あなたが作るオリジナル本「みんなのタイル図鑑」を完成させよう

 

 

 

自己紹介

 

はじめまして。私は『多治見市美濃焼タイル振興協議会』の宮川憲市と申します。私は、タイル名称統一100周年をPRするため「100年委員会」に所属し、今回のクラウドファンディングを担当しています。

 

今、タイル名称統一100周年を迎えたこの機会に、「次の100年」を想像し、そして“タイル”という概念を越えて、まだ見ぬ「未来のタイル」へと、新たな一歩を進めたいと思っています。

 

 

多治見市美濃焼タイル振興協議会を立ち上げた経緯

 

岐阜県多治見市笠原町は、美濃焼と総称される「やきもの」の中でも、茶碗とタイルに特化した"まち"として歴史を重ねてきました。そんな"まち"に「多治見市美濃焼タイル振興協議会」（以下、「美濃振」と略します）の事務局があります。

 

「美濃振」は、笠原町のタイル産業の振興を推進していた笠原町美濃焼振興協議会が、多治見市と合併後の2011年に名称変更して成立した任意の団体です。同会には多治見市内を中心とするタイルメーカー、商社、原料などの組合が参加しており、地場産業「美濃焼タイル」の業界を取りまとめ、行政と連携し、タイルの振興発展、需要喚起、PRに努めています。

 

写真：100年委員会の様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　　

 

 

多治見市美濃焼タイル振興協議会の活動について

 

これまで、「美濃振」は、東京ビッグサイトで毎年開催される建築建材展に出展したり、年間数回にわたり各地で工作のワークショップを開催したりすることによって、タイルのPR活動を進めてきました。

2022年は、「タイル」という名称が統一的に使用されるようになってから100周年という記念の年であることから、全国タイル工業組合が中心となって、今まで以上に、積極的に数々の事業を計画・推進しています。

 

「美濃振」も、地元である多治見でこの機運を盛り上げていきたいと考え、偶然にも同じく本年創業100年を迎えた東濃信用金庫と共同で、本プロジェクトを立ち上げました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

今年は、1922年（大正11年）4月12日、東京上野で開催された平和記念博覧会での全国タイル業者大会において、化粧瓦、貼付煉瓦など、それまでの様々な呼称から「タイル」という名称に統一されて100周年を迎える年になりました。

 

 写真：多治見市モザイクタイルミュージアム                 　　　　　　　　　　　　　　　　　  

 

これをきっかけに、タイルの歴史や魅力を伝えるべく、「タイル名称統一100周年記念実行委員会」を立ち上げ、さまざまな記念行事に取り組んでいます。

 

 

映像：全国タイル工業組合　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

こうした事業のひとつとして、作り手側からのアピールだけではなく、タイルを使っておられる市民の方々の視点を、PRにつなげたいという思いから、フォトコンテストとフォトブックのプロジェクトが立ち上がりました。

 

 

「タイルの魅力」を広めたい！！

 

タイルは四角いイメージがありますが、植物の形や動物の形、幾何形体等デザインも用途もさまざまで、暮らしに彩を与えるエッセンスだと思っています。

深みのある土の色から透明感のあるガラス質の釉薬まで、豊かな色幅をもち、水や熱を通しにくく消耗しにくい性質は、やきものならではの特長です。生活空間や街並みに取り入れると、風景にまで彩が生まれます。こうしたタイルの魅力を、全国にもっと広めていきたいと考えています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

写真：多治見市モザイクタイルミュージアム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

　「まちなかタイルフォトコンテスト」実施中！

 

今年は、「タイル」に関する記念行事が沢山行われます。そのひとつとして地元の金融機関である東濃信用金庫が「まちなかタイルフォトコンテスト」を実施しています（※）。東濃信用金庫も本年が創業100周年の年となり、現在までに共に手を取り合い頑張ってきました。

 

（※）問い合わせ多数につき募集期間延長。～令和4年6月15日（水）まで

 

 

 

今では、「タイル」はいろいろな場所に、いろいろな用途で使われています。現在、まちなかで目にする、魅力的な「タイル」をフォトコンテストで集め、普段気が付かないタイルの魅力を皆さんと共有したいと思っています。

 

 

あなたの写真が、図鑑に載るかも！？

 

このようにして皆様が応募してくださった写真は、皆様にとって身近なタイルの姿です。私たちは、これらの入賞・入選作品を用いて、分類、説明を加え、「みんなのタイル図鑑」を作成したいと考えています。

 

それによって、さりげなく生活を彩るタイルにも名前があり、意味があることが伝えられるのではないかと考えます。ぜひ、「みんなのタイル図鑑」を作り上げるお手伝いをいただきたくお願いいたします。

 

「まちなかタイルフォトコンテスト」について詳しくはこちらから。ご応募をお待ちしています。

★東濃信用金庫　公式インスタグラム

https://instagram.com/tono_shinkin?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

 

そして、あなたの街のタイルアートのフォト、「タイル」の歴史、製造工程、タイルアートマップなどを「みんなのタイル図鑑」にギュッ！と詰め込んで、みなさんにお届けします！

 

今回のクラウドファンディングでは、多くの方に「タイル」の魅力を知ってほしいと思っています。

 

 

プロジェクトの内容

 

本プロジェクトでは、「タイル」ファンの撮った写真の中から入選作品が選ばれ、その作品を地域ごとに紹介する本を制作します。

 

本は、タイルの製造方法や機能などの特徴を優しく解説し、一般の方から送られてきた身近なタイルの写真を生かすことで、読者の生活環境にあるタイルに目を向けていただける内容とします。

 

イラスト、図解を活用し、やさしい日本語を用いて、目で見てわかりやすい「図鑑」を目指します。  タイルの種類、作り方、歴史を簡潔に示すことで、タイルに関心のない方も興味をもつ「きっかけ作り」として取り組みます。  併せて、市内のタイルがある場所を示したマップによって、多治見の観光促進につなげたいと考えています。

 

本を片手にまちなかのタイルアートを巡っていただくのもよし、知らない街に旅に出ていただくのもよし、「タイル」のいろいろな魅力に接していただける一冊です。

 「タイルの可能性を多くの人に知ってもらいたい」そんな想いで作る、タイルの魅力をぎゅっと詰め込んだ、体感できるクラフトキット付きの「みんなのタイル図鑑」。

 

多くの皆さんと一緒に制作したい想いで、このクラウドファンディングを行います。また、当地・多治見市笠原町に実際にお越しいただき、タイルの魅力を肌で感じ取っていただくきっかけになるといいなと思っています。

 

 

※写真は応募作品より抜粋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

「みんなのタイル図鑑」はこうやって作ります

 

◎「まちなかタイルフォトコンテスト」開催　※写真は応募作品より抜粋

 

 

◎「みんなのタイル図鑑」構成の打合せ

 

 

◎入賞作品の決定　※写真は応募作品より抜粋（例）

 

 

◎タイルアートマップの掲載　※写真はイメージです

 

 

◎世界でひとつの表紙（ブックカバー）を作成

 

 

【世界にひとつだけ】の、あなただけの表紙を作りませんか？

 

本には「クラフトキット」として、タイルを同封いたします。

表紙にタイルを貼り、ご自身のセンスで仕上げます。

お好みのタイルを購入・追加して、さらに素敵な図鑑にするのもいいですね♬

 

 

「みんなのタイル図鑑」ブックカバーの作り方はこちらから！

 

 

 

「みんなのタイル図鑑」のコンテンツ

 

（１）フォトコンテスト入賞作品×タイルの分類

入選作品を種類別に紹介しながら、自然と身近なタイルを見分けられるように導きます。

 

（２）タイルマップ

市内のタイルがある場所については、マップに表示し、「見に行こう！」につなげます。加えて、知る人ぞ知る関係者おすすめタイルスポットを表示します。

 

（３）「タイルって何？」（定義・歴史・作り方）

タイル名称統一100年に絡めながら、歴史や製造工程を簡潔に紹介。（１）のタイルの分類とも関連付けてページをめくる楽しさが生まれるように工夫します。

 

 

資金内訳

• タイル図鑑制作費用　1,000千円　
• 返礼品送料　220千円　
• 手数料　280千円

 

推薦者

 

◎多治見市長　古川雅典氏

 

 

◎モデル・タレント　鈴木ちなみ氏

 

 

◎建築史家・建築家　藤森照信氏

 

 

 

プロジェクト終了要項

 

制作物：B５サイズ冊子

出版完了予定日：2022年9月予定

著者：多治見市美濃焼タイル振興協議会

発行部数：500～3,000冊（クラウドファンディングの募集金額次第）