タイバンコク発　稀少シャム猫と猫の家の75年の歴史を守りたい。

　　バーンメオでも一番種類の多いのが通称シャム猫と呼ばれるウィチェンマ−種です。私の店にもバーンメオから譲り受けてきたオス、メスがいます。そして、この子達からすでに子供、孫の代まで増えていて今や当店でも大人気猫達となっています。

　数が増えてきたので、猫のためにも一緒に遊んでくださるお客様のためにも店の横に小さな猫の家（バーンメオ）を作りました。毎日ここで猫達が過ごしていています。

　昨日は今年春に生まれてミソとそのおばあちゃんであるカオちゃん。がしっかりと手をつなぎ合って寄り添う姿が見られました。カオちゃんはバーンメオからきた初代の当店のシャム猫です。気だてもよく、とても優しく面倒見が良い素敵な子です。そして、先月子を産んで子育てに忙しいワサビに変わって、ミソの面倒をよく見てくれています。

　猫でもこうして母子、祖母子の家族愛がたくさんあふれているのをみると、微笑ましくて見ているだけでもほくほくしてきます。

　そして、可愛いだけではなくやっぱり美しい。ミソはまだ子供なので、茶色がまだ薄いですが、カオちゃんはすっかり顔の焦げ茶が濃くなって立派なシャム猫としての品格を持っています。この美しい猫未来に残したいと思うのでした。