東日本大震災からの復興の一環として、復興誌『青空があるじゃないか』製作のためのプロジェクトを、クラウドファンディンによって立ち上げたところ、予定期間の約半分の26日間で目標を達成することができました。正直言って驚いています。とにもかくにも、ご支援いただきましたみなさまのおかげです。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

田舎寺の住職には、クラウドファンディンの活用などは、縁のないものと思っていました。私の周りでも、支援の仕方が分からないという問い合わせが、何人からもありました。みなさん馴染みがないのです。

 

それなのに、思いがけずこのように短期間で結果が出たことに、感動すら覚えます。世の中は私が思うより、ずっと進んでいる、と。ご支援者の中には、徳泉寺や私に縁のある方もいらっしゃいますが、そうでない方もたくさんお見受けいたします。ただただ、有り難い限りです。

 

今回のプロジェクトは、「はがき一文字写経」による寺の復興に、ご支援ご協力をいただいた方々に恩返しをしたいというのが始まりです。本堂が流されるような災害に遭おうとも、宗教的施設は、「政教分離」の原則により、公的支援は受けられません。また、ほぼ全檀家さんが家や屋敷を失った徳泉寺では、寺の再建に檀家さんに負担を強いることはできませんでした。

 

そのような中で、奇跡の本尊「一心本尊」さまのご加護もあり、全国のみなさまから寄せられた「はがき一文字写経」により、再建に向かうことができました。その恩返しとして、みなさまの一文字一文字の功徳により、確かに本堂が再建できましたと報告することだと考えました。

 

 

そして、震災からの寺の復興のひとつの姿として、更に多くの方に知っていただき、また後世にも伝えていきたいという願いもあります。

 

今回のプロジェクトの当初の計画として、復興誌製作費分の150万円をみなさまに支えていただきたいと考えておりました。多くの方のご支援のおかげにより、目標を達成することができました。ご満足いただける復興誌になるよう今後編集作業等を進めてまいります。

 

そしてプロジェクト期間があと1カ月余りございます。2000人を超える方への復興誌送料経費を含め、実際は225万円必要ですが、残り期間を考慮し、200万円を新たな目標額に設定いたしました。

 

全国のご縁の方に復興誌を手にしていただき、みなさんと共に「復興のその先」を歩みたいと願っております。更なる想いを込めて、今しばらく、このプロジェクトをお見守りくださいますようお願い申し上げます。


合掌

 

本堂・客殿の骨組みが完成し、上棟式を。 (5月18日)

 

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