支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 149人
- 募集終了日
- 2023年10月31日
50年の伝統を未来へ。フランス風郷土料理『﨔』復活プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 805,000円
- 支援者
- 39人
- 残り
- 32日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 16,687,000円
- 寄付者
- 1,745人
- 残り
- 4日
世界遺産の島で「五島焼」を復活させ、陶芸工房をつくる
#地域文化
- 現在
- 2,313,000円
- 支援者
- 124人
- 残り
- 30日
時を刻む永遠の美・伝統技術が生んだ『Sランク』職人の未来の為に
#地域文化
- 現在
- 243,870円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 34日
歩けるのがうれしい失明犬の光ドッグバンパー製作費の継続支援をぜひ!
#医療・福祉
- 総計
- 4人
短下肢装具を着用したまま実用的にお洒落に履けるレディース靴を作る!
#医療・福祉
- 現在
- 10,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 4日
ペットロスに一石を。*tricot-parrots.com*
#地域文化
- 現在
- 5,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 49日
プロジェクト本文
終了報告を読む
<達成の御礼とネクストゴールについて>
9月5日よりスタートいたしましたクラウドファンディングですが、10月18日に目標金額である200万円を達成いたしました。ご支援してくださいました皆様に、心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングが成立しなければ、復興の計画そのものを見直さなければなりませんし、クラウドファンディングに挑戦する時は、皆様よりどれ位応援して戴けるか正直不安でした。しかし、皆様からのたくさんのご支援のおかげをもちましてプロジェクトを決行できることになり、心から嬉しく思っています。コメントやメッセージで、ページに書いてあるような思いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというコメントをいただくたびに、たくさんの方々に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
そして現在着々と準備が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は250万円です。ネクストゴールで戴きましたご支援金については、創業以来お店を守ってきました看板と暖簾の制作、より上質の菓子をつくるために、厳選した原材料の当初仕入れのための費用として、大切に活用させていただきます。
※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施させていただく予定ですが、皆様からの多くの御支援をいただければ幸いです。
皆様からの思いを無駄にしないように努めてまいりますので、の頃の期間を、引き続きご支援、ご協力、そして拡散・広報のご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。
2023年10月18日 追記
手づくり菓子工房 小松屋又三郎 小松 尚
自己紹介
皆さまこんにちは、和菓子処小松屋又三郎の小松尚です。
天保三年(1832年)湊町酒田に創業した和菓子店「株式会社小松屋」は、明治、大正にかけては本間家を始めとする得意様の御用回りなどをして経営は順調でした。昭和28年に法人化し、竹久夢二の随筆「風のやうに」にも登場する呉竹羊羹を看板商品として売上も順調に伸ばしました。
その後、昭和51年酒田大火後復興のための費用や、地元百貨店の撤退、商店街の衰退、お中元やお歳暮、葬儀や法事などの需要の変化により、売上はピーク時の半分にまで落ち込み、令和元年7月22日をもって180余年の暖簾を下ろし、事業停止となりました。自己破産手続きの申請から令和2年9月に破産手続きの受理、並びに免責許可の決定を受けました。
私は初代小松又三郎により創業してより9代目です。北前船の往来により栄えた上方文化の中で、京菓子の製法を受け継いだ「雛の飾り菓子」は2015年にはイタリアミラノでの国際博覧会にも出展した、菓子両面木型を使用した日本でも珍しいものです。
現在はこの先代より受け継いだ飾り菓子をなんとか後世に伝えたいと、復刻に懸命に取り組んでいます。そして伝承の和菓子を皆様に改めて楽しんでいただくための手作り和菓子店を再興したいと意を決しました。
受け継がれた貴重な江戸時代からの菓子製法帖や見本帖、そして両面菓子木型類を保存し、酒田に伝わる京菓子づくりの技術の伝承と後継者を育成するために、旧廻船問屋の町屋「家坂亭」の敷地内に菓子店舗を復活するというプロジェクトを立ち上げた次第です。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
暖簾を下ろしてより、地元のお客様や山形県内外の方々より、呉竹羊羹、呉竹最中を始めとする製品の復刻の要望や、伝承技術、後継者の育成の要望をたくさんいただき、ゼロからの再出発の決意を後押ししていただきました。
私自身下を向きがちな日々の中で、このような多くの皆様からの応援や激励は、改めて今私にできること、私がやらなければならないことを明確にするきっかけとなったのは間違いのないことです。
伝承の飾り菓子は、菓子の原料を使用していますが、目で見て楽しむお菓子で食することはできません。訪れたお客様やお友達が、玄関先又は床の間やサイドボードの上にさりげなく飾ってあるこの飾り菓子を見て、「綺麗!」、「かわいい!」という会話から、その日の楽しい出会いと会話の時間が生れるきっかけになれば、という思いを込めて制作したものです。
お雛様の時期、端午の節句の時、酒田の家々では、この飾り菓子がお人形の前を彩ります。この木型は江戸末期より明治にかけて、京都の菓子木型職人を招き、数年をかけて制作した日本でも珍しい両面の木型です。飾り菓子は国内では赤坂とらや本店様、目黒雅叙園百段飾り始め、全国各地の料亭様や老舗旅館の雛祭りでもご愛顧いただき、海外ではイタリアミラノ国際博覧会にも出展いたしました。
プロジェクトの内容
酒田湊町に残る旧廻船問屋の敷地をお借りし、こじんまりとした手作りの和菓子工房として「小松屋又三郎」を開店し、製品の製造並びに販売の拠点といたします。
資金の使途についてはかかる費用250万円ほどの中で、工房の菓子製造並びに販売設備として200万円、当初開店のための原材料調達や包装資材などの運転資金として50万円を見込み、クラウドファンデイングでは200万円をお願いし、残りは自己資金で賄う予定です。
これからの予定は、本年11月の開店を目指し、店舗内の設計と設備資材の調達をすすめていきます。
ふるさとで長い間愛され、親しまれてきた地域文化素材が廃れていく事例は全国にたくさんあると思います。長く続いたものには必ずその理由があり、その地域らしい魅力があることでしょう。クラウドファンデイングで全国の皆様が、自分のふるさとの魅力の種をもう一度見つけ出し、復刻の応援をすることで、少しでもふるさとが元気になる機運が広がればと祈っています。
私は、再開を期待し応援していただいた皆様に、具体的に伝承和菓子の復刻と、後継者の育成という具体的活動で御恩返ししたいと思っています。そして気軽に立ち寄って戴き、酒田の歴史や昔話を交えながら、コミュニケーションの場になれるように向き合ってまいります。
何卒、ご支援いただく輪が全国に広まり、それぞれの地域の一つ一つの魅力の種が芽をふいていくことを願っています。
湊町酒田の手作り菓子工房「小松屋又三郎」
〒998-0037 山形県酒田市船場町1丁目7-46 旧廻船問屋「家坂亭」敷地内
主要製造販売商品:呉竹羊羹、手詰め呉竹最中、季節の和菓子
プロジェクトの展望・ビジョン
皆様に愛される店と、後継者が自身と責任をもって、菓子づくりで地域貢献できる拠点とします。
又、和菓子づくり教室や飾り菓子制作体験も開設します。ふるさと酒田の皆様に和菓子で季節感や生活風習、そしてまちの歴史を伝えていきます。
- プロジェクト実行責任者:
- 小松 尚 (小松屋又三郎)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年10月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
創業天保三年(1832年)の和菓子店を閉店しましたが、その伝承技術と日本唯一の「飾り菓子」の保存伝承と伝統の呉竹羊羹、呉竹最中の再販売のため、手作り和菓子工房として再建することになりました。そのための開店準備のための、設備資金や運転資金、契約金などの費用に充てるためです。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 製造販売の拠点は、現在旧廻船問屋の観光施設敷地内の新築物件に入居予定です。 新築物件は現在設計が進行しており、完成は11月初旬を計画し、店の開店は11月中旬を目指します。 ・食品製造に係る菓子製造許可は、本年11月完成予定の建物にテナント店舗として入居予定です。 現在、厨房設備会社と私本人とで保健所と相談しながら内容を詰め、物件が完成し引き渡しになった段階(2023年11月初旬)で、庄内保健所より審査していただき、菓子製造業許可並びに飲食店営業許可を取得する予定です。 ・製造の責任者として、私小松尚は、9月20日山形県庄内保健所の開催する食品衛生責任者講習に参加し、 食品衛生責任者を取得予定です。
- リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 菓子製造業許可(2023年11月初旬取得予定)
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 知人と自己資金にて対応
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プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
10,000円+システム利用料
湊酒田の飾り菓子「丸ざる・豊楽」
日本で数少ない菓子両面木型を使用した「飾り菓子」。天保三年創業以来受け継がれた伝承の逸品です。
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
30,000円+システム利用料
湊酒田の飾り菓子「桐箱中・飛翔」
日本で数少ない菓子両面木型を使用した「飾り菓子」。天保三年創業以来受け継がれた伝承の逸品です。
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
50,000円+システム利用料
湊酒田の飾り菓子「桐箱大・福寿」
日本で数少ない菓子両面木型を使用した「飾り菓子」。天保三年創業以来受け継がれた伝承の逸品です。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月