がまんのいらない入院環境実現へ。電動ベッドへの完全移行にご支援を

こんにちは！

東北労災病院クラウドファンディングチームです！

本日、目標金額の40％（480万円）に到達することができました。

ひとえに、皆様の地域医療に対する関心の高さ、当院の切実なお願いに対する御理解の賜物と存じます。この場を借りて深く御礼申し上げます。

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本日は久しぶりに「40」という数字にまつわる当院の特色をご紹介します。

今から40年前、1983年（昭和58年）２月に「管理棟」が竣工しました。

青葉区台原のランドマーク、８階建てのオレンジ色の建物が管理棟です。

竣工当初は病棟や手術室として、新病棟完成後は各階で外来を行っていましたが、現在は内視鏡センター（1階）、中央検査部（2階）の他、会議室などで病院管理部門が使用しています。

築40年ともなると、設備の古さは否めません。

例えば、エレベーターホールを訪れると、レトロな外観が私達を昭和の世界にいざないます。

エレベーターに乗り込み、今どき貴重な押しボタンで8階を選択すると、約40秒のゆったりとした旅を私達に提供してくれますので、思わず途中下車したくなります。

（定期的な法定点検をクリアしていますので安全面では何ら問題ありません。）

そんな管理棟ですが、2011年の東日本大震災をはじめ、宮城県を襲った幾多の震災を耐え抜いた屈強な建造物ですから、当時の設計者や建築技術者の方々に敬意を払いたいと思います。

建物本体が丈夫でも、内側（各種設備）の動作は日常的な確認が必要です。当院「中央監視室」では、建物設備の保全管理のため24時間監視体制を敷いており、来訪される皆様の安全をお守りしています。

建物は早々建て替えることはできませんから、その良し悪しを決定付けるのは耐久性と考えます。備品調度品の類は、いくら頑丈でも機能性が損なわれたら交換時期を迎えます。

当院の入院病棟に今なお68台存在する手動式ベッドは、目立った故障も無くまだまだ現役に見えますが、患者さんに「がまん」を強いているようでは、即刻退場願いたいものです。

一人でも多くの皆様から、当院クラウドファンディングの趣旨に御賛同を得られ、御支援をいただけますことを切に願っております。