メイキングレポート第4回は四宮監督からLO(レイアウト)についてコメントをお届けします。

 

 

監督の四宮です。今回はレイアウトについてお話しします。レイアウトは実際にアニメーターさんに動く絵を描いてもらう前に、構図やレイアウトが演出の意図通りになりそうかどうかを事前に確認するために描いてもらうものです。

 

なので原画、動画の一歩手前のラフのようなものだと思ってもらえるわかり易いと思います。

 

 

上に貼ってある画像のレイアウト時の絵です。

 

幕のように突き破られた横断歩道の弾けっぷりが描かれています。何か違うところがあるか発見してみてください。ほとんど同じもののように思えるかもしれませんが、実はキャラクターの手前にかかる膜のはじけ飛んだ破片の形がいろいろ違います。

 

 

こちらは水面にブーツが落ちてくるカットです。

 

レイアウトの段階では細かな泡ぶくの形よりも、画面内にどのように収まるかを検討することが主ですので泡ぶくはレイアウト作業後の原画作業時に描き足されていきます。

 

ちなみにこの2カットは南方研究所担当のシーンです。どちらもコンテの絵を活かしつつ南方らしさの出ているカットだと思いました。上手いですねぇ‥。

 

監督・四宮義俊

公式サイト:http://shinomiya.main.jp/

 

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次回は背景原図についてのレポートです。

 

今回がキャラクターのラフだとすると次回は背景のラフ画…下絵のようなものです。お楽しみに!

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