プロジェクト概要

 

 

 

渋谷のスクランブル交差点から見上げると視線がぶつかる、4つの大型ビジョン

 

その巨大な4面すべてが連動した、壮大な映像作品『トキノ交差』が、4月から公開されます。


これでもかと作りこんだ渾身の作品だけに、その裏側をもう少し間近でじっくり見てもらえる機会を作り、もっとたくさんの人に届けたい!

 

そこで今回、『トキノ交差』原画展開催のためのクラウドファンディングを立ち上げました。

 

 

■『トキノ交差』とは

 

渋谷スクランブル交差点の巨大な4面ビジョンをすべて連動させ、観る者とその場所、環境音をも巻き込んだ、インスタレーションのような映像作品を作ってみたいーー。

 

日本画家であり、アニメ作家でもある四宮義俊監督はじめ、各界で活躍するクリエイターたちが集い、“本気”で作った60秒の作品。

 

「夜明けがやってくる。ピアノ線を弾くように……」

 

渋谷スクランブル交差点に佇む少女セナ。彼女が宙返りするその一瞬にフラッシュバックする、この土地の記憶、街の記憶……。一人の女性が宙返りしている寸刻の間に表現される、渋谷の1万年の歴史。

 

スクランブル交差点を舞台に、交錯するヒトと街の記憶。アニメと実写が溶け合い、観る者をリアルと幻想の狭間へと誘う、60秒の“四次元アニメ屏風”。

 

 

■監督

四宮 義俊(しのみやよしとし)

【プロフィール】

日本画家であり、アニメーション作家でもある稀有なスタンスで、伝統的な日本と新しい日本をクロスオーバーさせるクリエーター。 大ヒットアニメ「君の名は。」では物語の鍵となる重要な「回想シーン」の演出。そのほか「言の葉の庭」キービジュアル、「この世界の片隅に」水彩画、「劇場版ポケットモンスター キミに決めた!」ポケモン映画20周年記念ビジュアル制作。 文化庁メディア芸術祭「水槽の虎」など。

http://shinomiya.main.jp/

 

 


 

 

 

■はじまり:

「やってみたい」で集まった、豪華すぎる(!?)プロジェクトメンバーたち

 

スクランブル交差点の4面ビジョンでひとつの作品を作ってみないか。

 

そんな話が立ち上がったとき、クリエイティブディレクターとして関わることになった松宏彰がまず声をかけたのが、四宮義俊でした。

 

歴史と革新がカオスのまま共存している街・渋谷。その中心に存在するスクランブル交差点。この魅力を表現するには、日本画とアニメの感覚を併せ持つ四宮さんしかいない、という直感でした。「四宮さんであれば、まるで和室に置かれる4面屏風のように、その場を変容させる映像が作れるに違いない」と。

 

打診を受けた四宮も、制作を快諾。さらにプロデューサー松尾亮一郎にも声をかけ、制作のコアメンバーが固まりました。

 

その後も、出演者、衣装制作、音楽制作、アニメーション制作など、各界の気鋭のクリエイターが集合。「チーム交差」が結成されました。

 

たび重ねたチーム会議。

 


 

■作品のこだわり:
日本画とアニメーションと実写の融合。渋谷に浮かび上がる白昼夢。

 

制作チームみなで前提として共有したのは、

 

・四宮義俊の作家性が存分に発揮できるようにすること
・渋谷という場所性を生かすこと 

 

その上で「スクランブル交差点に立ってこの映像を見ている人、その場の現実を巻き込む映像にしたい」。現実のスクランブル交差点に、アニメで作られたイメージの渋谷を出現させる。だからこそ、わずか1分の映像ながら、たくさんのこだわりと仕掛けが詰まった作品になっています。

 

①美術

アニメ部分の背景美術は、カメラマッピングによる渋谷3D表現や、時代考証にこだわりました(リテイクが山ほど出ましたが……)。たった数秒のカットにも、情熱と情報量を詰め込んでいます。

 

 

実写パート

アニメの渋谷と、現実の渋谷を交差させるため、実写パートのキャストとしてモデルの「やね」をアサイン。衣装デザインはファッションレーベルchlomaに依頼。そのデザインがアニメにも反映されています。アニメと実写の切り替わりに部分にも細かなこだわりが。ご注目ください。

 

 

音楽

音楽はNETWORKSが担当。サウンドエフェクト(効果音)も融合させ、4面ビジョンそれぞれに音を割り当てました。「その場の現実も巻き込む」ため、周辺の環境音も取り込んで聞いてもらえるよう設計しています。

 

 


 

制作プロセス自体がエンターテインメント。

多くの方にじっくり見てもらえるチャンスを作りたい。

 

今作は、各方面のクリエイターたちから大いなる協力を得て完成しました。


だからこそ、何度も何度も見てほしい。そして叶うなら、その「制作の裏側」までお見せしたい!

 

下絵でも展示に耐えうる四宮監督とスタッフの原画、背景を、原画展を開催してみていただきたい。そして、願わくば原画展の記録にもなる本…原画集(図録)を作成したい。四宮監督とスタッフの叶えたい願いです。

 

 

目標金額(180万円)を達成できれば、下記の通り原画展を開催することが叶います。さらに、もしネクストゴール(400万円)まで達成できれば、リターン品としてご用意する予定のリーフレットを、より内容を詰め込んだ原画集(図録)にパワーアップすることができます。

 

この思いに共感くださった方、作品の裏側を覗き見てみたいと思ってくださった方。どうか、実現のため、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

■原画展 企画

2018年8月中旬〜9月上旬(詳細日程はのちほど発表予定)

@渋谷ヒカリエ8階 ショーケース aiiima

入場無料

※渋谷近辺で、会場変更の可能性もあります

※クラウドファンディングが達成できなければ、原画展企画は中止となります。

 


 

 

■四宮監督からのメッセージ​:

ヴァナキュラーな空間としての渋谷、だからこそ。

 

高度成長期、バブル経済、あるいは震災後の計画停電の様子……。過去から現在につらなる出来事が層のように折重なり、できあがった現在の渋谷の景観。そして、その上部に構えられている4面のモニターは、多くのものが流れ込み、映り込む仕掛けとしてとてもユニークな存在です。

 

過去の写真を調べていくと、スクランブル交差点として機能し始めるのは割と最近のことで(おそらく高度成長の頃)、誰かがあの場所に×印のゼブラ柄を描いた瞬間から、あの場所は「広場としての機能」と「物語の舞台としての機能」を持ち始めたのだと思いました。

 

あの×印は、まだスクランブル交差点ではなかった頃の記憶、アスファルトの下に眠る記憶も含めて、物語を量産しつづける強度を発揮しているような気がしました。

 

そこに載せる物語は、人間の功罪を含めた遠大な歴史と生物的な衝動。それらを俯瞰して見つづけてきた土地そのものの記憶と表情を描くと面白いのではないかと思いました。それらの物語を一人の女性が宙返りしている寸刻の間に表現しようと試みたのが、今回の作品です。

 

全体で60秒という短い作品であり、しかも定期的に流されるものでさえない作品です。渋谷に訪れた時に偶然に観てしまうという行動様式まで含めた偶発的なイベントのようなものとしてこの作品が認知されると嬉しいです。

 

当初、どこまでの作品になるのかまったく見えないまま思いつくまま絵コンテを描いていましたが、ダビングの際のスタジオには驚くほどの人数が詰めかけていただけました。それだけいろいろな思いを持った方々が作品に携わってくれていたのかと感慨にひたってしまいました(このうちの何割が手弁当なのかは怖くて聞けませんが……)。

 

実際に作品を観ていただけた方には何かザワザワしたものが残せる作品になっていると思います。「トキノ交差」の発展的な展開を皆様に少しでも支えていただけたら幸いです。何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

絵コンテ、原画、レイアウト、原図、背景、仕上げ、CG、撮影、実写、音楽・音響効果。
どれも、かなり細かいところにまで相談しながら手を入れて作り上げていきました。

 


 

■参加メインメンバー

 

●松 宏彰(クリエイティブディレクター=まつ ひろあき)

 

【コメント】

四宮監督をはじめとし、素晴らしい才能が一堂に会したこの作品、たった1分の尺の中に、それぞれのクリエイターたちの、凄まじいほどの、身震いするほどの労力とこだわりが詰まっています。

原画凄まじい!背景ここまで描く?そこまでやる?……制作途上は興奮の連続。そこで私が感じた身震いや感動を、原画展を通じ皆さんにも味わっていただければと思います。

 

【プロフィール】

TV-CMからWeb、アニメなどを幅広く手がけ、カンヌ、NY ONE SHOWなど国内外で数多くの受賞歴を持つ。 2017年、『東京音°C』がショートショートフィルムフェスティバル&アジア TOKYO部門最優秀賞/東京都知事賞。TV東京「〇〇と新どうが」では玉城ティナとコンビを組んだ。TYO SPARK所属。

https://tyo-spark.jp/people/000610/

 

 

●松尾亮一郎(アニメーションプロデューサー=まつお りょういちろう)

 

【コメント】

わずか1分の映像ですが数か月毎日机に向かって、ほぼすべての工程に手を出しながら絵の精度を高めていく…ここまでやるか、と思わせる四宮監督とスタッフの凝縮された絵と想いをたくさんの方々に観てもらえる機会がほしいと思いました。

四宮監督の作品が展覧会になり、渋谷から日本国内、さらには海外へ…と羽ばたいていけるよう応援いただけましたら幸甚です。

 

【プロフィール】

1999年アニメーション制作スタジオ・マッドハウスに入社し、2005年『おとぎ銃士赤ずきん』OVA(荒木哲郎監督)よりプロデューサーを担当。その後、ufotable、MAPPAを経て2016年企画・制作会社CLAPを設立。クラウドファンディングで支援を集め、異例の大ヒットとなった『この世界の片隅に』の制作プロデューサーとして知られる。

 

 

●やね(キャスト)

 

©Diora

 

【プロフィール】

持ち前のヘソとくびれで男性はもちろん、女性からも圧倒的人気を誇るエキゾチック美人モデル。ミスiD2018では各審査員からの賞賛コメントを受けつつ「ミスiD2018」を受賞した。熊本から上京し、活動を本格化。 株式会社Candee所属2017年12月からLive Shop!「ノールールガール」にてレギュラー出演。2018年1月には初の舞台に挑戦。

主な出演:読売テレビ 「秘密のケンミンSHOW」LiveShop! 「ノールールガール」舞台 「戯曲法廷」泉まくら  「パルコでもロイホでもラブホでもいいよ」大東建託  「【DK SELECT】ビンタの理由篇(サブカル系彼女)」ReVision of Sence「いいねパラサイト」。

 

 

●南方研究所(エフェクトデザイン・原画=みなかたけんきゅうじょ)

【プロフィール】

88年生まれ3人によるアニメ制作グループ。茨城を拠点として活躍している。初音ミク10周年を記念した楽曲、ハチ「砂の惑星」がYouTubeにて2,000万再生を記録。アニメーションを軸に・映像・イラスト・シナリオ・MVなどを制作。

主な作品:ハチ・米津玄師「砂の惑星」「恋と病熱」栗山千明 「0」  LiSA「LiVE-NEVER ENDiNG GLORY- OP/ED」「メカクシティアクターズ」一部背景。

http://minaken.net/

 

 

●NETWORKS(音楽=ネットワークス)

 

【コメント】

光栄なことに、今回四宮監督に声をかけてもらって、この『トキノ交差』プロジェクトに参加するに至りました。「わずか1分の映像」といっても、作り手が入魂し得る作業の膨大さや作品の深みには際限がありません。私たちもそんな映像の力に呼応・融合するに足る音楽を表現できたと思っています。私たち含め、色々なクリエイター達が結集し、面白がって作り上げた「この作品」と、この作品にまつわる面白そうな「これから」を、あなたも一緒に面白がってくれるなら嬉しく思います。

 

【プロフィール】

「嬉しい3人組」。キーボード・ギター・ドラムスで構成されるインストゥルメンタルバンド。これまでにアルバム『white sky』『Dynamic Nature』をリリース。

http://networks-jp.asia/​

 

 

●chloma(衣装デザイン=クロマ)

 

【プロフィール】

鈴木淳哉/佐久間麗子による先鋭的なファッションレーベル。 テクノロジーと人、キャラクターと人、インターネットと人との関係を考え、モニターの中の世界とリアルの世界を境なく歩く現代人のための環境と衣服を提案する。ゲーム、アニメ、インターネットなどの 2次元的要素をデザインに落とし込む独特なデザインが特徴。今作でも、実写とアニメを往来する衣装をデザインしている。

http://dl-chloma.com/

 

 

●祭(制作プロダクション=まつり)

 

 

【コメント】

設立以来、ミュージックビデオやライブビデオでは幅広い実績を誇ってきましたが、今回の新作は短編アニメーションです!悠久に流れる歴史を、徐むろに溯源されてみては?

 

【プロフィール】

株式会社 祭(英:MAZRI Inc.)は、エンタテインメントを通じて、ワクワクと心も体も踊り出すような感情を呼び起こすことを目指して制作するプロダクションです。

最近の作品:Short Shorts Film Festival & Asia2017「Cinematic Tokyo部門 優秀賞(東京都知事賞)」受賞!、「東京音℃ /TOKYO ONDO -BEATS AND TEMPERATURES-」、映画「フジコ・ヘミングの時間」2018年6月シネスイッチ銀座ほか全国公開決定!

 

トキノコウサ


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