元の皆さんとの交流をしながら、一緒に桜を植樹する活動を行っています。現在まで3回植樹を行い、7軒の民家や施設で約30本の桜の木を植えてきました。

きっとこの桜がそれぞれの人ものとで育ち、そこで過ごす人々の心を癒してくれると願いを込めて、1本1本丁寧に植樹しています。

 

「桜を植えてほしい」と言ってくれている人が現地にいるため、私たちは活動を続けています。次は11月の予定ですが、すでに10本の植樹の希望があり、11月までに約20本に達する見込みです。20本の桜の苗木を購入するため、約30万円の資金が必要になります。

 

桜の木の購入に、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。

 

(気仙沼の人たちと一緒に、みんなで桜の木を植えています)

 

 

 

2011年4月、初めて気仙沼へ

 

私たちが初めて気仙沼に行ったのは、震災後まもない2011年4月のことでした。

震災後、「何をすればいいのか分からない。でも何かしたい」という思いを持ったメンバーが集まり、初めて気仙沼へ向かいました。

 

そこで目にした光景を、私たちは忘れることができません。

 

屋根の上に乗っかって逆さになったままの車、タンスにベッドが突っ込んだ状態で止まっている部屋・・・。

沿岸の地域では、そこに何があったのかも分からないほど町中が根こそぎ持っていかれ、時間が止まっていました。

 

 

 

 

2011年5月には、今足りないものとして声の多かった「家電を届けるプロジェクト」を実行。

家族や友人たちから集めた家電や、寄付していただいたお金で新たに購入した家電や生活雑貨などを、東京から4tトラックに載せて気仙沼へ届けました。

 

 

(はじめて訪れて以来、毎月東京から気仙沼へ足を運び、

家のそうじや、家財の運搬のお手伝いなどを行ってきました)

 

毎月の訪問がご縁となり、約20件のお宅や会社・団体とご縁を持つようになりました。

毎月気仙沼を訪ねては、家や蔵の片づけや家具や雑貨洗いを手伝ったり、お茶をごちそうになりながら、震災のときの話や昔話などを聞いたりしていました。

私たちのことを孫のようにかわいがってくださり、訪問を楽しみにしていただくこともありました。

 

(活動中に親しくなった加藤さん。

私にも3月11日当時のことも含めていろいろと話してくれて、

今ではすっかり気仙沼のお母さんのような存在です。)

 

(沿岸地域で民宿を営んでいた小松さん。

奇跡的に手元に残った大切の写真を見せてくれました。)

 

(私たちが気仙沼の活動の拠点にしている三事堂ささ木の本田さんご一家と。

いつもおいしい手料理でもてなしてくれます。)

 

 

物質的なケアから、精神的なケアへ

 

訪問するときには、おみやげとして、夏には虫対策のグッズから、かき氷器・うちわなどのグッズを、冬は寒さ対策に、暖かい靴下や帽子・ネックウォーマーなどのグッズを配っていました。

ところが、このように東京から物を買って持っていくことが、かえって現地の経済復興の妨げになるのではというジレンマも感じ始めるようになりました。

 

震災から1年が経った頃から、物資の支援だけでない、もっと息の長い活動の必要性を感じるようになりました。

そこで、寒い冬を耐え、春一番に花を咲かせてくれることから、東北では広く愛でられている「桜」を、地元の皆さんと一緒に桜を植樹する「手あわせ桜プロジェクト気仙沼」を立ち上げ、2012年に初めての植樹を行いました。

 

 

(寒い冬を耐え、春一番に花を咲かせてくれる桜。

心を癒し、みんなを笑顔にしてくれます。)

 

 

「手あわせ桜」

桜を通じて縁(えん)を結び、手をあわせて祈るという願いをこめて

 

「新しく再建した家に、復興の意味を込めて桜を植えたい」

「地域のシンボルだった桜が、流されてしまい寂しい」

「みんなでこの庭で花見ができるようにしたい」

「亡くなった家族の鎮魂と、記憶に留めておきたい」

 

私たちは、地元の人たちのそんな思いを受け、桜を一緒に植樹することで東日本大震災の記憶を後世に残し、人々の心の中に鎮魂と癒しの桜を咲かせたいと思っています。

 

古来より「魂の宿る木」・「鎮魂と冥福を祈る木」とも呼ばれる桜。プロジェクト名でもある「手あわせ桜」には、桜を通じて縁(えん)を結び、手をあわせて祈るという意味が込められています。

 

 

これまでの植樹実績と、今年植樹予定のお宅

 

 

●気仙沼市本吉町の大谷デイサービス/3本(今年4月)

これまで仮店舗で営業されていましたが、古民家風の素敵な施設を再建、4月1日よりオープンされました。再建の意味もこめて、入居者さんと一緒に植樹しました。

 
 

●気仙沼大島の村上さん宅/8本(今年4月)

瓦礫を撤去したあとの土地に桜を植えました。

 

 

●気仙沼市岩月台の小松さん宅/4本(今年4月&11月にも植樹予定)

震災で半壊した自宅のリフォームがようやく終わりました。

杉の木を塩害のために伐採し、その跡に桜を植樹したいと思われています。電信柱までと、電信柱から先、2回に分けて植樹する予定です。

 

 
 
●気仙沼市唐桑町の川村海産さん/4本(今年4月)

25あった工場のうち、23棟が震災で被害を受けてしまいました。

600坪ある私有地の川沿いに、再建の意を込めて植樹しました。

 

●小松さん宅/2本(2012年11月)

 

●オイカワデニムさん工場/2本(2012年6月)

 

●菊間さん宅/3本(2012年6月)

 

●小松さん宅/3本(2012年6月)

 

 

≪2013年11月植樹予定≫

 

●松岩地区の菊田さん宅/3本

45年クリーニング店を営んでいたが、震災で全て流されてしまったそうです。

今は仮設店舗にて「絆ロール」の販売を行っています。仮設店舗の裏にある自宅敷地跡に桜を植え、そこにステージを作り、近所の人の憩いの場所にしたいと思われています。

 

 

 

●小松さん宅/4本

 

●三事堂ささ木の本田さん宅/1本

 

*11月の植樹地は引き続き募集しています。

 

(2012年12月、三陸新報に、植樹希望者の募集を取り上げていただきました)

 

 

(今年4月の植樹の様子も、三陸新報に掲載されました)

 

 

植樹サポートのお願い

 

桜の苗木は、1本あたり1.2万円前後(時価)です。

苗木は「7年物」を使っています。あまり若いと手入れが難しいのと、花を咲かせるまでに7年くらいからということから、少し値は張りますが、7年物を選んでいます。

支柱・腐葉土などを含め、桜1本あたり約1万5000円、今年11月植樹のためには、20本・約30万円が必要になります。

(ボランティアの交通費・活動費は含みません)

 

おかげさまで、気仙沼の多くの方から「次はうちにも植えてほしい」「桜が咲くのを楽しみに過ごしたい」という声をいただいています。

より多くの方に支援していただくことで、植樹できる本数が増えます。

 

 

引換券の内容

 

(1)植樹の様子の写真とコメントを入れた活動レポート

 

(2)気仙沼在住の方が書いた桜イラスト&メッセージの入ったお礼カード

※こちらはメッセージ例です

 

(3)植樹した桜に、あなたの名前が入った記念プレートを掲示

 

 

 

(4)気仙沼あすなろショップの「絆ロール」

植樹ツアーには参加されない/参加できない方へは、私たちが代わりに植樹を行い、おみやげとして気仙沼あすなろショップで販売している「絆ロール」をお送りします。

 

 

 

(5)現地での植樹ツアー参加権

 

【植樹ツアーに関して】

※次回は11月の土日に行います(日帰り予定)

予定スケジュール:

午前中に植樹→地元のお店で昼ごはん→午後は気仙沼周遊、植樹地めぐり

*地元の方と触れ合い、お話しする機会が多くあります

*交通費および現地での食事代はご自身の負担となります

 

※支援金の5%は現地での活動費(車や機材のレンタル)などに使わせていただきます

 

※現地までの交通費はボランティアの自費で賄っています。

 

※植樹の日程は、現地の植樹希望者・また造園業者さんとの調整し、決定します。

ツアー参加者の希望日程で組めない可能性がある旨をあらかじめご了承ください。

11月にご都合がつかなかった場合、次回(来年4月)の植樹にご参加いただくことも可能です。

 

(4月の植樹ツアーに参加されたみなさんと。

20代~50代の幅広い年代の方に参加していただきました。)

 

 

≪今年4月の植樹ツアーに参加した人の感想≫

 

「これまで、正直なところボランティア活動にはどこか偽善を感じてしまうことがあり、苦手意識がありました。

ですが初めて植樹プロジェクトの話を聞いた際、海外駐在からの帰国した際に自分を元気に迎え入れてくれた桜の花や、人の旅立ちや出会いの時期に咲いていた桜の花を思い出し、このプロジェクトなら周りの人々も一緒に笑顔になるような活動が出来るのではと思い、参加を決めました。

今回植樹をさせていただいたお宅も、今日まで本当に辛い思いをされて来たと思いますが、植樹作業中もそのあとの休憩時間中も、みなさんが終始笑顔で楽しそうな様子だったことがとても印象的でした。

初めて行った私たちのことも、現地の方々がとてもあたたかく迎えてくださいました。

それは、手あわせ桜プロジェクト気仙沼プロジェクトのメンバーのみなさまがこれまで築いてきた絆のおかげだと思います。

次回の植樹もぜひ参加したいと思っています。」

(Aさん/40代 男性)

 

「この度は、『手合わせ桜プロジェクト気仙沼』に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
恥ずかしながら、震災以来、留学や就職に追われ、直接被災地に足を運ぶ事がなかったので、今回このような機会を頂けた事に感謝しております。
初めての気仙沼は、商店街やお店が立ち並び、思っていた以上に復興がされているように見えましたが、現地の方々のお話を伺うことにより、まだまだ出来ることがあると強く感じました。
同時に、家を全て失っても、一から立て直して前に進んでいこうとする方々から、沢山の勇気を頂きました。
次回も是非参加したいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
(Bさん/20代 女性)
 
「今回活動に参加したことで、塩害のために今まであった桜が咲いていないということや、
新築の住宅の隣で、依然として仮設住宅に暮らしている方々がいらっしゃる現状を知り、
また実際に現地の方の顔をみて当時のお話を聞くことで、より東北の方々が元気に笑顔になれる協力をしたいという気持ちが強くなりました。
国が主導で行う復興以外にも、民間の私たちが行う復興支援はひとつひとつは小さくても、確実に誰かの心の復興には繋がっている大切な活動だと思いました。」
(Cさん/20代 女性)
 

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