メイキングレポート第13回は松 宏彰クリエイティブディレクターにコメントいただきました。

 

- - - - - - - - - -

 

こんにちは、松です。

 

「トキノ交差」のベースとなる、「アニメ屏風」というコンセプトと、四宮監督にお声がけしたきっかけについて、少しお話ししたいと思います。

 

 

国内外からたくさんの人々が訪れ、こぞって自撮りしている渋谷スクランブル交差点。今のTOKYOを象徴するこの場所でしか表現できない映像がきっとあるはず・・・・

 

そう考えたとき、頭に浮かんだのが、ちょうど3年前、NHK/AC共同キャンペーン『もったいない、で明日は変わる』という作品でご一緒した四宮義俊さんでした。

 

アニメ作家でありながら、日本画家としての顔を持つ四宮さん。

 

フレームの中で完結する多くの映像とは異なり、日本画で描かれた「屏風」や「襖絵」には、それが置かれた場所自体の世界観をも変えてしまう機能があります。

 

日本画とアニメの感覚を併せ持つ四宮さんなら、あたかも和室に置かれた4面屏風のように、スクランブル交差点という「場」を変容させる映像が作れるに違いない。

 

「アニメ屏風」というコンセプトができたのは、四宮義俊という特異な才能あってのことでした。

 

四宮さんの作家性を存分に発揮していただく前提で共有したコンセプトは、「スクランブル交差点に立ってこの映像を見ている人、その場の現実を巻き込む映像にしたい」「映像を観たあと、いま目の前にある渋谷が、全く違った景色に見える。そんな不思議な体験を作りたいですね」ということ。

 

そしてそれは、たった1分の映像体験の中、あらゆる仕掛けとして活きています。

 

しかも、昼と夜、天気によっても印象が全く変わるんです。

 

 

 

四宮義俊というクリエイター、ちょっと只者ではありません。ぜひ渋谷スクランブル交差点現地で体験してみてください。

 

 

- - - - - - - - - -

メイキングレポート、次回もお楽しみに!

新着情報一覧へ