外山岩郎

支援総額

403,000円

目標金額 350,000円

支援者: 61人

募集終了日: 2025年5月12日

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メーホンソンでつなぐ日本語とエイサーの未来

外山岩郎

2025年06月29日 18:35

皆さんの支援を届けてきました

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約半年ぶりに、タイ北部メーホンソン県のメーサリアン“ボリパット”学校を訪れました。64名もの皆様からいただいた403,000円のご寄付により、浴衣15着、着物2着、帯20本、大太鼓2台（うち1台は後日海上輸送）、パーランクー10個、三線1丁、日本語教科書14冊、そして遮光シートを無事に届けることができました。このプロジェクトを支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。

メーサリアンの山々に囲まれた街は、変わらず温かく、優しい人々と豊かな食に溢れ、ゆったりとした時間が流れていました。かつてここで暮らしていた日々が、まるで夢のように感じられ、懐かしさが胸を満たしました。現地の先生や生徒たち、地域の方々の笑顔に再会し、改めてこの場所との深い縁を実感しました。彼らの温かさは、いつも私を励ましてくれます。

到着した6月19日、3日間の滞在中にエイサー指導を行いました。驚いたことに、生徒たちは私の訪問に合わせて、放課後に自分たちで見様見真似でエイサーの練習を重ねていたそうです。慣れない太鼓や動きに苦戦しながらも、一生懸命取り組む彼らの姿を聞いて、胸が熱くなりました。そんな生徒たちの努力に応えたいと、指導にも一層力が入りました。笑顔と汗にまみれながら、沖縄のエイサーを通じて日本文化を共有する時間は、私にとっても宝物のようなひとときでした。

滞在中には、日本語パートナーズ13期の新しい仲間にも出会いました。彼らがこれから10ヶ月、この地で過ごすことに少し羨ましさを感じつつ（笑）、メーサリアンの魅力を改めて伝えたいと思いました。短い滞在でしたが、いつも笑いを絶やさない先生や生徒、地域の方々からたくさんの元気をもらいました。忙しくパタパタと動き回りながらも、彼らのユーモアと温かさに癒され、笑顔が絶えない3日間でした。

沖縄に戻った今、返礼品を手にしながら、改めてこのプロジェクトの意義を感じています。これからもオンラインでエイサーの指導を続け、生徒たちがイキイキと踊り、日本文化を楽しみながら自分たちの力で文化活動を続けられる日を目指して、陰ながら応援を続けます。メーホンソンの特産品を日本に届け、収益で地域の日本語教育や文化活動を支える仕組みも、少しずつ形にしていきたいです。

このクラウドファンディングは、単なる物品の寄贈を超え、沖縄とタイ、山岳民族の文化が交差する場を生み出しました。生徒たちがエイサーを通じて自信を育み、地域を超えたつながりを感じられる未来を、皆様と一緒に作っていけたら嬉しいです。これからもメーサリアンとの大切な縁を育み、広げていきます。引き続き、応援よろしくお願いします！