テンマくんクラウドファンディング 終了報告
テンマくんをご支援くださった皆さまへ
8月に行いましたリターンも、無事に皆さまのお手元に届いたようですので、終了報告をさせていただきます。
支援金の使途につきましては、活動報告にてご報告のとおりですが、
ご支援金 487,000円
READYFOR様への手数料 ―74,998円
振込み予定額 412,002円
①検査費用等
❶事前検査費用(A動物病院)18,260円
❷MRI検査等費用(B動物病院)253,946円
❸交通費 8,460円
❹B動物病院での診断書発行手数料・送料 6,490円
❶~❹の合計 =287,156円(①)
②残金 (412,002-287,156=)124,846円(②)
となりました。
①は立て替えてくれている預かりボランティアBに、
②はお気持ちをありがたく頂戴し、テンマくんの今後のお薬代としてボランティアAに、
振込み(9月10日)を確認次第、代表であるハリモトが責任を持って届けます。
最近のテンマくんですが、飲むべきお薬や量が分かり、しっかり服薬できている効果で、7月1日から再び始まっていた痙攣がおさまった状態のまま、9月を迎えることができています。
とても穏やかで、預かりボランティアBの家猫・保護猫たちと仲良く過ごしてくれています。
本当に皆さまのお陰です。ありがとうございます。
テンマくんは野良猫でした。(今も飼い主のいない猫のままです。)
この社会には、野良猫が多く存在しています。道路に寝そべっている野良猫をみて「かわいい」と癒される人もいると思います。
ですが、野良猫たちの環境は過酷で、多くが5歳までに死んでいくと言われます。
テンマくんは、生後すぐに、恐らくカラスにつつかれたことにより、脳に障害を負いました。カラスに襲われて大ケガをしたり、命を落とす子猫は本当に多くいます。
野良猫に関わる中で、いつも「もし、」を考えてしまいます。
「もし、テンマくんがカラスにつつかれていなかったら・・」
「もし、テンマくんが外で生まれていなかったら・・」
「もし、テンマくんの母猫が、テンマくんを外で産んでいなかったら・・・」
「もし、テンマくんの母猫が、外で生きなければならない野良猫じゃなかったら・・」
テンマくんのように苦しみながら生きる猫は、生まれなかったのではないだろうかと考えてしまうのです。
テンマくんに多くの応援を頂きましたが、こちら以外ではご批判もありました。
「自分たちで飼えないなら、そんな大変な野良猫、放っておいたらよいのに」という言葉や安楽死を勧められることも。。。
考え方は人それぞれですので、一つのご意見として受け止めています。
ただ、、
ボランティアAも預かりボランティアBも、単純に「猫がかわいいから」「放っておけないから」だけではなく、テンマくんのような子猫を作ったのは私たち人間だと思っているからこそ、テンマくんへの責任としても、一度救った命を簡単に諦めることはできませんでした。
AとBそれぞれが大変な中、テンマくんの命を繋いできてくれたことに感謝しています。
そして今回、多くの方にテンマくんのことを知っていただき、野良猫の過酷な環境にもお気持ちを寄せていただけましたことも、ありがたく思っております。
テンマくんの幸せへの道を探し続けると同時に、テンマくんのような子猫が今後生まれないためにできることは何かも、考えていきたいと思っております。
テンマくんへのたくさんのご支援、あたたかいお気持ち、本当に本当にありがとうございました。
ご支援の重みを感じています。
そして、この重みと皆さまへの感謝の気持ちは、チーム一同、決して忘れることはないと思っております。
最後になりましたが、クラウドファンディングの審査のために何度もやり取りをしてくださり、ご助言くださったREADYFORに皆さまにも、心から感謝を申し上げます。
テンマくん応援チーム代表 張本貴子
「僕、元気にしているよ(=^・^=) テンマより」




















