メイキングレポート第14回は音楽について、四宮監督にコメントいただきました。

 

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監督の四宮です。今回は『トキノ交差』の音楽についてご説明します。

 

『トキノ交差』の音楽のキーワードとして、当初から考えていたキーワードがあります。

 

それは『祝祭感』『疾走感』かつ『ナイーブ』です。

 

大きな時代の流れを表現しているので、大仰な音楽でも大丈夫だと思っていたのですが、あまり大げさになりすぎると実際に現場で観ている鑑賞者としての視点が置き去りになってしまうかもしれないとも思い、楽曲の中にどこかパーソナルな部分も感じられるものになるとよいなと思っていました。

 

「大時代的」であり、「個人的」であるという相反する面を音楽で表現できたら最高だろうと。

 

そんな中NETWORKSさんに音楽を担当してもらえることになりました。

 

NETWORKS "SIZQ"

 

NETWORKSさんはライブ活動なども精力的にされていて、野外で行っているライブ映像などを見させていただくとまさに『祝祭感』を感じさせられるものでした。ただその中にはどこかセンシティブな印象があり、今回の作品にはピッタリかもしれないと思いました。

 

NETWORKSさんの音は初めに聞かせていただいた時は電子音だとばかり思っていたのですが、実際レコーデイングに立ち会わせていただいた時に全て生音だと知って驚きました。

 

本当なら音楽が出来上がってから映像を当てたいところでしたが、スケジュール上さすがにそういうわけにもいかず、Vコンテなどを参考に映像に音楽を当ててもらうことになりました。

 

そういった場合、どうしても音楽が映像を後追いしてるような状態になりがちですが、実際、作っていただいた楽曲を映像に当ててみると映像の節々に音が当たっていて見事に映像を引っ張ってもらっていて感動してしまいました。

 

実はNETWORKSさんとのおつきあいは今回が初めてではなく、四宮が以前制作したアニメに楽曲をお借りしたことがありました。

 

「PFF2014 劇場用先付け映像(招待作品部門)」

 

当時は面識もありませんでしたが、なんとなくいつまでも耳に残っていてまたいつかご一緒したいなと思っていたのが今回実現しました。

 

ぜひ本編の方でも、音楽を聞いてみてくださいね。

 

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メイキングレポート、次回もお楽しみに!

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