福島の今を世界に発信する映画をマレーシア人と共に撮影したい!

支援総額

1,110,000

目標金額 1,000,000円

支援者
126人
募集終了日
2020年2月28日

    https://readyfor.jp/projects/tkc?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む


福島の今を世界に発信する映画を、マレーシア人と撮影したい!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。ともだち・カワン・コミュニティの中鉢典子と申します。青年海外協力隊としてマレーシアで活動したのち、現在は福島市内に住んでいます。

 

ともだち・カワン・コミュニティは、2019年1月にマレーシア人の友人ハムザとともに始めたプロジェクトです。国境を越えて「カワン」(マレー語で「ともだち」を意味する言葉)になることで、お互いをもっと知りたい、困っていたら助けてあげたい、と思うような関係性づくりを目指しています。これまで、福島の皆さんとマレーシア人が交流できる機会をつくる活動をしてきました。

 

そして私たちは今年、活動を通して心の交流が生まれる様子と、福島で今を過ごす人々の様子を、ひとつのドキュメンタリー映画にまとめようと考えています。この映画は、福島の皆さんにとって、今の福島のリアルな姿を伝えるひとつのツールになると考えています。完成した映画はマレーシアをはじめ世界にむけて発信し、まだ知られていない福島の魅力を伝えていく予定です。

 

また「福島のために行動しているマレーシア人がいる」ということを、たくさんの方に伝えることで、福島の皆さんに勇気を与えることはもちろん、マレーシア人を身近に感じ、相互的な交流が生まれるきっかけとなれば嬉しいです。

 

 

 

学んだのは「ともだちのありのままを認めること、
ありのままの自分でともだちのために行動すること」

 
私は2015年から約2年間、青年海外協力隊としてマレーシアのサラワク州に派遣され、サラワク州立図書館で活動をしていました。そこでは日々、新鮮な発見がたくさんありましたが、一番印象に残っているのは、100ほどの民族が異なる生活習慣、食文化、宗教を認めあい、「違いを楽しもう!」とする前向きな姿勢でした。

 

多様な背景を持つマレーシア人と接していると、ひとりの人間として「ともだち」になれたと感じることができました。そして、ともだちだからこそ、この人のことをもっと知りたい、困っていたら助けてあげたい、離れていてもこの人がいるから励まされる、と思うようになりました。これが「ともだち・カワン・コミュニティ」の原点ともいえる感情です。

 

 


きっかけは、マレーシア人のハムザからの連絡でした

 

日本に帰国したあと、私は福島の生活の中で本当にたくさんの方に支えていただきました。「福島に対して何か自分にもできることがないか」と思っていた丁度その時、マレーシアのボランティアセンターで働く友人、ハムザから一本の電話がきたのです。これが、ともだち・カワン・コミュニティのはじまりでした。
 
マレーシアにはこれまで、50年以上にわたって日本から青年海外協力隊が派遣されてきました。ハムザは、「マレーシアは日本人からたくさん学んできた。今度はマレーシア人のボランティア精神や苦難の乗り越えてきた経験を活かして、日本の困っている人のために、お互いを助け合うコミュニティをつくりたい!」と熱心に訴えてくれたのです。特に、東日本大震災の中でも被害の大きかった福島県で、大変な思いをされた方々の心のケアに入りたい、というのがハムザの希望でした。
 
私はハムザが「日本のために何かしたい」と提案してくれたことに心から感動しました。そしてこの機会に、私自身お世話になったマレーシアと、大好きな福島を繋ぐ活動を始めよう、と決意したのです。2019年1月以降、これまでに3回マレーシア人を福島によび、福島の皆さんと実際に会って交流する機会をつくる活動をしてきました。

 

2019年7月、ハムザ来福、復興支援住宅の皆さんの体験談を聞いているところ
2019年9月、アンジェリーナ来福、アートワークショップを開催
2019年12月マレーシア人で障がい者雇用施設を経営するキューさん、ボンさんが来福

 


人の痛みを感じ、その人のために行動しようとする。
福島とマレーシアの共通点。

  

福島の人とマレーシアの人の間には、お互いにその場所へ行ったことがないからこそ、さまざまな誤解が生じていると感じます。日本人の友人にマレーシアの印象を聞くと、経済的に遅れている、イスラム教徒は怖い、イメージがそもそもない、などのコメントが返ってきます。またマレーシア人に福島の印象を聞くと、震災時のイメージが強い、放射線が心配、食べ物に不安があるなど、消極的な答えが返ってきます。

 

一方で、活動を続ける中で気づいたこと、それは福島とマレーシアの共通点です。福島県民は、震災や2019年の台風19号でつらい経験しました。そして、マレーシア人も毎年の洪水や地域格差などの様々なつらい局面にぶちあたっています。福島県民もマレーシア人も、つらい経験をしたからこそ、つらい経験をしている人の気持ちが分かり、乗り越えようとする力があるのです。

 

そこで今後は、ともだち・カワン・コミュニティとして引き続き福島県民とマレーシア人とが交友関係を深める機会をつくりながら、心の交流の様子をより多くの人に伝えていきたいと考えています。

 

障がい者の一般就労に向けて話す座談会で当事者のメッセージに耳を傾けるマレーシア人と参加者
手話を使ってマレーシアの福祉事情について熱心に質問してくださる方々
着物姿で福島テルサさんのマレーシア写真展をPRするアンジェリーナ。この会場が映画上映会に。

 

 

映画【カワン ~ふくしまとマレーシア人のであい~】制作へ

 

そこでスタートしたのが、今回の映画制作プロジェクトです。福島県民とマレーシア人の交流の場面にスポットを当てることで、未来に希望を感じられるような人と人との心の交流の様子を、ドキュメンタリー映画として多くの人に見てもらいたいと考えています。

 

<映画の概要>
・タイトル:【カワン ~ふくしまとマレーシア人のであい~】(仮)

・上映予定:7月中に福島市内で完成上映会を開催、その後も継続的に福島およびマレーシアで上映イベントを開催するとともに、DVDにしてたくさんの方に観ていただけるようにしていく予定です。

 

アンジェリーナとドゥードゥリングという手法でオランウータンを描くワークショップ
竹を使ったマレーシア料理を学びに宮城県からも助っ人が来福
雑誌や色紙をちぎってオランウータン保護啓発のコラージュ完成!

 

 

私たちがクラウドファンディングに挑戦する理由

 

今回皆様からいただくご支援は、映画の制作に必要なマレーシア人の渡航費、国内移動費、福島県民とマレーシア人がお互いの心に寄り添った交流するための交流費などに使用させていただきます。

 

「映画を制作する」ということだけならば、他にも方法があるかもしれません。しかし私たちは、この映画を多くの方に知っていただき、観ていただき、いまだ会ったことのない「ともだち」がいるという安心感、生きていてよかったと思える温もり、ハッピーな笑顔が生まれる瞬間を感じてもらいたいのです。そのため、様々な人の力を借りてひとつのものを作り上げる、クラウドファンディングという方法に、あえて挑戦してみることにしました。

 

私たちは、クラウドファンディングを通して、この想いに共鳴してくれる世界中の人と「ともだち」になりたいと考えています。 

 

福島大学災害ボランティアの皆さんとディスカッション

 


互いの心に寄り添う関係性づくりをめざして。

 

ともだち・カワン・コミュニティは、相手の心に寄り添い、心から元気になってもらうために行動することを信念しています。小さな行動の積み重ねが、多くの人の心からの幸せと笑顔を生み出し、平和な未来を創り出していく土台となると信じています。

 

今回の映画のプロジェクトは、マレーシア人と福島県民が共に福島県の今を伝えるプロジェクトです。この活動を通して、世界はひとつ、人と人とがつながって生きているのだという感覚を共有できれば、福島とマレーシアとの間に、国を越えて助け合う精神が育っていくと期待しています。「カワン」としてお互いをもっと知りたい、長く付き合いたいと思える間柄を築いていきたいと思っています。

 

皆さんとこのプロジェクトを一緒に実現させるため、ご支援をいただけたら嬉しいです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
 

一瞬にして、言葉ではなく、心でつながる。

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 


中鉢 典子
青年海外協力隊として2015年から2017年に渡り、マレーシアのサラワク州立図書館にてボランティア活動をしていました。今回の映画プロジェクトでは、自身が福島県に住んでこれまでに出会った、年齢・性別・国籍・障害を問わない素敵な方々とマレーシア人が心を通わせる交流ができるよう様々な場面を設定するコーディネーターを務めます。

 

 

ハムザ /  Hamzah Saufi
人命救助の免許を持ち、マレーシアサラワク州でボランティア活動に日々専念しています。例えば、洪水や火事の被害を受けた人の救助や建物の修繕、救急救命のやりかたのワークショップを実施しています。2019年7月に来日し、東日本大震災で被害を受けた福島県と宮城県の人たちの心に寄り添う支援をしたほか、福島県の障がい者や小学生、中学生、大学生などと交流をしました。今回のプロジェクトでは、前回の経験を活かし、福島県民が必要としていることに耳を傾けた交流を実施します。また、映画撮影の監督としての役割を担います。

 

 

イカ /  Ika Sulastri Binti Mohammad Dahlan Donald
フリーランスの写真家で、グラフィック・デザイナーとして活動しています。写真やビデオを通して、人々の感情を表現することを得意としています。
これまでの経験は以下の通りです。
・薬物中毒経験者が立ち直るためのチャリティー写真展(2019)
・サラワク州クチン周辺の様々なイベントや雰囲気の写真やビデオの撮影
これらの経験を生かして、福島県民とマレーシア人がともだちとして理解を深めていく心の動きを映像に残します。

 

 

マヤ / Maya Restyla Binti Mohammad Dahlan Donald
イカの姉であり撮影アシスタント。機材の運搬や撮影場所の設営などを行います。マレーシア人の第三の目となることで、プロジェクト進行に必要なことを判断する役割を担います。日頃ボランティアをする機会が限られているので、今回社会に貢献すると同時に、より世界を広い視点でとらえたいと意気込んでいます。

 

 

一條 仁

生まれも育ちも福島の社会福祉士。学生時代、TOMODACHIプログラム生としてアメリカで福島の現状を発信&現地学生と交流する活動を行いました。現在は、善意の循環(恩送り)をカタチにした『ペイフォワードカフェ』を、福島、オーストラリアで開催しています。それらの活動から得られた知見を本プロジェクトで活かすべく、アドバイザーとして参加します。

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/tkc?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

青年海外協力隊としてマレーシアで活動したのち、現在は福島市内に住んでいます。 ともだち・カワン・コミュニティでは、相手の心に寄り添い、心から元気になってもらうために行動することを信念しています。その心の交流を通して「ともだち(マレー語でカワン)の輪を広げたいです。 ともだちだからこそ、この人のことをもっと知りたい。 困っていたら助けてあげたい。 離れていてもこの人がいるから励まされる。 そんな気持ちが生まれる活動を続けていきたいです。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/tkc?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

5,000


完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待コース

完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待コース

▷上映会にご招待(オリジナルステッカー付)1名様
▷サンクスレター

※上映会の日時や場所については追ってご案内いたします。2020年7月、福島市内で開催の予定です。

支援者
44人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待コース

完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待コース

▷エンドロールにお名前掲載・小(ご希望の方のみ)
▷上映会にご招待(オリジナルステッカー付)2名様
▷サンクスレター

※上映会の日時や場所については追ってご案内いたします。2020年7月、福島市内で開催の予定です。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

15,000


完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待&イベントご招待コース

完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待&イベントご招待コース

▷マレーシア人とのイベントにご招待します
▷エンドロールにお名前掲載・小(ご希望の方のみ)
▷上映会にご招待(オリジナルステッカー付)2名様
▷サンクスレター

※上映会の日時や場所については追ってご案内いたします。2020年7月、福島市内で開催の予定です。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待&イベントご招待&出演コース

完成した映画を一緒に観ましょう!上映会ご招待&イベントご招待&出演コース

▷映画に出演いただけます(ご希望の方のみ)
▷マレーシア人とのイベントにご招待します
▷エンドロールにお名前掲載・中(ご希望の方のみ)
▷上映会にご招待(オリジナルステッカー付)2名様
▷サンクスレター

※上映会の日時や場所については追ってご案内いたします。2020年7月、福島市内で開催の予定です。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースA

【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースA

▷しおり 1枚(マレーシア人画家のイラストと、福島滞在中につくった俳句が書かれています)
▷サンクスレター

※絵柄はこちらにお任せください。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースB

【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースB

▷マレーシア人画家が描いたイラスト(A5・1枚)
▷エンドロールにお名前掲載・小(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

※絵柄はこちらにお任せください。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースC

【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースC

▷マレーシア人アーティストによる手作りの雑貨
(下記のいずれかをお選びいただけます)
①肩掛けバッグ
②イヤリング小
③イヤリング大
▷エンドロールにお名前掲載・中(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

100,000


【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースD

【遠方からのご支援にもオススメ】マレーシア人アーティストの作品コースD

▷マレーシア人アーティストによるアート作品
(下記のいずれかをお選びいただけます)
①マレーシア人画家の絵画(A4・原画・アクリル)
②ネックレス(熟練した職人による1点もののアクセサリーです)
▷エンドロールにお名前掲載・大(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

▷エンドロールにお名前掲載・小(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

※このコースは、豪華なリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

▷エンドロールにお名前掲載・中(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

※このコースは、豪華なリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

100,000


【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

【豪華なリターンは不要の方へ】純粋応援コース

▷エンドロールにお名前掲載・大(ご希望の方のみ)
▷サンクスレター

※このコースは、豪華なリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


お気持ちコース

お気持ちコース

▷サンクスレター

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

プロフィール

青年海外協力隊としてマレーシアで活動したのち、現在は福島市内に住んでいます。 ともだち・カワン・コミュニティでは、相手の心に寄り添い、心から元気になってもらうために行動することを信念しています。その心の交流を通して「ともだち(マレー語でカワン)の輪を広げたいです。 ともだちだからこそ、この人のことをもっと知りたい。 困っていたら助けてあげたい。 離れていてもこの人がいるから励まされる。 そんな気持ちが生まれる活動を続けていきたいです。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る