応援メッセージ：関西医科大学 胆膵外科 教授　里井先生

本プロジェクトの実施にあたって、全国で膵臓がんの治療に携わっておられる多くの先生方から、応援のメッセージをいただいておりますので、ここにご紹介させていただきます。

本日は、関西医科大学 胆膵外科 里井壯平先生からのメッセージです。

膵臓がんの5年生存率はいまもなお7%程度であり、治る見込みの少ないがんとされています。診断時に70-80%は切除不能な状態で発見されることが大きな理由の一つとされています。

膵がんの早期診断は以前より重要視されてきましたが、いまだ発展途上の段階です。今回、古川先生が計画中の研究は、膵臓がんの早期発見ならびに患者さん個々に適した治療を行うために非常に重要と考えられます。

この二つの目的が成し遂げられれば、膵臓がんの治療に大きな進歩となり、世界中の多くの患者さんに恩恵を与える可能性があります。古川先生の挑戦を応援するとともに、多くの皆様のご支援ならびにご協力を心よりお願い申し上げます。

里井　壯平
関西医科大学　胆膵外科　教授