早期発見と個別治療最適化で、膵臓がんで亡くなる患者さんを減らしたい

本プロジェクトの実施にあたって、全国で膵臓がんの治療に携わっておられる多くの先生方から、応援のメッセージをいただいておりますので、ここにご紹介させていただきます。

本日は、東京女子医科大学 消化器・一般外科 樋口亮太先生からのメッセージです。

胆膵領域を専門とする消化器外科医です。これまで数多くの膵がん方々の診断と治療を担当してまいりました。

膵癌は進行した状態で発見されることが多いため、消化器癌の中でも最も治療成績が不良であることが知られています。治療成績の向上のためには、早期発見と治療が重要ですが、なかなか難しいのが現状です。

古川先生のご研究である、“早期の膵臓がんを効率よく診断し治療する”ことができるようになれば、素晴らしい成績が期待できます。ただ、研究のための“遺伝子変異の網羅的解析”には多くの資金が必要となるため、ぜひとも皆様からのご支援、ご協力をいただけますことを、心よりお願い申し上げます。

樋口　亮太、本田　五郎、江川　裕人
東京女子医科大学　消化器・一般外科