「泊まれる蔵」で、全国津々浦々の町のつながりを再生させたい。

 

1/12 追記

【READYFOR事務局より】
本プロジェクトは、実行者様からのお申し出により中止とさせていただきました。
ご返金等は下記URLよりご確認ください。
 

 

 

▼日本の眠っている「蔵」を特別な空間に

 

日本の郊外、地方の旧家などにある「蔵」。時代を遡ると、貴族や武士の貴重な文書・書籍を格納する文倉として用いられ、一方で農作物や発酵食品の貯蔵庫として活用されていました。30cm近くの厚い壁に漆喰を用いた蔵は防湿・防火性が高く、「大切なもの」を保管する日本独自の建物文化です。しかし、現代では「倉庫」としての役割を終えて使い道がなく、解体される蔵も少なくないと言われます。 

 

　　　　　　　頑丈な外壁は蔵の象徴。ここを「特別な時間を体験できる」場所に 

 

▼私たちは「The Bath & Bed Team」、はじまりは葉山から 

 

私たちは「大切なものを保管する場所」である蔵を、外と遮断された特別な空間＝「人が快適に過ごせる場所」として活用するチーム「 The Bath & Bed Team 」です。はじまりは2018年、神奈川県三浦郡葉山町にあった築100年近くの蔵。これをリノベーションし、一棟貸しの宿泊施設「The Bath & Bed Hayama」を開業しました。地域のみなさん、地元のクリエイターとワークショップを重ねて作り上げたコンセプトは、「日常にあったはずの小さな”非日常” を取り戻す場所」。一日一組限定、大きなお風呂と大きなベッドのみの空間となりました。葉山の蔵は今夏、稼働率100％。多くのみなさまに「蔵に泊まる」特別な体験を楽しんでいただいています。 

 

　　　　　　　　　　　築100年の蔵がおもてなしの特別な場所に 

 

         大きなお風呂と2階ワンフロアにある大きなベッドが特徴（The Bath & Bed Hayama）

                           インテリアのディテールも「非日常な特別感」を意識 

 

 

 ▼「泊まれる蔵」の全国展開プロジェクトに 

 

石蔵、土蔵などそれぞれの地域ならではの蔵に滞在しながら、その蔵が守ってきた人や物、そして地域の歴史や風土、まちのつながりを想像しながら佇む。時代を経て「守られている空間」で過ごす。私たちは葉山の事業を進める中で、「蔵ステイは、旅の体験をさらに深めてくれるものになる」と確信しました。

 

開業から約5年、The Bath & Bed Hayamaの施設が評価され、「ぜひうちの蔵もThe Bath & Bedに！」と3つの蔵の持ち主が手を上げてくれました。長野県小布施町と佐久穂町、富山県立山町の3エリア。いま、少しずつ「The Bath & Bed Team」の輪が広がっています。それぞれの外観、風景の良さを活かし、内装や外装をこだわった「泊まれる蔵」がこの冬、誕生しました。同じ蔵でも中身が三者三様の特徴を持ち合わせています。佐久穂町の蔵のお風呂は檜風呂を採用するなど、そこでしか味わえない唯一無二の体験ができることでしょう。

 

　　　写真左：「The Bath & Bed Obuse」 外観、同右：「The Bath & Bed Obuse」 内観

 

　　 　写真左：「The Bath & Bed Sakuho」 外観、同右：「The Bath & Bed Sakuho」 内観

 

　　　写真左：「The Bath & Bed Tateyama」 外観、同右：「The Bath & Bed Tateyama」 内観

 

 

 

ドアを開けて一歩外に出れば、そこには地域の文化や人々と繋がる、もうひとつの“非日常”が待っています。気分や一緒に旅をする人に応じて、自在に「静と動」の非日常を体験できるのも、The Bath & Bedが考える、蔵に泊まる体験の魅力。 私たちは、日本中にある蔵を、葉山や小布施・佐久穂・立山と同様に泊まれる蔵として再生し、全国のまちの活性化とともに、蔵を宿泊施設に作り替えることで、先代からの知恵が息づく日本の文化を、後世に残す小さなお手伝いができればと考えています。  

 

 

       リノベーションや構造のワークショップには、地域の方にも参加いただきました 

 

私たち「The Bath & Bed」は自分たちのことを、あえてTeam と名付けています。そこには、宿泊施設を運営する私たちだけでなく、投資家のみなさま・宿泊者のみなさま・地域のみなさまなど、いろいろな人とともにより良きブランドに成長したいという想いを込めています。「蔵に泊まる。まちと繋がる。」という基本理念もとで、「みんな」で宿泊体験を作っていきたいと思います。Team の一員として、蔵を宿に変え、まちと人々を繋ぐ挑戦の仲間になっていただける方を、心からお待ちしています。 

 

 

▼特別な旅を「ESPECIALLY」と一緒に 

 

「The Bath ＆ Bedで過ごす、特別な時間を特別なものと一緒に過ごしてほしい」という思いから、私たちは今回のクラウドファンディングの募集にあわせ、オール「メイドインジャパン」のバッグを製作しました。その名も「ESPECIALLY」。蔵ステイをより上質なものにしてくれます。 

 

 

 

「こだわり」が凝縮 

・日本製の新素材 

木材繊維を主原料にした環境に優しい自然派素材を使っています。耐水性・耐熱性にすぐれているため用途が広く、耐用年数が長いなどの特性があり、特殊な加工した「紙」として活用が期待されている日本製の素材です。温かさを持ったマットな質感と併せ持つのが、プラスチックを凌ぐ優れた強度（耐久性）と軽さ。既に大型店などで衣類や靴の在庫を保管するコンテナにもこの素材が使われており、「大切なもの」を安全に搬送したり、保管したりすることに適しています。 

 

私たちはこの素材の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい！という思いから、旅行用バッグを作る企画がスタートしました。この加工を得意とするのが、墨田区京島で素材の加工工場を営む片山淳さん。特別な時間や体験をより特別なものにしてくれるアイテムを、町工場の職人の手で作り出します。  

 

・2人の職人のタッグ

このバッグに合わせる革は、選び抜かれた国産の牛革を使用しています。その加工は、ダレスバック職人の根岸新平さんに依頼。バッグの角に巻く革とバンドルを手掛けていただきます。

 

加工を担当する片山さん（写真左）と、国内でも数少ないダレスバッグ職人の根岸さん 

 

2人の職人の力を借りながら、「思わず旅に出たくなるバッグ」に仕上げました。使えば使うほど色合いにも「味」が出てきます。一般には販売しておらず、クラウドファンディングのみの数量限定の商品です。ぜひこの機会に、あなたの手元に。  

 

　　　　　　　　　　　バッグのサイドには「ESPECIALLY」の刻印 

 

　　　この中に、あなたの「SPECIAL」を詰め込んで「 ESPECIALLY 」な旅を

 

 

お届けする商品の仕様 

 

【トランク「SHORT TRIP】 

「全国のThe Bath＆Bedに行くためのバッグ」として製作（W48cm×H31cm×D16cm）。

2泊3日程度の荷物を収めることができます。 

 

 

 

 

【ミニトランク「WALK AROUND」ブラウン（ショルダー付き、ハンドルなし） 】

ショルダーの長さは、３段階で調節ができます。

 

       

 

【ミニトランク「WALK AROUND」ピンク（ショルダー付き、ハンドルあり）】

ショルダーの長さは、２段階で調節ができます。

ショルダーの取外しが可能となっており、シーンに合わせて使い分けることができます。

 

どちらもスマートフォンやポーチなどが入るサイズ（W20cm×H20cm×D9cm） です。

「The Bath ＆ Bedの周辺を散策するためのバッグ」として使ってください。

 

 

 

 

                　　　　　特別な時間や体験をより特別なものにしてくれるアイテム

 

 

 

▼私たちはこんなTeamです 

 

株式会社グッドネイバーズ / 株式会社エンジョイワークス

       

 

鎌倉・葉山で古民家や蔵を活用した一棟貸しの宿や企業研修所、廃工場を活用したシェアアトリエ、元魚屋をリノベーションしたカフェなどの運営を行っている会社です。このノウハウを活かして、「泊まれる蔵」プロジェクトにも力を入れていきます。蔵は日本中に多く点在し、伝統のある、日本人にはなじみのある建築物ですが、現在は開かずの間となっているものも少なくありません。日本中にある蔵を、葉山と同様に泊まれる蔵として再生し、そのモデルを展開していくことで、新しい旅の仕掛けを全国につくっていきたいと思っています。今回、このクラウドファンディングの募集をする際に、The Bath & Bedに持って行くのに丁度よい、クラシカルなバッグを製作しました。ぜひ、このバッグを持って全国のThe Bath & Bedを楽しんでいただきたいです。  

 

 

株式会社電通   

「The Bath & Bed シリーズ」のブランディングとプロモーションを担当しています。電通がこれまで培ってきたマーケティング力やクリエイティブ力等のスキルを掛け合わせることで、ほかにない上質な世界観のブランドの確立を目指します。私たちは、日本全国の魅力あふれる素敵な地域を、蔵とリノベーションの力で応援したいと考えています。蔵の数だけその土地の「蔵ステイ」の特別な過ごし方を生み出すことができると思います。新しい旅の魅力を創出し、未知の出会いと体験を作り出す。私たちのプロジェクトでは、そんな未来を少しずつ実現していきたいと思っています。   　　　　  

 

　　　「The Bath & Bed Hayama」のコンセプトワークショップに参加されたみなさん

 

 

Teamに参加するスペシャリスト

インテリアスタイリスト　石井佳苗さん​

衣食住のライフスタイル提案を中心に、暮らしまわりのスタイリングを手がけるインテリアスタイリスト。「The Bath＆Bed Hayama」のプロジェクトスタート時から参加いただいています。「蔵らしさを残しながらギャップも感じてもらえる」ことをテーマに、これまで4つの蔵、すべてのインテリアを手掛けています。照明の明るさやベッドの高さ、鏡の位置からソファーの素材、空間に合わせて選んだ一つ一つのアイテム、それら小さな「演出」の数々が、蔵ステイを特別なものにしてくれています。

 

事業を進める私たちに加えて、石井さんをはじめとしたスペシャリストのみなさん、宿泊するみなさん・地域のみなさん・活動を応援してくださるみなさんが合わさって、ひとつの「The Bath & Bed Team」になります。

 

 

▼今後の展開

 

　　　　特色を活かした4つの蔵（左上から右回りで葉山・佐久穂・立山・小布施） 

 

私たちは、日本全国の魅力あふれる素敵な地域を、蔵とリノベーションの力で応援したいと考えています。「The Bath & Bed」を目的に、旅行に訪れる人が増える。蔵が拠点となって、地元の人々と旅する人とが交わり、笑顔が生まれる。そんな場所を、みんなで作っていきませんか？