プロジェクト終了のご報告
今回のプロジェクトにご支援を頂戴いたしました皆さまへ
2月8日より始まりました、当山の「ともいき堂」プロジェクトへのご支援を日本全国、多くの皆さまから頂戴致しまして、当初の目標の150万円を達成いたし、当プロジェクトは成立致しました。その後も、ネクストゴールの300万円に向けて、呼びかけをしたところ、多くの皆さまからのご支援を賜りましたこと、誠にありがとうございました。
今回のプロジェクトは最終的に「3,045,000円」がクラウドファンディングを通じて集められました。ともいき堂の今後の役割への皆さまのご共感、ご期待の現れと感謝するとともに、その責任の意を強くしております。
ともいき堂の工事もあとは看板設置を残すだけとなり、以下のように新しいお堂として、地域の終活センターとしての機能を持たせた場として、完成することが出来ました。
また、ともいき堂の完成記念と同時期に開催しております「おてら終活 花まつり」も明日に最終日を迎え、多くの皆さまがプログラムに参加していただきますとともに、ともいき堂のご見学をしてくださっております。(写真の様子は3月27日の「おてら終活 花まつり」オープニングの釈徹宗先生講演の様子)
今回の建築費は16坪のお堂に地下の納骨廟を敷設することで、工事金額は1500万円を予定しておりましたが、幾つかの工事で補修費が必要になったり、部材調達が難しい部分などもあり、予定を若干オーバーしましたが、元々の工事予定金額の1500万円の2割である300万円を、この改装工事へ全額使用させて頂きます。市民の皆さまからご支援頂き、開創致しました「ともいき堂」を今後、様々な活用方法で社会に開いていくことを企画しております。
また、皆さまにお約束しているリターンについては、5月末頃を予定に準備をしておりますため、少々お時間を頂戴いたします。楽しみにお待ちくださいませ。
また、Readyforでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、我々の活動や展望はこれから始まります。引き続き、皆さまからご支援や応援を頂きながら、社会に開かれた「おてらの終活プロジェクト」の拠点として精進してまいります。日本のすべての地域において、多死と孤立化が進む中、お寺の地域再生のモデルとして、また生と死をつなぐコミュニティ・デザインのチャレンジとして、他地域・他宗派の寺院の皆さまや終活事業者の方々との連携をしながら、様々な活動に取り組んでまいる所存です。今後とも、我々のプロジェクトの「道程」にご一緒に参加頂き、応援いただければ幸いです。
浄土宗 大蓮寺 塔頭寺院 應典院
住職 秋田光彦 スタッフ一同