北海道演劇集団理事長 鹿野能準さんからの応援メッセージ

【応援メッセージ】
1963年に結成された北海道内の劇団ネットワーク、北海道演劇集団の理事長鹿野能準さん(劇団みずなら)よりメッセージが届いておりますのでご紹介致します。
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　いつお会いしてもアクティブで、前向き、そして心から演劇活動を楽しんでいるC.A.Wの皆さんが、生のステージ「苫小牧演劇堂」を作ろうというこの取り組み、お聞きして本当に楽しみにしています。
　このコロナ禍の中、様々な文化活動が「不要不急」とされ、多くの表現者の活動の場所が失われ、これを支える全国のスタッフやホールにとって「存亡の危機」と言えるほど危機的な状態となっています。そのような今だけに、小さいながらも新たな「劇場」を自分たちの手でつくるこの取り組みは、なおさら貴重なものです。
　劇場は、「発表の場」というだけでなく、人と人が出会い、つながる場。そしてSNSやYouTubeにはない、「生」の感動の場です。この新たな「演劇堂」がきっと苫小牧にとって、また北海道にとって貴重な文化の発信地になることと思います。
　不安な日々のその先を見据え、希望に向かって進むC.A.Wの皆さんを心から応援いたします。

　　　　　　　　　北海道演劇集団
　　　　　　　　　理事長　鹿野　能準