東京ビエンナーレ2023｜市民でつくる、より開かれた国際芸術祭

東京ビエンナーレ2023の無料開催を目指すクラウドファンディングも残り6日。
ご支援呼びかけもラストスパートとなるなか、新たな応援メッセージをいただきました。

今回応援メッセージをお寄せくださったのは、海老原義也さん（海老原商店を活かす会代表）です！　海老原さんは、神田で1928年に竣工した貴重な看板建築「海老原商店」のオーナー。この建物を粋な文化が息づく場として活かし続けたいとの思いから、ここではアート展示やダンス・音楽公演なども実現しています。東京ビエンナーレ2023ではこの海老原商店を舞台に、アーティストの西尾美也らによるリンケージ（プロジェクト）「パブローブ：100年分の服」が展開します。

海老原義也（海老原商店を活かす会代表）
 

かつて神田には関東大震災後に建てられた個人商店が並んでいました。その多くは戦争とバブルで姿を消し、残った建物も昨今の再開発により減り続けています。

そんな中で海老原商店は、前回の「東京ビエンナーレ2020/2021」において西尾美也さんのアートプロジェクト「着がえる家」を開催し、今回の「東京ビエンナーレ2023」でも西尾さんたちの「パブローブ：100年分の服」を開催する幸運に恵まれ、その会場となります。

「パブローブ：100年分の服」は、築95年の海老原商店を会場として関東大震災以降の服を集めたワードローブを作り、100年分の時間と生活文化をこれからの東京につなげていくプロジェクトです。

東京の小さな木造二階家に世界中から人が来てくれるなんて、竣工時に想像できたでしょうか。東京ビエンナーレ2023でみなさまにお会いできることを楽しみにしています。

海老原さん、力強いメッセージをありがとうございます！
「パブローブ：100年分の服」にご興味をもっていただけた方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

アーティストや関係者のみならず、ご協力者や参加者の皆さまの想いを胸に、より豊かで開かれた芸術祭開催を目指し、現在ネクストゴールに挑戦しています。ご賛同いただける方においては、多様なリターンからお好みのコースによるご支援・応援をぜひともよろしくお願いいたします。