プロジェクト概要

報道ドキュメント『東電テレビ会議49時間の記録』の

自主上映会を、制作者を招き山形県鶴岡市で行いたい。

 

初めまして、実行者の村田則子です。

現在介護保険事業経営者(代表取締役)の傍ら、地域で反原発の勉強会を開催しています。

 

今回のプロジェクトでは、山形県鶴岡市庄内で、東北初の『東電テレビ会議49時間の記録』の上映会を行います。2011年3月12日~15日までの3日間、福島第1原発で何が起きていたのか。当時の中央制御室と同じ真っ暗な環境で、あの時間、あの原点に立ち戻る体験を共有したいと思います。

 

上映会開催にあたって、開催費用が不足しております。

皆様どうかご支援頂けないでしょうか。

 

(『東電テレビ会議49時間の記録』映像の様子)

 

上映するのは、3月12日から15日までの49時間の映像のうち、

インターネットで一般公開された10時間分をNPO法人OurPlanet-TVが

編集して、206分(3時間32分、DVD 前半・後半 計2本)にまとめた物です。

 

このドキュメンタリー映像は東京電力提供の映像素材をもとに非営利メディアのOurPlanet-TVが2013年に製作した報道ドキュメントです。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1664

 

内容としては、東電本店、福島第一原発、福島第二原発、福島オフサイトセンター、柏崎刈羽原発を結んで行われたテレビ会議の分割画面と会話のみです。しかし緊迫した現場の声には、どんな映像よりも、臨場感と迫力があります。また活字では伝わらない緊張感が迫ってきます。

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3/14 11:01:45
1F 吉田所長: 本店、本店!

本店: はい本店
1F 吉田所長: 本店、本店、大変、大変です。3号機、多分水蒸気だと。爆発が今起こりました。

 

■縦揺れが起きたとき吉田所長は何か起きたか、すぐにはつかめなかった。水素爆発ではなく水蒸気爆発といった根拠は不明だ。

(朝日新聞 記事提供 ― 木村 英昭記者)

「東電テレビ会議49時間の記録」(福島原発事故記録チーム 編 宮崎 知己 木村 英昭:岩波書店刊)より

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このドキュメンタリー映像は既にインターネット上には公開されています。しかしそれは細切れな上、誰が発信しているか分からないという問題がありました。それをできるだけ状況がわかるように、OurPlanet-TVの編集によって基本的な情報が挿入されています。

 

今回の上映会では、製作会社のOurPlanet-TVの代表理事、

白石草(はじめ)さんと、このドキュメンタリーの編集に協力した

朝日新聞記者の木村英昭さんがトークで参加してくださる予定です。

 

従来の公共放送や民間放送のほかに、市民が参加するコミニュテーメディアを第三の市民ジャーナリズムと位置づけ、人権問題や環境問題を市民の目で掘り下げていく、という取り組みもこれから日本にもっと広まって欲しいと思います。

 

白石草さん(写真左):
OurPlanetTV代表、一橋大学大学院地球社会研究科客員准教授/早稲田大学大学院ジャーナリズムコース講師

木村英昭さん(写真右):

朝日新聞記者。主著・共著は『官邸の一〇〇時間』『プロメテウスの罠』など。

 

(2013年11月30日 木村英昭さんを招いて話を聞く会にて村田の挨拶)

 

木村記者とはある研究会で同じ会員なのですが、拠点となっている東京神谷町にある大阪経済法科大学の麻生セミナーハウスで、そこが主催する公開講座「市民アカデミア」“原発報道から考える”(情報は誰のものなのか)をテーマに講座をもたれました。地方に住んでいるため、なかなかそのような講座に参加するのは難しいので、鶴岡での開催を依頼したところ快諾して下さり、実施することができました。

 

その企画段階から東日本大震災を忘れないためにも次は鶴岡で2014年の3.11の前に何かしたい、と考えていました。木村さんからも、『東電テレビ会議』の記録を観るのはどうか、との提案があり、私たちの希望とも一致したので実施することに決まりました。

 

なぜこの上映会を山形県の庄内で行うのか。

 

今から約40年前、1974年に鶴岡に“庄内原発”が突如浮上しました。その10年前には同じ目的でボーリング調査も行われました。候補地は砂丘地帯で民家が少ない、というのが一つの理由でした。私の住んでいるところから車で10分もかからないところです。しかしその事実を知る人は、当時もそうですが、現在もほとんどいません。

 

結局は立ち消えになりましたが、過去にそのような話があったことを改めて知ると、福島原発事故は決して他人事や遠い話ではありませんでした。さらに福島原発事故について詳しく知りたいと、また知らなければならないと思うようになりました。

 

(40年前の”庄内原発”報道)

 

これは東京電力の映像で反原発の映画ではありません。まず事故直後東京電力の中枢部がどのような対応をたったのか、事実を知って自分で考える、ということが大事ではないか、と考えます。観た人ひとりひとりが将来子供たちに何を残すのか、何を残さないのかを考える機会になれば、と思い企画しました。私の呼びかけに市民15名が応じてくださり、共に上映会を盛上げ、成功させるために動いてくださっています。

 

昨年の12月14日に東京婦選会館で行われた上映会で実際にこの映画を観てきました。上映前後と休憩の前に木村記者が、原子力発電の圧力と注水などの技術的な解説をしてくれたのはテレビ会議の内容を理解する上でもとても役立ちました。今後は、可能であれば様々な問題について“事実を知り考える”をテーマに定期的に、各分野での専門家の話を聞く会を鶴岡で開催できるような(仮称“庄内アカデミア”)企画なども念頭にいれております。

 

今回の上映会を実現することによって、次の3点を共有したいです。
① 福島第一原発事故について、東電の内部でどのような対応がなされていたか。その生々しいやり取りは事故原因の解明に迫るカギであること
② 市民にとって必要なのに公にされない資料は報道の力で取り戻す。プライバシーを理由に公開を拒否し続けた東電のテレビ会議が、ジャーナリストの報道キャンペーンによって部分的ではあるが開示され公になったので知ることができたことの意義
③ そうした動きの裏付けとなるのは市民の、読者のサポートである。普通の市民では知りえない事故後の事実がジャーナリストの粘り強い追究によって明らかにされた事は、今後の原発政策において貴重な判断材料の一つになること
そして、ひとたび事故が起きれば膨大な人々の命と生活を奪ってしまう原発は無いほうが望ましい、という認識をひとりでも多くの方に持ってもらいたいと思います。
 

上映会について

 

実施日は2014年2月15日(土)です。

会場は鶴岡市にある「鶴岡まちなかキネマ」、通称「まちキネ」の映画上映館、今回のホール定員は80名。

 

(鶴岡まちなかキネマ:上映ホール キネマ2)

 

私達一同、少しでも多くの人たちにこの場を共有いただき、それぞれ原発の問題を我が事と考えていただきたいと思っています。出来れば、もうひとつ大きな165名のホールでの上映を実現しようと動いております。

 

映画上映の冒頭、中間、終了後に白石さん、木村さんのお二人から、背景などの解説を頂き、関心を高める場としたいと考えております。

 

(まちキネホールでのトークの様子)

 

支援いただいた総額は、本映画上映会開催費用不足分に充てられます。

 

※支援達成金額が支援目標総額より多い場合、入場券販売実績が見込にいたらず、収入実績が見込より少なければ、その不足分に充当させていただきます。

不足分を超えて、ご支援いただけた分については、OurPlanetTVの活動支援金に寄付させていただきます。

 

引換券について

 

☆お礼メールの送付

こころをこめて、お礼状を送付させていただきます。


☆11月30日に鶴岡市で行わった講演

「木村英昭さんの話を聞く会」時の配布資料冊子

 


☆庄内協同ファーム“うすきり餅”

地元庄内で合鴨などを使って有機栽培で作られたお米からつくられたお餅を薄くスライスしたもの。おもちしゃぶしゃぶなども出来ます。

 

 

☆「メディアを作る ー 小さな声を伝えるために」白石草著(岩波ブックレット)

 

 

☆小野寺農園 有機無農薬つや姫

地元庄内で合鴨などを使って有機栽培で作られたお米 

(呼びかけ人もされている、有機農業農家「小野寺農園」の小野寺喜作さん、小野寺紀允さん)

 

☆『東電テレビ会議49時間の記録』鶴岡自主上映会(2月15日)入場券2枚

(会場:鶴岡まちなかキネマ)


☆朝日新聞記者 木村英昭氏 著書

「官邸の100時間」

「プロメテウスの罠1」

「プロメテウスの罠2」

   


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