殺処分ゼロを目標に！栃木に犬・猫の保護シェルターを作りたい

 

 

 

初めまして。動物（犬・猫）の保護活動を行っております。栃木しっぽの会、代表の林由季です。4人の子供を育て終わった普通の主婦です。

 

 

もともと動物が大好きで、動物愛護センターへ自分のできる範囲で、保護活動をしたいと思い団体登録をしました。30年保護活動を続けている中で、次第に想いが強くなり、もっとたくさんの命を救いたいと考えるようになりました。栃木愛護センターの団体登録をして5年になります。しかし現在は自宅での保護活動がメインのため、どうしても保護できる頭数は限られてしまいます。

 

より多くの命を救うため、クラウドファンディングでたくさんの方々の力を借り、栃木県内にシェルターを建設したいと考えています。どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願い致します。

 

 

 

 

この30年、止まらない収容動物の命を1頭でも多く救いたいという一心で活動を続けてきました。

命を奪う行為は非常に辛く、蚊やハエなども殺すことに抵抗があります。その中でも毛の生えている生き物は特に好きで、犬や猫等身近な動物は特別です。

 

ぼちぼち保護活動をしていた頃、宮崎県からプロットハウンドの「ハウル」の預かりをしました。

 

 

後に里親になりましたが「ハウル」は宮崎県の愛護センター収容時から危ない状態で入院してから

我が家に来ました。30kg程ある大きな犬で初めて会った時は無表情な犬でした。大きな犬なのですが、下半身不随で尿も便も自力排出できない状態。便は自然に出て来るので大丈夫でしたが、尿は朝晩２回導尿排泄です。カテーテルを入れシリンジで出すのですが嫌で嫌で何度も投げ出したいと思ったか。しかし、人は慣れるもので1ヶ月位で「ハウル」の閉ざされた寂しい目がだんだん明るい表情になり心を開いたことが嬉しく苦痛ではなくなり、導尿に失敗して顔にかかっても笑えるくらい自分が成長しました。

 

我が家の家族になって3年後星になりました。「ハウル」は上手な時間の使い方や心の置き場所、忍耐など様々な事を私に残してくれました。綴りながら「ハウルに会いたい」と悲しい気持ちになりました。送る度に辛い気持ちになり、二度と関わらないと思いながらもまた助けたいと続けています。

 

「栃木しっぽの会」として愛護センターからの保護頭数は、この5年で500頭以上、そのうち約400頭ほどは譲渡し、みんな幸せに暮らしています。

 

 

 

愛護センターは生かす場所ではありません。残念ながら今の日本ではほとんどが殺処分する場所です。

だからか犬達はどの子も心を閉ざし不安そうな表情です。愛護センターから保護し車に乗せると、いくぶんか表情が和らぎます。自分が置かれた状況を察知するのでしょうか。それから我が家に来て少しずつ心を開き表情が明るくなります。とても嬉しい瞬間です。至福のご褒美です。

 

 

 

 

栃木県内の犬の殺処分数をゼロにすべく、活動をしております。

 

現在は、愛護センターから保護をした犬たちのうち、50頭ほどを自宅で保護しています。自宅ですとボランティアさんの介入が難しく、犬達が家族にしか慣れません。次にスペースなどの問題で譲渡会の開催が難しいです。

 

シェルターができる事により、多くの人と関わる事で、犬たちも多くの方に慣れ、譲渡がしやすくなるのではないかと思いました。身も心も傷ついた犬達の安らぎの場にしたいです。

 

現状では譲渡先が決まってもスペースの問題で連れて帰る事ができず、センターで預かってもらう事が多いのですが、それでは十分なケアができません。シェルターを開設する事で、ボランティアさんの協力を得てケアができ、犬たちに愛護センターよりも安心して譲渡までの期間過ごしてもらうことができると考えています。

 

 

 

いただいたご支援で、もともと所有していた家屋の一部をシェルター用に改修します。

 

元々祖母の家の二階建て納屋を自分たちでキレイにしてシェルター開設を予定していました。資金がないので夫と２人で廃材をもらい少しずつ直していくつもりでしたが、夫も仕事をしていたり、廃材なので材料が足りなかったりと中々進みませんでした。このままだとシェルター開設の目処がたたず、その間にも保護すべき犬や猫たちは増えていきます。

 

どうにかしたい、その一心で今回クラウドファンディングを実施し、そのご支援金でシェルターの改装工事を進めて行きたいと考えました。

 

改修には200万円以上の費用がかかります。しかし今でも50頭の犬を保護しているので、収入はほとんど犬達に使い、シェルター改装にかかる費用全てを自己資金で賄うことが難しい状況です。どうかご支援のほどよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

命を繋ぐためのシェルターを作る事で、ボランティアさんに協力してもらいながら色々な環境、人に慣れ、譲渡をしやすくする事により、新たな犬生への早道とし、犬達のリハビリの場となるような環境を作りたいと考えています。

 

愛護センターの収容頭数が多い今だからこそ、命の受け皿となり、期限の付いた命の期限をなくすために、活動を続けていきたいと考えております。収容頭数が減ることにより、愛護センターが殺処分する場所でなく、保護する場所となるために、個々が終生飼育、適正飼育をすることで実現していくと考えています。殺処分がない未来が来るよう努力したいと思っています。

 

 

プロジェクトの概要を書いていて最初の思いや、関わってきた動物達への思いで、涙があふれ文字が進みませんでした。今後もこの思いを忘れず1頭でも多く、とりこぼす命がないよう努力致します。皆様のお力添え、どうかよろしくお願い致します。

 

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※お名前掲載について、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。