コロナ禍で行き場のない日本酒「天寶一」を届けたい！

 

 

 

 

 

1910年創業。今年で111年目を迎える酒蔵、「天寶一」の五代目当主 村上康久と申します。私どもは、「日本酒は和食を最大限に生かす名脇役」をモットーに究極の食中酒造りを目指して日々醸造に励んできました。

 

仕込み水は地下200ｍから汲み上げた「超軟水」を使用。味わいは柔らかくまろやかで、香りの穏やかな酵母で醸しています。米の旨みを最大限引き出すよう米洗いから麹造りまで、少量仕込みの丁寧な作業が雑味を感じさせない酒を造り出します。皆様には是非心地よい余韻を楽しみ、幸せを感じていただければと思い、蔵人一同、歴史を継ぎつつ日々精進してきました。

 

 

しかし、昨年3月から新型コロナウイルスの影響で、飲食店向けの販売が地域によっては前年比の1割程度まで大きく落ち込み、その時期に発売予定だった限定酒や純米酒・純米吟醸酒の在庫を抱え続けている状態です。冷蔵管理をして、品質は維持しておりますが、せっかくの限定酒を皆様にお届けする販売方法やタイミングが掴めず、悩み続けてまいりました。

 

今後も酒造りを続けていくためには、利益を上げ材料（酒米）を仕入れていく必要がありますが、在庫を抱え続けるだけの現状では、材料の仕入れにも苦しむ状況です。

 

日本酒は、日本で生まれた大切な日本の食文化の一部です。

この仕事を、私たちの酒を、未来に継いでいくために。

 

状況を多くの方に知っていただきたく、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

これが「はじめまして」の方にも、これを機に私たちの酒に出会ってファンになっていただけたら嬉しく思います。以前よりご愛飲くださるみなさまには、これからも口福をお届けし続けます。どうぞ、私たちの挑戦への応援をよろしくお願いいたします！

 

 

 

福山を玄関口に、10㎞程北上した場所に位置する「神辺」。この地で私どもは、100年以上の時を紡いできました。本来、私どものように地域に根差した小さな酒蔵は地酒を地元の方々に楽しんでいただくために、酒を醸してきましたが、ここ20年ほどは福山市内の日本酒のシェアは低く、地域外への販売に力を入れざるを得ない状況が続いてきました。

 

しかし、福山市に唯一残る蔵元として、やはり地元にも恩返しをしていきたい。そんな想いから、数年前より何か話題作りで福山市に貢献できれば、と、福山市限定酒を提案するなどの活動を続けてきました。

 

昨年11月には活性純米にごり酒“Ｗhite bat”、今年の3月にはばら酵母で仕込んだ“ローズマインド”など、新しい挑戦を続けています。

 

いつか、「神辺に天寶一あり」といわれるような、全国や海外でも評価されるような酒を造り、地元を盛り上げていくこと。それが、地元への本当の恩返しの一歩であり、私たちの使命であるとの想いを胸に、酒造りを続けています。

 

しかし、現状、私たちの酒蔵を支える利益は、全国の酒販店様から飲食店への販売が約70％と大きなシェアを占めています。ところが、コロナウィルスの感染拡大の影響で、飲食店での需要が大きく落ち込み、特に緊急事態宣言が出ている大都市圏においては約90％売り上げが落ち込み、20,000本の一升瓶が在庫として冷蔵庫を埋め尽くす事態が発生しています。

 

 

販売できなければ、利益を確保することができません。

利益が確保できないため、来季の酒造りのための酒米の入手も困難な状況まで追い込まれています。

 

このままただ、悩みながら在庫を抱え続けていても何も変わりません。

そこで、この状況を乗り越えるためには、何か行動をしなければと考え、当プロジェクトを立ち上げました。

 

このプロジェクトを通じて、一人でも多くの方に天寶一を知っていただき、応援したい、この酒を一緒に守り継いでいきたいと思ってくださる方々と新しく出会っていければ嬉しく思います。

 

 

 

 

活性にごり生酒 white bat

 

 

熟したマスカットの香りとジューシーな旨味があります。にごり酒特有の発泡性がのど越しの良い口当たりです。アルコール度数14度で飲みやすいお酒です。

 

八反錦おりがらみ生

 

 

独自の製麹方法にて、アルコール感や苦みを抑え

より米の旨味と味のクリアさを表現いたしました。

 

赤磐雄町純吟

 

 

生産量の少ない赤磐産雄町を55％まで磨いて醸した贅沢な吟醸酒です.。

柔らかな味わいが口に広がります。

 

こだわり超辛純米千本錦

 

 

シャープなキレ味の中に米の旨味・ふくらみのあるお酒。

日本酒度＋10の超辛口です。

 

中汲み純米大吟醸

 

 

山田錦本来の米の旨味と広がり、そして味の透明感をより一層楽しんでいただけるようなお酒です。

 

 

ようやく全世界でワクチン接種が始まり、日本でも準備が進んでいるとはいえ、まだ接種後の世界がどうなるかもわからず、コロナ禍はまだいましばらく続いていくことでしょう。

 

これまでと同じことをしているだけでは、今回のみなさまからのご支援を受けても、その先にまた苦境を迎えるのは明らかです。

 

そこで、このピンチをチャンスに変え、私たちはこの先新しいことにも挑戦をしていこうと考えています。

例えば、巣ごもり需要が高まる今だからこそ、原点回帰し、地元のみなさまに喜んでいただける地元限定の商品に力を入れたり。飲食店には行けずとも、全国、全世界のご自宅で楽しんでいただけるようショッピングサイトでの販売も強化など、様々な取り組みを考えています。

 

酒造りに携わるようになって20数年。

飲み飽きず、いつもそっと食卓を飾ることができる酒を造るにはどうしたらよいか、と試行錯誤を続けてきました。

 

 

そして3年前ついに生み出した「究極の食中酒」。

派手さはないけれど、穏やかな香りと米の旨味がしっかり醸され、盃を重ねるたびにますます美味しく、もっと飲みたくなる、食事の邪魔をしない酒です。

 

この酒は、全国にあるその土地その土地の滋味あふれる郷土料理をもっとおいしく引き立てることができると確信しています。

日本酒と、料理のマリアージュ。広がる口福。

 

究極の食中酒が生み出すのは、美味しさに酔いしれる人たちの笑顔と、しあわせな時間。私たちは、日本酒を通して、社会に、世界に幸せをお届けしているのだと思います。

 

これからも、たくさんの食卓をもっと幸せにしていくために。

私たちに酒造りを続けさせてください。

応援、どうぞよろしくお願いします！

 

 

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※2021年4月30日までにリターン品の発送を完了させたことを以って、本プロジェクトを実施完了とする。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

※お酒が含まれるリターン品について

▼酒類販売管理者標識

販売場の名称及び所在地：株式会社天宝一
広島県福山市神辺町川北660
酒類販売管理者の氏名：村上康久
研修実施団体名：福山小売酒販売組合

 

※お酒、飲料は20歳を過ぎてから

お酒が含まれているリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。