応援メッセージ：関 晶比古さん

医療法人財団・厚生協会の関晶比古です。特定医療法人社団研精会・東京さつきホスピタルさんの「ハチゴー―プロジェクト」を応援します。

私共の厚生協会は精神科病院2カ所、精神科診療所6か所等を運営しておりますが、東京さつきホスピタルさんとは遥か創業時からのご厚誼をいただいております。その東京さつきホスピタルさんが近年注力されておられる分野のひとつが発達・思春期分野であり、「様々な悩み事や困りごとを抱えた子供たちの成長をサポート」をされておられます。

私共の厚生協会においても、東邦大学医学部精神神経医学講座と共同して、思春期の方の「心の問題」の早期発見・早期介入・早期治療への導き・相談を受け止める場として、国の厚労科研事業費と足立区の委託を受けて、北千住駅近に「あだち若年者サポートテラスSODA」を開設しております。

精神疾患の75%は25歳以前に発症するとされており、その主な対象は思春期から青年期の若年層と言われておりますが、そうした若年者が精神科を訪れるには心理的なハードルがあり、若年者が気軽にアクセスできる環境や雰囲気が求められていると私も痛感しておりました。

そこで今回の「ハチゴ―プロジェクト」は、まさに若い方々が東京さつきホスピタルさんに繋がる一つの環境整備と言えましょう。そうした意味で、このプロジェクトは表面的な見栄えの問題ではなく、地域の児童や思春期の心の問題へのアプローチとして極めて重要な意味があると愚考しますので、多くの皆様のご理解とご支援を、私からも心からお願い申し上げます。